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蚊ウイルスの運び屋 蚊と感染症の恐怖 みんなのレビュー
- アンドリュー・スピールマン (共著), マイケル・ド・アントニオ (共著), 奥田 祐士 (訳), 栗原 毅 (監修)
- 税込価格:858円(7pt)
- 出版社:ソニー・マガジンズ
- 発行年月:2004.5
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文庫
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紙の本
狭くなり熱帯化する地球。蚊が媒介する感染症にも一層の警戒が必要だ。
2021/08/22 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
蚊の生態や解剖学的特徴から始まり、それが媒介するマラリア、フィラリアと象皮病、デング熱、黄熱病、西ナイル熱などの感染症と人間とのかかわり、近年の防疫対策とそれらを撲滅できない原因などを網羅的に解説してくれる読み応えに溢れた一冊。スコールのような豪雨やスーパー台風など、気候が熱帯化していく中で、今まで「熱帯地方限定の風土病」程度に考えていたそれらの感染症がごく身近に接近していることに危機感を感じながら読んだ。西暦2000年をはさんだ現在でもアメリカに発生した黄熱病や数年前都内で確認されたデング熱など、その足音はそこまで来ている。
レイチェルカーソンの「沈黙の春」や某女流作家による「複合汚染」などにも描写されているとおり、高度経済成長期には諸悪の環境破壊の根源とされた化学薬剤は、使い方さえ誤らなければ現在でも有効とする著者の見解を読んで、過度の”環境アレルギー”がそれらに対する反感を生み続け、却って感染症拡散を助長していることに目からウロコが落ちた思いがした。
情報量としては新書2冊ほどにもなるような、ずっしりとした読み応えを感じた。
紙の本
蚊も生きている
2017/10/15 04:39
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
蚊がもたらす感染症やウイルスの恐ろしさが伝わってきました。一方で人間が生態系を壊してきた歴史についても考えさせられました。
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