ジェラールとジャック みんなのレビュー

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投稿者：晴海　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ジェラールとジャックはタイトルが外国映画のようにシンプル。
設定はがっつりBL…。
けれど、ドラマ性のある物語、年を重ねていく主人公達の変化を書き分ける画力の素晴らしさ、練られた美しい台詞、名作映画のような感動をくれる傑作です。

所々、コミカルになっていて読みやすいし、キャラがとても魅力的です。
背景も複雑なところを語りすぎていないので、歴史物が苦手な方も読めます。
この主人公達ほど美しくて深い愛情は、漫画の中でさえあまりみない様に思います。
ぜひ最終巻まで読んで下さい。

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

内容については読んでくださいとしか言えません。人と人とが出会ってから手を取り合って寄り添うまでを丁寧に描かれています。最後のほうに出てきた兵隊さんたちが印象的。当時はああいう人が実際いたんだろうな。

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

平民の小説家(資産あり)と没落貴族の御曹司(もちろん無一文)。
年の差、身分差、家族の確執、出生の秘密、時代の鳴動・・・いろんな要素が入ってて
まーとにかく面白いからっ。
もちろん真実の愛もね。

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投稿者：うみいぬ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて買ったBLかも知れません。
ベタベタドロドロの恋愛モノは苦手の私。だから、BLに偏見はありませんが、多分、ベタベタドロドロのBLもダメだと思う。作品のスパイスとしての恋愛はいいんですけどね…

でも、よしながふみさんは恋愛を物語にいい感じに絡めるんです。仮にベタベタドロドロでも、それによる人物の機微がすごく面白い。だから、恋愛モノが苦手な私でも読めます。恋愛で話を進めるのではなく、人物が話を進めていくからでしょうか。

嫌っていた相手を好きになっていくのはよくある話だけど、この作品の主人公達の機微がいいんです。いい作品です。
BLだからといって敬遠されている方も、一度読んでみて下さい！

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投稿者：むらさき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一冊で凄い長編。最後までハラハラした。こういう話では有りがちな目の傷。無いほうが良かったな。離ればなれにならないか不安だったから、最後も一緒に帰って欲しかった。それが残念です。