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紙の本
中華民国の総統伝。
2011/07/05 04:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
馬英九現総統が選出される前なので、陳水扁前総統までが書かれている。中華民国憲法が発布されてからの総統列伝なので、蒋介石総統については大陸時代から書き記されている。昨今多い蒋介石=2・28、白色テロの親玉、といったステレオタイプに書かれていない。同様に李登輝総統についても「知日派総統」、「哲人総統」と美化して書かれてはいない。
当方の意見としては李登輝総統は民選総統になるまでがよかったと思う。民選総統になってからおかしくなったと思う。ある意味では党国体制化の官選総統であった時期の方が台湾の民主化に後継できたのだ。
蒋経国総統が「中華民国」を台湾に土着化する為に制限付きながらも努力した事もよく分かる。
この本には白団については紹介されているが、蒋介石時代は本省人の日本化教育(皇民化教育)を日本の奴隷教育として排除して彼等が大陸から持ち込んだ中華思想で台湾を染めようとした事が、何とも皮肉な事だ。「以徳報恩」を金科玉条とした保守派の人々以外は台湾より中華人民共和国に視線を向けていた時代なので、国民党も日本人向けの対策と本省人向けの対策があったわけだ。
新書本なので、読みやすい本だ。
紙の本
台湾の大統領たち
2021/12/07 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
蒋介石、蒋経国、李登輝、陳水扁までの台湾政治のトップについて語った本。日本人に一番馴染みのないのが蒋経国だと想うので、その部分がとくによかった。
紙の本
お隣の国の『戦後』史
2005/10/13 11:19
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S.I. - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本にとってお隣の国はいくつかはあるが、田中内角以後は台湾と言う隣国は公式には存在してはいない。しかし大陸の人民共和国とは全く異なる体制の島国が事実上は存在している。
台湾の総統を列挙する形で1945年以降(民国34年)以降の歴史が描かれており、あまりなじみのない戦後日本人には新鮮である。今後の近隣アジア外交を考える上でも貴重な一冊である。
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