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アリス大好きなんです。キャロルのアリスみたいに言葉遊びがふんだんに使われてて私は好きでした。ちょっとややこしくて(よくわかってないのに)さらっと流したくなる場面があったかな…でも全体としてはとても面白いと思います。
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全体的には冗長で、退屈さは否めない。もっとも、私は本家の『アリス』も、いまいち楽しめなかった人なので、あまり当てにはならないかも。
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おばさんの飼っているオウムのホイッパーウィルを追って、時計の中に入ったアリス。
気づくと、白アリの巣の中に。
そこから出たアリスが見たものは、138年後のイギリスで、
しかも背縁現象によって、全ての人間が動物などと融合してしまった未来の世界だった。
その世界では、最近、バラバラに切断されて体を入れ替えられると言う連続殺人事件が起きており、
ホイッパーウィルを探している内に、アリスはその犯人にされてしまう。
警察から逃げながら、自動人形と化した人形のスリアとともに、
元の世界に戻る方法を探すアリスだが……
うう、久々に読むのがしんどい小説だった。
アリスのパロディなんだから、言葉遊び、アナグラムが多いのはわかってることだし、
原著でもしょうもない英語ダジャレが連発されているんだろうけど、
それが翻訳されるとどうも一歩引いちゃって、
途轍もなく寒く感じて読み流すのもきつかった。
作者が出て来るシーンは結構好みで、ここから盛り上がるか、と思いきや、それだけだったし。
『ヴァート』と設定はつながってるみたいだけど、
密接な関係ではなく、楽屋オチ的な使われ方なのかな。
個人的にはこの手の小説ははまれません。
ギャグってのは、その言葉を知らないと駄目だということが痛いほどわかった作品。
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アリスと人形のスリアの云々。
表紙の絵が面白くて買ってみた(ノ∀`)
ちなみに最後まで読み終わらずに本棚に封印。
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SFものだと知りもしないで手に取った一冊。
アリスだったから。
アリスが、こんなにも人々の心を惹きつけるのは何故でしょうね?
読んだのが数年前なので、物語の詳細を思い出せませんが、面白かったことだけは記憶しています。
アリス、というキャラクタを使って、ここまで二次創作が進んでいるのは、逆に言えば、いかにアリスというキャラクタが完成されたものなのか。と同時に、いかに書き手に自由を与える隙を残した作品なのか。というようなことを感じました。
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ストーリーが無きにしも非ず、ナンセンス、アイディアも使い古された物で構成されており、退屈と言わざるを得ない。本来、このような小説は、言葉遊びを楽しむ物で深く考えるべきではない。そう割り切って読む分には軽い気持ちで読むことができるし面白いが、場面転換もイメージしづらいこともあり、全体として中途半端に感じてしまった。ただ、原書で読むのであれば、音感を楽しむことができ、楽しむこともできるかもしれない。(訳者には申し訳ないが……)