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手塚先生の文庫本。マンガの描き方も書いてあるけど、イラストとか心意気とかも書いてあったり。現在のようなマンガとは違うので、本格的に真似ることは難しいかも。
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初見:22歳
僕は絵がへたくそだが、これで絵が上手になった。
てな感じではまったく読めない。手塚さんがどのようなことに気をつけて、どのようにして漫画を書いていたのかを知ることの出来る一冊。特にストーリーを語っているところは必見、苦悩のあとをうかがい知ることが出来る。
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値段といい内容といい素晴らしいマンガ入門書。マンガをどう描いていいのか分からない時、描きたいけど描けない時に読むと心強い味方になってくれます。
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▼ 100文字感想 ▼
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漫画と広告の共通点はないかと読んでみたが、か
なりあるものです。あの手塚治虫でも努力を惜し
まないという事実、ストーリーのひねり出し方や、
モノをつくる発想法など、企画や制作の人はぜひ。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■「省略」「誇張」「変形」この三つは、幼児
画の特徴で、漫画のすべての要素なのだ
■漫画のなにがおもしろいかって、あのしたた
かなウソ、ホラ、デタラメ、支離滅裂、荒唐
無稽さに出会ったときの楽しさったらない
■不満というのは、世間や他人や政治やあるい
は自分自身への不平がふつうなのだ。それら
には「こうなればいいのに」という自分の希
望がくっついている。漫画はそれを描くので
すよ
■漫画を描くということはものを描き写す作業
ではなく、自分の頭の中に浮かんだイメージ
を描くのだということである
■人物にアクセントの強い特徴をひとつかふた
つ持たせてしまう。すると、それがひとつの
シルシとなってどんなに小さく描かれても、
その人物だとわかる
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『物語を書く』ということ。
それを書いている。紙とペンだけでは書けない。きちんと繋ぎとめる、ということ。手塚治虫さんの『漫画とはどうやって描くのか』という本。
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温かい本。漫画愛に満ちた本。
さらっと一日で読めた。内容の幅がよくこの薄さで(しかも先生の挿絵つき!)収まったな。
読者にこびている(出版社のせい?)漫画、連載を長く休止する漫画、ヒットしても次の作品まで続かない漫画家さん・・・漫画家さん・卵さんにはぜひ携えて欲しいと思う本。
@
先生は、専門的な画風を描く漫画家の絵をみて、自分は絵を学んでいなかったことを気にかけていたそう。
今の漫画界に影響を与えた方でも、自分と同じような悩みを抱えたのだな、と思った。
わたしは、ポップでありもしないおもしろおかしい人間(絵)と一本のテーマをあらゆる漫画で伝えようとする、手塚先生が好きです。凄腕変人だけど人間臭い『ブラック・ジャック』大好きです
おこがましいけれど、「わたしのマンガ読んでください」と純粋に思った。夢中でマンガを描きなぐっていた幼少の頃は、まさに手塚先生のおっしゃったことと同じ。
本当に漫画への愛が温かかった。もっと描き殴って良いんだ、と改心させていただきました。
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ただ漫画が好きだ、という気持ちだけでたくさんの漫画を書き続けた手塚先生。本書にこんな箇所があった。
(引用)だが、プロとして出発するには、際立った個性が必要となる。この、個性というものがどんなしろものなのか、描いている本人にはぜったいわからないのであって、これを掘り出すのは第三者だ。だから、自己満足に陥って、自信過剰のままマスコミ界へとびこむと、袋だたきにあって、都落ちとなる。(引用おわり)
「ぜったいにわからないのであって」というところが、ぼくには力んだ声で聞こえた。つまり、先生にもそれはわからなかった。もしくは知らんぷりして、まっくらな道(未知!)をただ「マンガが好きだ」という気持ちだけでもって、進んだんじゃないだろうか。
そんな先生が、漫画ではこんなこともあんなこともできる、こんなにも面白い!と煽ってくる。ぼくたちに教える振りをしながら、漫画の可能性を改めて探っているのではないかとすら思える本書はともすると押し付けがましいくらいだけれど、その熱意が少しでも感染すれば描き切れなかった物語にエンドマークがつくかもしれない。
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「マンガの天才」「マンガの神」などと呼ばれた手塚治虫自らが書いたと言われるこれから漫画家になる、なっている人のための指南書
とはいっても、極力初心者向けに書かれているため、マンガを描いたことがない人にも優しい感じで書かれている
他にもマンガだけではなく、創作全般に関することも書いており、非常にためになる一冊である
結構手取り足取りなので、全く心配、わからないなどなく読めます
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親と同居していた頃、押し入れから出てきた本。親が昔漫画家を目指していた頃に読んでいたらしい。核心をさらりと突く1冊。
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手塚治虫の本。
マンガの描き方の本であるが、
図解というところにも関係する部分がある。
マンガは「省略」「誇張」「変形」により描くというが、
図解にも「省略」「誇張」は参考になると思われる。
つい図解という時にも情報を増やしがちだが、
どれを捨てるのか、どの情報を誇張するのかを意識することで、
図解力が高まるのではないかと思った。(うす)
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非常にストレートなタイトルであるが、著者の名前をみればただの漫画入門書でないことはわかるだろう。そしてその期待は裏切られない。漫画の神様の視点から語られた漫画哲学はもちろん、人間観察、社会風刺などについての内容も散見できる。そして特筆すべきは、赤塚不二夫さんや石ノ森章太郎さんなどの先輩後輩同輩同業者への評価。それぞれの技法と絡めての記述なので非常におもしろい。さらに各手塚作品の誕生エピソードなどもあり。もちろん漫画入門書定番の内容も充実しているので実践的。手塚ファンにはバイブルといえるし、漫画を嗜んでいる人には参考書といえるし、それ以外の人にとっても読み物として楽しめる。
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読書録「マンガの描き方」5
著者 手塚治虫
出版 光文社
P38より引用
“だから、もし、あなたがまかりまちがって
プロ漫画家になろうなんて気を起こした場合
には、作家なんて連中ともつきあわず、編集
部へ持ち込みなんかもせず、ただ、ひたすら
たくさんの量を描くことだ。”
目次から抜粋引用
“絵をつくる
案をつくる
漫画をつくる”
漫画の神様による、漫画の描き方のコツを
まとめた一冊。
落書きから始まり物語の作り方まで、どれ
ほど時代が変わって
も通用するであろう手法が記されています。
上記の引用は、漫画で生きていこうとして
いる人に対するアドバイスを記した項での一
文。まず何よりも量をこなせるかどうかが、
分かれ道となるようです。量をこなしている
うちに、質も良くなるといいますし。
顔の表情を、目や鼻などの部品のパターで
作るという方法は、今もよく使われています
ね。SNSのアバターや某有名ゲームメー
カーの自分に似せたキャラクターの作成もこ
の方法なんだろうなぁと思います。
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マンガの神様、手塚治虫が1からマンガの描き方を教えてくれます。漫画家を目指す人に向けてではなく、日常でちょっとマンガ=イラストを描きたい人に向けています。「子どもに描いてあげたらすごく喜ぶよ」という優しいまなざしが素敵です。
当たり前ですが、綿密に計算されて描かれているんだということが分かって、その熱を感じられてグッときました。
マンガを描く予定がなくてもマンガが好きなら読んで損はないだろうと思います。
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これだったかな?
手塚先生の著書をボロボロになるまで読みました。
子供の頃はピアニストと漫画家の兼業をやりたいと思ってましたが見事に両方とも挫折しました。