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理系の人。宇宙が好きな人。SF好きにおすすめ!生命が、地球外にいるとして、どんな環境で生きているかなどが書かれていて、地球外生命体へのロマンを掻き立てられる。
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宇宙生物学(アストロバイオロジー)について書かれた読み物。
地球辺境生物的な論理をそのまま地球外生物に持っていくという、まさにアストロバイオロジーなお話。
サイエンスに間違った部分もない(と感じた)し、読み易い。
こういう本が出ることで分野が発展するのは良いことだと思う。
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地球上の過酷な環境で生きる生命、例えば太陽光の届かない深海に生きる「チューブワーム」や、超高温で生きる微生物などを根拠に、木星の第二衛星、エウロパにも生命が存在するんじゃないか?いや、存在するよ!と突き進んでいく本です。こういう、結果ありきで進める科学本はがっかり系が多いんですがこれは展開もいいし、難解でもなく、ページ数も多くないのでお勧めです。終章が「そもそも生命とは?」と言ったテーマから哲学と科学を織り交ぜたような話が続き、ここだけでも読む価値があると思います。あぁ、地球外の生命が発見される日は来るんでしょうか。あ、この本に書かれてたんですが、1972年に打ち上げたパイオニア10号がへびつかい座のバーナード星に到着するのが西暦12500年、さらにその先の牛座のアルデバラン星に着くのは約200万年後の予定だそうです。パイオニア10号(と11号)には、地球からのメッセージを刻んだ金属プレートが乗ってます。
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タイトルに期待しただけにちょっと当てが外れた。科学書にしては随所に著者の浮かれ気味な所感が添えられていて鼻につくし、アナロジーという言葉の多用に見られるように、そもそもこの本はエウロパを直接に掘り下げるものではなく(無論、現段階ではそんなことは無理だろうけれど)、地球や近接惑星における既に行われた調査分析から類推されるエウロパ像を何となく描出しているに過ぎない。読了に費やした労の割に得るものは少なかった。
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・エウロパにいる生命の可能性を論じるために、地球生命(特に微生物)について非常に分かりやすく説明している。特に地球化学分野で物質循環を調べている学生にオススメ。
・夢がある
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エウロパに生命がいるかも!という話は私が小さいころにもあったと思います。この本はエウロパの生命についてだけでなく地球の生命(とくに深海の細菌)についても述べています。面白いけど結構読むのに時間をかけました。あとこの本は2004年に出されたものなので、それを踏まえたうえで読んだほうがいいです。
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エウロパに生命が存在する可能性について、南極や太古の地球など、様々なものと比較考察した本。夢が広がる。
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地球の極地を解説し、
そこに生きる生物や微生物を紹介する。
そして、
その極地と『木星の衛星エウロパ』の共通点を語り、
エウロパに生物が誕生する(もしくは誕生した)可能性にアプローチする。
コレがこの本の大体の流れです。
序盤は知識が無くても面白楽しく読めますが、
中盤は、多少、科学的知識を要します。(酸化還元など)
解説してくれてますが、その解説を理解するのに知識が必要です。
ぶっちゃけ、ちょっとしんどい。
しかし、終盤はまた面白い話になります。
全体的に言うと、楽しくて面白い本だと思います♪
この本から感じたのは、
「科学と哲学って案外表裏一体なのかな?」
って思いました。
『データに基づく科学的アプローチ』の根源が、
結構、哲学チックな閃きだったりしてたので。
また長沼先生の本で、僕でもトライ出来そうなのがあったら読もうと思いました。
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2004年刊行。著者は広島大学大学院生物圏科学研究科助教授。
巨大ガス惑星・木星を周回する衛星エウロパ。
もちろん、太陽からの距離は相当に離れており、氷に覆われた星であるが、木星の超重力による潮汐力のため、分厚い氷の下に海が広がっている可能性が示唆されている。
その海の存在が生命を生む源となっているようだ。
最近でこそ「そんなバカな」というような声はあまり聞かないが、光=命というイメージで捉えられていた故か、本書自体は驚きをもって迎えられたのではないだろうか…。
かように他星での生命如何を叙述するが故に、地球はもちろん、生命自体の一般的な初期条件にも思いを巡らせ得る書とも言えそうだ。
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太陽系の衛星大きい順
①ガニメデ(木)
②タイタン(土)
③カリスト(木)
④イオ(木)
⑤月(地)
⑥エウロパ(木)