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4TEENが50点、蛇にピアスも50点、GOTHが60点、蹴りたい背中と阿修羅ガールは70点……と、辛口寸評が手厳しい。テルちゃんもツモ爺も萌えキャラになっちゃうし、直木賞を駄目駄目貶すし、賞の「えらい」「えらくない」を飾らずに言っちゃうし、もうとんでもないけど、文学について楽しそうに喋ってるのが面白いです。
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こういうの大好きなもんで。何かいろいろ知らなかったことが多くて、「へえー」「ほおー」な本。でも、やっぱり、本の好みは人それぞれだな、と思う。批評家が絶賛するから面白いかといえば自分にとってはそうでもないことは多々。その反対もしかり。でも、読んでみたいものも多かった。
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小説好きによる小説賞暴露本。著名な著者について言いたい放題、笑えます。とりあえず読む本を探していたらこれ。
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文学賞トリビア(笑)。へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜!!
直木賞と芥川賞が詰まらない理由がやっと分かりました!(笑) 成程ね(いや…面白いのも沢山ありますけど!)。でも私はあれとかそれとかおもんなかっ……げふげふ。
今年はいい感じでしたね!『グランドフィナーレ』のあの慣れた会見とか(笑。なんで芥川賞とか直木賞の作家って普通メディア露出するときあんなに無口なんだろ。相撲とりじゃねんだから。カットされてんのかな)。批評って素直に受けるべきもんだと思うけど、こういう裏舞台みると笑っちゃうな。せめて本読んで批評しようぜ☆ メディアも受賞者だけじゃなくてその批評も公開するべきだわね。絶対面白いと思うんですけどね。
私的にはROUND13「地方賞で文学賞甲子園!」に賛成!(笑)純粋に興味あるなあこれ。陪審員制度にも笑った。というか地方賞ってこんなにあるんだ…。すげぇな。みなさん応募するなら今ですよ!!(笑)
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内容:タイトル通り、いろんな文学賞について語る対談集。
感想:面白い。ミステリとかは読まないからわかんないけど、芥川賞話、特に宮本輝についての話は最高。ところで豊崎由美って男?女?
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言いたいことを言いまくる痛快な文学賞批評!読んだ本がじゃなくても、その文学賞を知らなくてもおもしろい。著者2人の遠慮のなさと丁寧な注釈でぐんぐん読み切った!
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読書好きなら、絶対楽しめる一冊。
「芥川賞」「直木賞」は、文藝春秋の売り上げが落ちる月に売り上げを伸ばす策として設けられた、とか、「へぇ〜」の連続です。
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舞城王太郎 煙か土か食い物 阿修羅ガール
四日間の奇跡 浅倉卓弥
逃亡作法 東山彰良
鉄塔 武蔵野線 銀林みのる
島田雅彦 彗星の住人、美しい魂、エトロフの恋
姉飼 遠藤 徹
太陽の塔 森見登美彦
野尻抱介 太陽の簒奪者
古川 日出男 アラビアの夜の種族 SF
ハルビンカフェ 打海文三
堀江敏幸
イギリス ブッカー賞 フランス ゴンクール賞
小川勝己 葬列
垣根涼介 ワイルドソウル
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業界騒然!読書家待望! 小説が100倍楽しくなる痛快文学賞ガイド
文学賞ってなによ? 芥川賞・直木賞から、話題のホラー小説大賞、メフィスト賞、
ファンタジーノベル大賞まで、50を越える国内小説賞について、稀代の読書家大森望
・豊崎由美の二人がアンタッチャブル徹底討論!
WEBマガジン「エキサイトブックス」で一大センセーションを巻き起こした掟破りの言いたい
放題がさらにパワーアップ。 最新受賞作全採点「文学賞の値うち」付き。
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文学賞を受賞した作品を読みたくなる気持ち半分、まぁいっか、と思う気持ち半分。
大きな賞ほど読みたくないと思うのは、私のやっかみか、質の低下か。
2007.02.11-19
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業界騒然!読書家待望! 小説が100倍楽しくなる痛快文学賞ガイド
文学賞ってなによ? 芥川賞・直木賞から、話題のホラー小説大賞、メフィスト賞、ファンタジーノベル大賞まで、50を越える国内小説賞について、稀代の読書家大森望・豊崎由美の二人がアンタッチャブル徹底討論!
WEBマガジン「エキサイトブックス」で一大センセーションを巻き起こした掟破りの言いたい放題がさらにパワーアップ。
最新受賞作全採点「文学賞の値うち」付き。
読む前に、読むべし!
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一言で表すとしたら、『読書ガイド』かな?
単純に、参考になる。これ一冊あれば
何も悩まず読書家への王道を歩めますね。
自分にはどんなジャンルが合うのかが、
モヤっとしてよく分からない。
たくさんの書籍の中でも当たり!って
確立が高い作品が読みたい。失敗はしたくない。
そんなの平気♪平気♪ この本読んで。
本書の購入を決めたこと、大正解!になるわ。
読みながら、中断に中断を繰り返した。
これも。わぁこれも。これも、これも、これも、
これも、これも、これも、これも・・・・・
「購入」希望リスト、満載です。削除が難しい(笑)
それに、ダメ!って
二人から批判された作家や作品に対しても
読んでみた〜い♪って好奇心が。 それはもう
どうにも押さえきれなくなっちゃって。
×印付でリストアップしたわ。
リスト、もちろん全部購入なんて出来ないけど
徐々に読んでいくわ!
本書Part2(リターンズ)&第三弾も買おう!っと。
内容は、簡単に言うと、
翻訳家として大活躍されている大森望さんと
書評家で超有名な豊崎由美さんの対談集です。
お二人がまるで漫才のような語り口で、
他を一切無視した必殺談義を繰り広げています。
注目は、多数の方々が賛辞を送っている へへ;
「ROUND4 選考委員と選評を斬る!」。
選考員をどうにかしろ!ってね、
大御所の選考委員をバッサバッサ斬りまくっています。
〜抱腹絶倒〜
では、一例をば♪
ROUND1から!
芥川賞の行方を左右している選考委員・テルちゃん
(宮本輝氏)!に対して。
豊崎さん
「ここまでわかりやすくすりゃあ、いくらなんでも
宮本輝でも読めるだろうみたいな。
とにかく今、芥川賞の行方を左右してるのは宮本輝なんですよ。
とりあえず、テルちゃんに読ませなきゃいけないわけ。
テルちゃんでもわかる日本語、テルちゃんでもわかる物語、
それが芥川賞への近道(笑)。」
芥川賞狙ってらっしゃる方、相手はテルちゃん♪
だそうですよ。ハハハ
更には・・・話題のROUND4☆でも
「テルちゃんさあ、多分世界文学とか読んでないもん。
このひと、いわゆる新しい小説なんてものを絶対読まない
ひとだからさあ、なんで芥川賞の選考委員をやってるのか
わからない。直木に回れよ、直木にっ。
笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』(1994年第111回)の時、
テルちゃん“何が悲しくて私はこんな小説を読まされなくては
ならないのか”って名言を吐いたんですけど、そんなもん、
笙野頼子からすれば、何が悲しくてこんなバカに
小説読まれなきゃいけないのかってことですよね(笑)。」
あっぱれ。
とまぁ、面白尽くしの『文学賞メッタ斬り!』
今更ですが… 如何ですか?
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非常に面白いだけでない、非常に勉強になります。
こんな風に語れるくらい、自分も読書量を積み上げていきたいです。
メフィスト賞が思いのほか高評価でおどろき。
この本をきっかけに、読みたいと思う作家や気になる文学賞が増えました!
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興味があるところだけじゃなくて、あえて注釈まで読んでみて、改めてうちは読書の幅が狭いなー・・と実感した。まずファンタジーに関するところはサッパリやし、海外文学も全くわかんないし、たくさん並ぶ作家の名前も、知らない人が多かった。二人が凄い顔ぶれだと驚いていても、うちはその顔ぶれの凄さがわからない・・ということが多々。悔しい!もっといっぱい読もう!とりあえず、宮本輝と、渡辺淳一に関することにはかなり笑った。山田詠美も面白いしなー。うちもこれから選評まで読もう!!もっといろんな賞に目を向けてみようとか、ミステリーには狭義と広義があったのかとか、角川春樹はこんなに凄い人だったのかとか。・・・みたいに、かなり勉強となったし、さらに本が好きになった。うちも、直木賞と芥川賞には常々不満が溜まっていたんで、スッキリです。文芸春秋の陰謀ってのも、わかるといろいろ納得です。それにしても、舞城王太郎と綿矢りさ大絶賛ですね。まぁうちも嫌いじゃないですけど、そうか、そんなに凄いのか・・・。
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エキサイトブックスに載ってた時から読んでいた対談が、グレードアップ(=取り扱い量の増加)して復活。
てか斬り過ぎじゃないですかトヨザキ社長。
刀に脂がまつわりついて大変なんじゃないですか社長。
「誰か、オレの口を縫ってくれえ」と言うお言葉には心の底から同感致す次第。
いくら書評界の狂犬(失礼)とは言え暴れん坊すぎだよ。
しかしわたくし、必ずしもお二方と本の趣味が合ってはいないような。
ファンタジーノベル大賞にも基本的には心惹かれるのだが、宇月原晴明のデビュー作もそんなに評価できなかったもので。(元ネタの『ヘリオガバルス』byアルトーを読んでたせいかもしれませんが。)
あと、やはり装飾過剰な文体には辟易するトシになりました。苦笑。
三島由紀夫、シンプルだよ〜?(←や、愛好家ってわけじゃないのだが。)