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有事法制の真相・・・発令される日は実際にやってくるのだろうか?
この本を読む限りでは、日本はパニックになりそう。
その時は農家をしている友人の処にお世話になろうと思う。
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日本の有事法制問題について詳しく書かれており、内容自体はとても勉強になります。是非一度読んで欲しいです。
ただ回りくどい文体で書かれているので読んでいて疲れます。もっと簡単な言葉でストレートに書けば半分くらいのページ数で終わるんじゃないかな。もう少し読み手に分かりやすく書いて欲しいと思います。
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[ 内容 ]
「有事法制」とは、何よりも「自衛隊の自由」を優先させる法律だった。
日本はどこまで米国に従うのか。
国民は守られるのか。
シミュレーションを交え問題の核心に迫る。
[ 目次 ]
序章 「有事法制」は成立した
第1章 「有事法制」の歩み
第2章 戦争のルール
第3章 「有事法制」審議を読み解く
第4章 日本国憲法と「イラク派兵」
終章 シミュレーション「有事法制、発動す」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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有事法制が産まれる過程が描かれている本。
背景はよく分かり、抱えている問題も良く描かれている。
最後に「シミュレーション」として、他国がせめてきたとにどのように有事法制が働くかということが描かれているのだが、ここはもう少しわかりやすい文章にして欲しかった。
他国がせめてきた。とあるだけで「どこにどの規模でせめてきたか」という表現がないため、シミュレーションが非常に薄っぺらく感じる。
もっとも、著者が強調したかったのは「有事法制が中途半端なために混乱が各地で起きる」ことであって、敵国がどこにどの規模でせめてくることではないから良しとも言えるのだが…。
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現行の事態対処法制に反対の立場から書かれた本。
有意義な議論も一部にあるものの、現在では解消された問題(国民保護法制、テロや武装工作員対処のための法制の不存在など。現在は国民保護法制定や治安出動権限の強化などがなされている)等への批判に紙幅や論点が多く割かれているのが難点か。
安保に関する典型的な左派的主張ではあるものの、その中では比較的冷静な筆の進め方をしている。しかし、例えば有事法制シミュレーションも、法律上できない内容があったりと、全体的に内容が粗くもある。
有事法制を批判的に扱った手頃な新書では、岩波新書の「有事法制批判」があるが、本書は有事法制反対派のなかでも穏健な部類の主張で、反対の立場から見た有事法制という点では参考になる部分もあった。