紙の本
天使編と解説に星5つ
2006/01/09 23:13
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ秋田書店から刊行されている「豪華版」23巻と同内容の文庫版です。石ノ森の絵を楽しみたい方には「豪華版」の方がいいかもしれませんが、収録されている作品の解説や秋田書店版の『009』の成立背景などを知りたい方にはこの文庫版の解説が重宝します。それに、石ノ森の息子さんである小野寺丈氏の解説も載っています。
23巻に収められているのは、未完である「天使編」と「ロマンノヴェルズ編」という小説版です。詳細は巻末の解説に譲りますが、「天使編」はともかく、小説版はまったく取って付けたようなものです。実際に書いているのも石ノ森自身ではありませんし。
実は私は小説版のオリジナルを持っています。ちょうど映画『超銀河伝説』公開の頃に刊行されたものだったと思いますが、収録されている石ノ森のカラー・イラストのためだけに買ったようなものでした。この文庫版では、そのイラストもカラーではありませんので、文庫版を買い揃えたい方にだけお勧めです。
でも、何回読んでも「天使編」は良いです。009達も一番アダルトだった頃で、初期や70年代後半に復活して以降とも違う雰囲気の彼らが楽しめますし、何と言っても未完なので、いろいろと想像力を働かせることができる作品だと思います。
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004が好きです
一度は読んでみるといいと思う
私はどっちかつーと後期の方が好きですが話が難しくなりすぎている気もするので前期のお子様向けも捨てがたいていうか全般的に大好き
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004の過去が可哀想。内容は難しめだけど、これは読むべきだと思う。世界の問題について考えさせられる。
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やっと10巻まで読みましたが…ちなみに文庫版10巻は「地下帝国ヨミ編」ですが…本当に名作で004のカッコよさにやられまくりでした…あー大好きだよアルベルト…彼がビーナに向かって「俺は人間じゃない」と言うシーンが本当に泣けてしまって大変でした。ジョーはどっから見てもプレイボーイだけど、実は一番手堅く女心を掴んでるのはアルだよね…萌える。
あとピュンマは本当にいい子だなーと思います。朝起きたら全身が鱗になっていた、とか悪夢以外のなにものでもないのに、よくグレずにいられるよね!私だったら博士殺してるよ。
しかしこの秋田文庫版はなぜ一話が5巻に収録されているのか編集者に小一時間ほど問い詰めたいです。
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巨匠石ノ森章太郎先生の名作です。
009には人間への愛がたくさんつまってると思います。たくさん良いエピソードがありますが、中でもヨミ編のラストは本当に泣けました…。
「世界に戦争がなくなりますように。世界中のひとがみんななかよく平和にくらせますようにって…いのったわ。」
サイボーグ戦士たちは平和のために闘い続けます…。
個人的にものすごく思い入れ深くて大好きな作品です!
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石ノ森作品の代表作で一番好きな作品。
子供のころよく「サイボーグ009ごっこ」と称して遊んでいたもんである。
私は走るのが早かったのでもちろん009役だった。しかし、昔も今もなってみたいキャラクターは変身能力を持つ007こと英国人の“グレート・ブリテン”で好きなキャラクターは索敵能力を持つ003こと仏人の“フランソワーズ・アルヌール”だ。
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今の私は個人的な『第2期009ブーム』に巻き込まれています。ちなみに第一期は中学2年の頃でした。ちょうど平成版009が放映されていた時期です。その頃はお金がなかったので図書館に置いてあった秋田書店の豪華版を借りて読んでいました。
で、大学生になって自由にできるお金が増えたこともあり、全巻揃えちゃいました。
『ロマンノヴェルズ編』は突っ込みどころ満載です。