サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

ゴールデン・サマー みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー4件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

エラリー・クイーンのひとり、ダネイの自伝的小説

2004/08/31 06:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

海外の推理小説作家エラリー・クイーンが、フレデリック・ダネイとマンフレッド・リーの合作名ということは、ご存知の方が多いでしょう。本書は、ダネイがダニエル・ネイサン名義で1953年に発表した、ミステリーではない小説。ダニーという10歳の少年の、近所の友だちと過ごしたひと夏の体験を描いた、自伝風の作品です。

未来の巨匠を思わせるエピソードとしては、友だちと暗号を解読したり、何としてでもシャーロック・ホームズものの新作を読みたいとダニーが願う件りが印象に残ります。また、苦境に立たされたダニーが、計略と機転をめぐらせてその場を切り抜けようとする辺り、探偵エラリーの活躍に通じるものを感じました。
へえっと意外な気がしたのは、ダニーがお金儲けにとても熱心なところ。もしダネイが、いとこのリーとコンビを組んで作家になっていなかったら、実業家として成功していたかもしれません。そう言えば、いとこのリー少年もテルフォードという名前で本書に出てきます。

本書は、作家クイーンの自伝的小説として読み、味わう作品なんだろうと思います。正直、一個の小説として見ると、さほど面白い作品とは言い難い。でも、偉大なミステリー作家エラリー・クイーンの少年時代の物語として読むと、飯城勇三さんの解説に列記されているように、他のクイーン作品との関わりも見えてきたりして興味を引かれるのですね。

また、私は本書を読んで、『クイーン談話室』の一冊もぜひ読んでみたくなりました。先日、明けの明星さんが、思わず手にとって読みたくなるような書評を書いていらっしゃいましたし、早く本が届かないかなと楽しみです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/09/13 17:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/08 15:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/23 10:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

4 件中 1 件~ 4 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。