紙の本
一パティシエとして…
2005/01/13 02:04
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投稿者:あるえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐突ですが、私はパティシエです。
この物語の言わんとする、政治的権利、チョコレートという私にとって最も身近なもののひとつで表現してあることにまず興味を惹かれました。
とても簡単なことです。たとえばあなたが歌手で、歌を歌うことを禁じられたら。楽器を、筆を、テレビを、音楽を、奪われたならば。
自分にとって、一番大切な何かを奪われたなら、戦うでしょう?
他人から見ればちっぽけなものであったとしても、誰しも譲れない何かを持っているはずです。
私は一パティシエであり、そして日本人ではありもせん。
選挙権は持ってはいません。しかし日本という国はなかなか好きです。
祖国のことは無論大好きです。
私にとってのチョコレートのように、みんなにとって日本という国が、何ものにも換えがたい、そんな存在になればいいですね。
愛国心。この異国の地にて再発見いたしました。
恋人を愛するように、家族を愛するように、祖国も愛してみませんか?
とても簡単です。すべてを鵜呑みに受け入れる訳ではなく、気に食わないなら訴えればいいのです。家族だからとすべてを許すことはないでしょう? それと同じです。意見が合わないならば話し合いましょう。時にはけんかもしましょう。
そうやって、少しずつ分かり合える、そんな未来の可能性がこの日本にも残されていると思いませんか?
紙の本
最高の嗜好品
2015/12/12 03:31
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
チョコレートは味や香りを楽しむためのものだ。すなわち人間が生命活動を維持するために必ずしもなくてはならないというわけではない。しかし好きなものがない人生はなんとも味気ないものである。そしてこの本を読むと、読書こそはもっとも大切な嗜好品だと教えてくれる。
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選挙で政権を獲得した「健全健康党」が「チョコレート禁止法」を発令。厳しい取締りの中自由とチョコレートを取り戻すための冒険物語。507Pと結構厚い本なんですが、ついつい先が気になって深夜まで読み続けちゃいました。
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チョコレート禁止法によって、世の中からチョコレートがなくなったらどうなるだろうと考えてみた。普段はあまり食べない人でも、無性に食べたくなるに違いない。あったものが無くなるのは辛い。無いと思うと欲しくなるのだ。それはさておき、この本はチョコレート禁止法を破った者には、再教育と称して洗脳をするお話である。それだけでは恐怖政治のお話で終わってしまうのだが、勇気ある少年がチョコレートを取り戻すための革命を起こす。ストーリーのテンポも良く、面白い。読むときには忘れずにチョコレートを用意しておこう。
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好きな物がいきなり食べられなくなったら・・。そう考えただけでも子供達の知恵に乾杯!読みながら本気でチョコが食べたくなる本です(笑)
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この本は、本当に面白いです!
魔法とか、そんなんではなくて健康党とかチョコレート発見器が出てきます。
値段よりも内容も量も充実していて買っても損は無いと思います。
全て読み終わった後、チョコレートが食べたくなりますょ。
実際に食べてみたら普段よりとてもおいしく感じられます。
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愛と勇気とチョコの物語。最初の方は読んでて「ん?」て感じだったけど、ラストに涙しました。あたしこういうラストに弱いんです!個人的に…カタカナ苦手なんで読むの苦労しました;;(2004.12.27)
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1/3くらいまでは一週間程かけてちょこちょこ読んでたんだけど、先が気になってそれからは1日で読んだ。おもしろい!!読み終わった後はチョコレートが食べたくなる感じ。読みやすいけど、メッセージはたくさん篭められてると思った。
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健全健康党は政権をとるとチョコレート禁止法を制定、国中からチョコレートやケーキが処分されていきます。食べていいものは健全健康党が推奨するおいしくもなんともないものばかり。チョコレートが大好きハントリーとスマッジャーの二人の少年は、近所の駄菓子屋のハビおばさんにある計画をもちかけます。おもしろいーー装丁もチョコレート色!!
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横暴な政府の政策でチョコレートが禁止になってしまった!甘いものや楽しみを奪い返すために少年とおばあちゃんが立ちあがった。チョコが恋しくなる楽しい本です☆
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チョコ禁止令だなんて一時的に依存症になってしまう私には考えられませんでした><だからこそ立ち向かおうとする姿に共感できましたし、案の定読み終わってからチョコが食べたくなりました(笑)。
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この本の良さをどう伝えて良いのか悩みます… 笑。
本はとても分厚いのに、つい夢中になってあっさり読めました。
甘い物のために、危険を冒したり住民が団結をしたり
へんてこストーリーなんだけれど、でもとてもテーマとしては
とても大切なものだと思う。
う、上手く言えないケド(´Д`|||)
とにかく大好きな作品です!!おもしろいよ!!
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もし、いままで当たり前に食べていた物が突然禁止になったら、あなたは闘いますか!禁酒法ならぬ、禁お菓子法と闘う人々の話です。チョコレート万歳!ビバ・チョコレート!最後はとっても美味しいお話です。
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チョコレートが禁止されちゃうんです!
チョコレート食べたら逮捕なんて・チョコ好きにはキツイです〜〜X(
でも・2人の少年が立ち上がるんです!
アンダーグラウンドなところでチョコを売り始めるんです!
どうなることやら・・☆;)
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装丁や目次ページとか遊び紙(?)があんまりにも美味しそうだったのでついつい借りてしまった(おい)本。児童書、 かな?
政府によってチョコレート禁止法を執行されたとある国で圧政の中、自由と正義とチョコレートを求めて2人の少年が世界を救う!というはちゃめちゃな一見ばかばかしい内容。現実離れしてるようなそうでも無い様な。文化が違うからそうとも言えないけれども、何かこれ実際にあった話なんすか?著者の後書きによると似た事があった事を仄めかす記述が。訳者が全然フォローしてくれないので分かりません。というか、チョコレート??チョコレートのためにここまで出来るってのがぶっちゃけよくワカラン。形は違うにしろ今、世の中から牛丼が消えたけども誰もみんな普通に暮らしてるからな。
まぁこの話はチョコレートという媒体を通じて自由の大切さとか政治のあり方(中学の公民の教科書に載ってる様な本当に本当に初歩的でかつ最重要項目なんだけども)っていうのを子供や政治に無関心な「大きな子供」に分かってもらおうっていう本かな。
つーわけで皆さん選挙にいきましょーね。
2004/12/27 (Mon)