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虫師 3 (アフタヌーンKC) みんなのレビュー
コミック 第7回文化庁メディア芸術祭 受賞作品
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電子書籍
蟲師ギンコ
2023/04/30 13:24
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
5話目のギンコが蟲師となった話。ヨキと母との時間を思うと哀しい。
化野先生の出てくる話が好きで「硯に棲む白」もよかった。ギンコがいつもより雑な感じがいい。
電子書籍
時代
2020/01/17 16:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
病。自然現象。
いにしえの偉人たち、または、文明が次々と解明していく現代。
病の本当の原因は今でも蟲なのでは?w。
電子書籍
蟲
2020/01/14 03:29
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投稿者:mike - この投稿者のレビュー一覧を見る
錆の鳴く聲と重い実、硯に棲む白に出て来る蟲は病気みたいで印象的でした。眇の魚は最後に少し驚きがありました。
電子書籍
ギンコがどうやって誕生したかがわかる
2015/12/14 20:00
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投稿者:しらたま - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻目にしてギンコの昔ばなしが…
ギンコはこうやって誕生したのか…
続きが気になる。
紙の本
想像力の物語
2003/01/08 05:00
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投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
要するに、人間の脳の機能というか、理解力の許容量は、見聞した内容を丸呑みできるほどには性能が良いものではないわけで、理解をこえる、あるいは、記憶しきれない(こともないのだが、記憶はしていても、随時効率的に圧縮していかなくては、日常的に「思い出す」という行為がなせない。データ量が膨大すぎて)事物に対しては、概要をシンボライズ・ないしは、記号化して理解・受容する能力が生来的に備わっている。我々が日常に使用している「言語」などは、そうした「共有された記号体系」の、代表的なものだろう。
神話・妖怪・怪異譚・フィクション……まあ、どのように分類してもいいんだが……などは、そうした「人間の理解力」という機能に多く依っている。あるいは、こう言い換えた方が通りがいいか。
「人智の及ばない事物を無理に理解しようとするところにあらわれる推論」を、我々は「想像力」と呼ぶ、と。
この「蟲師」という連作短編集に納められている作品には、
1.不可解(=超自然的)な現象が某所で起こる、
2.「蟲師」のギンコ登場(呼ばれることもあれば、たまさか通りかかるときもあり)
3.「1.」の現象がしかじかの「蟲」の仕業であると判明する。(その「蟲」の生態についての薀蓄)
4.余韻を残す結末。
という、共通した構造を有する。若干のイレギュラーはあるものの、「1.」から「4.」の課程はそれぞれ「起承転結」 に対応する。「1.」の部分は一種の怪異たんの様相を呈し、「3.」の部分は民俗学や生物学の読み物を読んでいるような感触がある。作者自身は「鎖国を続けたままの日本」のような、と語る物語の舞台は、山とか海とか島とか、人々が自然の環境のなかにすがるようにして生息している場所がほとんどで、たまに都市部(らしき場所)が登場することはあっても、そこに大きな比重が置かれることはない。
いろいろな読み方が可能な作品だと思うなのだが、ここでは、「口承」や「自然」など、「我々が喪失した原風景・心情風景」をマンガという視覚的要素の比重が大きい表現媒体の特性を駆使して描こうとした作品、という読み方を提示してみよう。
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