紙の本
さわやか
2015/08/25 22:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鬼頭先生の短編集で個人的には「AとR」「パパの歌」が好きでした。この人の漫画は「なるたる」や「ぼくらの」のせいで暗いのが多いイメージですがこの短編集はさわやかなものが中心でした。
投稿元:
レビューを見る
俊英・鬼頭莫宏の軌跡がここに! 幻のデビュー作『残暑』から最新短編『ポチの居場所』まで、珠玉の7編を収録!!
投稿元:
レビューを見る
初期の鬼頭莫宏作品が読める貴重な短編集。
しかも内容がいつもの鬼頭作品よりもライトで、読みやすいです。
人にも勧めやすいです。
その反面いつもの鬼頭作品を期待して読むと、ちょっぴり物足りなさを感じます。
でも鬼頭さん特有の消化不良な感じや淡白な雰囲気はそのままなので、読んで損はないと思います。
投稿元:
レビューを見る
あー「いい話」だよ。ずるいくらいに。
毎度引きがさわやか、そんでなんか残る。
小学館おなじみの、フキダシの中の句読点の何たるかを知ることができた気がする。
投稿元:
レビューを見る
【キスは、 それが僕の知ってた高田科子とは違うことを教えてくれた。】
【ここでまた一人、 女の子が亡くなった。】
【その花束は、まるで高田科子のために供えられているように思えた。】
(第3話 華精荘に花を持って)
投稿元:
レビューを見る
鬼頭先生の初期作品を収めた短編集です。
読後爽やかな気持ちになったり、思わず唸ってしまう話が多いです。
長期連載している作品が先生の全てではなく、爽やかな作風も書くのかと
見方が変わるのでお勧めしたい一冊。表紙も爽やかで好きです。
投稿元:
レビューを見る
未レビュー消化。大人の考えができるようになった瞬間、子供時代の自分が亡くなるというワケではないが一種の消失感があるのは確か。失ったものを後悔するのは良くないことと今でも思ってますが、忘れてもいけないことなんだなとこの短篇集みて思いました。
投稿元:
レビューを見る
この作品で初めてまともに鬼頭莫宏に触れたのだけれど、この人の描く静寂が好きだなあ、と思いました。全編大好きだけれど、「残暑」「パパの歌」「ポチの場所」が特にお気に入りです。
投稿元:
レビューを見る
鬼頭といったら「ぼくらの」のイメージがあって、暗いというか、救われないイメージがあるんだけれど、この短編集には割と明るい。デビュー昨の「残暑」に始まり、2004年までに描かれた短編が六つ載せられている。
でも1994年の作品から既に鬼頭氏らしい雰囲気が出ているような気がした。
好きなのは「AとR」と「ポチの場所」。どっちもオチの付け方がいい。
投稿元:
レビューを見る
材質が悪いのか、この単行本、紙の臭いがキツいです。
そんな鬼頭先生の作品集です。
「パパの歌」に出てくるお父さんのキャラが素敵です。(のりりんに通じますね)
あとは「ポチの場所」のキメ細やかさなんかは、この方の作品の好きなところです。
投稿元:
レビューを見る
「残」暑。
残されてしまった諸々がテーマの短編集。黒い・怖い・重い・辛いといった話がなく、表紙の印象ままの漫画ばかりで安心してご覧いただけます。
ラスト2編が特に良い。
投稿元:
レビューを見る
のりりんなどで知られる筆者の短編集。
繊細な線に一見淡く見える語り口でありながら、きちんと読むとかなり染み入る作品が多い。最後の作品、とても素敵です。
投稿元:
レビューを見る
鬼頭さんは「ぼくらの」を読んで以来作家買いです。長編も面白いですが、個人的には短編が好き。重苦しすぎず、それでいてすっきりしすぎない良い按排。「ポチの場所」が特に好き。
投稿元:
レビューを見る
むっちゃいい。短編集だけど、そこに冷たさや温かさがいっぱい詰まってる。だんだん今の画風に近づいていく様子もわかって楽しい。あんまり意識しなかったけど、コマ割り面白いよねこの人……
投稿元:
レビューを見る
鬼頭莫宏氏の作品『鬼頭莫宏短編集 残暑 (2004)』を読了。 この作品、この夏にまた読み返したいなって思っていたのですが・・・ 全然、読めてなかった・・・ 読み直してみると・・ 儚くて・切なくていいですね・・・特に”残暑”と”AとR”が好きだなー。いつ読んでも。