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歌人枡野浩一のアルファベットAからZで始まる詩をシネマ文字ライター渋谷展子が八二一のモノクロ写真に書いた本。眺めていると1つの映画に見える。こういう本を自分で作りたい・・・。
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ううーん。
感想を言うのが難しい本です。
一言で「良かった」とは言えない感じの…。マイナスの意味ではなく。
多分、この短歌自体が作者の私生活にあまりに深く関わった内容だからだと思います。
コンセプトはとても面白い。映画を短歌化するというものです。収録されている短歌ももちろんすごくよかったです。
でも、だからこそ、短歌の中にたまにちらつく作者の生活での悲しみが……。
というか……こう、読んでいて気分の良いものではないな、という感じです。誰かの人生のある一部分を覗き見している感覚。
短歌はすごく好きなんですけども…ね、素直に良いとは言えない何かがある。
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ジュリエット、はんぱな愛の夢をみて―片方の目がさめないみたい
失敗作"愛の終わりを"最期まで―書いてみようと僕は思った
嘘でしたでも愛でした 始まりのなかった嘘に終わりはあって
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文庫版を買いました。
詩(短歌)と写真(イラスト)を組み合わせた本って、本の形態として理想的だなと思う。贈り物にもおすすめ。
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歌人・枡野浩一さんによる“映画コラム短歌集”。
かたちとしては、短歌と写真、その後にコラム。
映画のタイトルはA~Z。
短歌に施された、渋谷展子(しぶやのぶこ)さんによるシネマ文字も可愛いし、八二一(はにはじめ)さんによる白黒写真も素敵。
ただ、個人的には短歌は1ページに、または見開きのページに載せてもらいたかった。
ページ数で言うならば、4ページを使ってひとつの歌が綴られている。
短歌とコラムも、通じるものがあるなと感じるものもあれば、もうひとつ汲み取れないものもあって。
紹介している映画の全てを理解できているわけではないから私の読みが浅いのもあるだろうけれど。
装丁も好き。
しかくくて良い。
コラムと、短歌、別でも良くないですか?
というのは、完全に好みの問題…ですね。