紙の本
ポワロ マープル パーカー・パイン
2017/05/16 21:29
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ポリェンサ海岸の事件」の事件はパーカー・パインらしい話。一度失敗した手をここで使うか。また危ういことになっていたけど、今回はパーカー・パインが目を光らせて事なきを得ました。「黄色いアイリス」は過去の殺人を再現するという点が「忘れられぬ死」に似ているね。
紙の本
ポアロ、パーカー・パイン、マープルに、珍しい幻想小説が読める内容
2013/07/25 19:02
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投稿者:ミルシェ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間心理への洞察力とその機知と大胆さに富んだ作戦で、
相談者の問題を解決するパーカー・パイン。今回も、「レガッタ・デーの事件」と「ポリェンサ海岸の事件」では、その彼のお手並みが
見事に発揮。全体的に、コミカルな趣き。
「バグダッドの大櫃の謎」と「あなたの庭はどんな庭?」では、
犯人の大胆かつ細心な犯行と証拠隠しが行われる。そしてそれに挑む
ポアロ。
特に後者の犯人が、独創的。
「仄暗い鏡の中に」は、男女の三角関係が、幻想的に描かれた、幻想小説。
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黄色いアイリス
2019/10/11 20:07
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
「バグダッドの大櫃の謎」と「スペイン櫃の秘密」を読み比べてみるのも面白そう。「黄色いアイリス」でダンスをするポアロが珍しい?
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四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―ある富豪から奇妙な依頼を受けたポアロが赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…表題作を始め、ポアロもの五篇、パーカー・パインもの二篇、マープルもの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。
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ポアロあり、マープルあり、パーカー・パイン氏あり。
ミステリあり、怪奇ものあり。お得な感じの一冊。
クリスティは怪奇がうまいと思います。次第に緊張してくる感じが。
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ポアロあり、パーカーパイン氏あり、マープルありのお得な短編集。
最後の話は鏡は横にひび割れて、に似てたので、これを膨らませたものかな?
ミスレモンの有能さが好きです
カキって噛まずに飲み込むものだったんですね・・・
ほか、マープルさんの自慢話など。
パイン氏の話は、ダイヤ泥棒の手立てが鮮やかでした。
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『レガッタ・デーの事件』 パーカー・パイン・シリーズ
パーティーでダイヤを消すと宣言した少女。本当に消えてしまったダイヤ。割れたグラスの秘密。
『バクダットの大櫃の謎』 エルキュール・ポアロ・シリーズ
妻の愛人の家を訪れた男。執事が目を話した隙に消える。パーティーの後櫃の中から見つかった遺体。櫃に空いた穴の謎。動かされた仕切り。
『あなたの庭はどんな庭?』 エルキュール・ポアロ・シリーズ
ポアロに相談の手紙を送った老婦人の死。ポアロに合う直前の不審な死。カプセルに混入されたと思われるストリキニーネ。庭のカキの貝殻の秘密。ミス・レモン登場
『ポリェンサ海岸の事件』 パーカー・パイン・シリーズ
バカンスを楽しむパーカー・パイン氏。ホテルで出会った恋人たちと男の母親。息子を別れさせたい母親の相談。現れた新しい女。パーカー・パイン氏の作戦。
『黄色いアイリス』 エルキュール・ポアロ・シリーズ
レストランに集まった人々。過去に妻を殺害された男。妻の妹のグラスに毒が。歌手のステージショーの間に起きた事件。
『ミス・マープルの思い出話』 ミス・マープル・シリーズ
ミス・マープルのもとに相談に来た弁護士。ホテルの一室で殺害された女性。 部屋付きのメイドに隠された秘密。見えない人。
『仄暗い鏡の中に』
鏡の中に愛する女性が恋人に絞殺される場面を見た男。その女性と結婚するが・・・。
『船上の悲劇』 エルキュール・ポアロ・シリーズ
夫をしいたげる妻。夫の上陸中に殺害された妻。上陸前のドア越しの二人の会話の秘密。
『二度目のゴング』 エルキュール・ポアロ・シリーズ
食事の時になるゴング。誰ものが2度目のゴングが鳴ったと感じた理由。射殺された男の謎。
2010年2月6日読了
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ノンミステリーシリーズでおなじみの中村妙子さんが訳だったので購入しました。
ポアロ5編、パーカー・パイン2編、ミス・マープル1篇に幻想小説1篇収録。
取り立てておもしろいお話があった訳ではありませんが、
ポアロが相棒のヘイスティングスの事を、
「彼のロマンティシズムがわたしにインスピレーションを与えてくれる」
みたいなことを言っていたのが印象的でした(うろ覚えでごめんなさい)
クリスティーは私にとっては紅茶のようなもの。
なにかを飲むように摂取しています。
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アガサクリスティの短編集は、マープル、ポアロがときどき出てくる。
できれば、マープル、ポアロが出てくる短編は、それぞれにまとめてもらえると嬉しい。
どうして、こういった構成でまとめられているのかが分かりにくかった。
長編でも、最後がなんとなく足早だと感じる作品があるが、
短編だと、より足早感がある。
翻訳が丁寧なので、一度英語でも読んでみたいと思った。
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ポアロもの5作、パーカー・パインもの2作、マープルもの1作、
その他1作品が収録された短編集。
どれも面白くて、読み始めるとラストまで一気に読んでしまう感じだった。
(これが短編集の良いところ)
「バグダッドの大櫃の謎」は一度読んだ事があるような話だと
思っていたら、「クリスマス・プディングの冒険」に
収録されている「スペイン櫃の秘密」に大変よく似ていた。
どちらかの作品がもう片方の作品の焼き直しなのだろうか。
マープル作品も嫌いではないけれど、
回りくどいおしゃべりが時に・・・。
「早く本題へ行って下さい!」
「・・・で、あなたの性格はわかりましたが、
結局あなたの言いたかったことはなんですか。
今している話の中心はどこですか!」と
思わず突っ込みそうになる私は、マープルおばさんが語る
武勇伝の聞き手失格なのか。
やっぱり並外れた自信家でもポアロさんがいいなぁ。
表題作の「黄色いアイリス」は読後感も良くて好き。
「あなたの庭はどんな庭?」では、ポアロの私立探偵の、
というよりは人間としての「良心」を感じさせられる。
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アガサ・クリスティにしては珍しい短編集。いっぱいの登場人物を覚えなくていいし、読みやすかったです。ミス・マープルが大阪のおばちゃん風に思えました。
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ポアロにミス・マープルにパーカー・パイン・・・
クリスティオールスターズ(?)の活躍を描いた短編がいくつか入っていて手軽に読めちゃいます。
ロマンチックな話が多くメロドラマみたいな雰囲気もあり。短いながらもクリスティならではの鋭い人間描写が冴えているので、やっぱり読み応えがある。
「あなたの庭はどんな庭?」なんて、ちょっと味付けしてフランスで映画化してくれたら面白そう。(最近クリスティ作品、何故か仏での映像化が主?なので)
というわけで、基本的には長編派なのだけどたまには短編も楽しいなと思いました。
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クリスティ作品の名探偵たちが短編ならではの個性を見せてくれる作品です。じっくり長編も良いけど、短編は登場人物の個性が濃縮されているのでこれはこれで別の楽しみ方がありますね。
クリスティの原文がもちろん良いのでしょうが、訳者の言葉の選び方も上手いなぁと。ポアロ然り、マープル然り、その登場人物がいかにも言いそうな言い回しに、思わず笑顔になれます。
私がこの短編集の中で一番印象に残ったのは最後の作品です。綺麗に整えられた庭と家が頭の中にずっと残っています。
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短編はちょっと物足りない気がしてしまう。パーカーパインのポリェンサ海岸の事件が結構面白いなぁと感じました。
ポアロだとちょっと 物足りないなぁと感じてしまう。確か船上の怪事件はテレビドラマでやったなぁとか思いながら読んでいた。
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たぶん二度目。
ポリェンサ海岸の事件
が面白かった。
宮部みゆきの「地下街の雨」に似たお話の流れだった。
あと、
仄暗い鏡の中に
ちょっとひやっとした。
夏向き?