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第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞 受賞作品

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みんなのレビュー44件

みんなの評価3.9

評価内訳

44 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

案外、拾い物でしたね。カバー、ちょっとヤングアダルトだしスッチー入っているしで半信半疑だったんですけど、この人の本ならもっと読んでみたい。軽さが、軽薄さにならないところがいいです

2005/11/23 11:45

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

とりあえずデータ的なところを書いちゃうと、これって第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作品です。不勉強な私は、このときの大賞が何だったのかは知りません。装画 木内達朗、装幀 新潮社装幀室。で、筆者の越谷オサムは1971年東京生まれ、学習院大学中退、越谷在住。ソーカ、ペンネームはこれか・・・
主人公の独りは草野哲也、大学を出て未だ二年あまり、25歳だそうです。学生時代は専ら音楽を聴いたり、スポーツを観戦したり、読書に挑戦したりと、どちらかと言うとアウトドアには縁がないタイプで、要するにいい人だけど、女性には魅力がないっていう、ままありがちなタイプ。
で、彼の勤務先は、名前を聞けば誰でもわかる業界大手のハンバーガーチェーンを展開する企業。就職活動中から「あそこの仕事は厳しい」という噂があったにも関わらず、何も考えずにそこに勤めたのは、基本的に浅慮でお人好しだからに過ぎません。そんなことだから、轢き逃げ事故に出会ってしまうのです。
轢かれたのは横井亮太という、ひ弱な大学生、19歳。実はこの被害者が本当の主人公ですね。勿論、もてません。ある意味、数年前の草野っていってもいいでしょう。で、犯人は見事に姿を晦ましてしまう。肝心の目撃者である草野は仕事の疲労もあって、警察の尋問にまともに答えられません。車種もわからなければ、どんな人間が運転していたのかも。
で、一応、疑われもするんですが、犯人ではないって云うことになって家に帰るわけです。で、そこに現れたのが・・・。
草野の職場はバイトさんでもってます。「いらっしゃい、こんにちは」って言葉をかけてくれるお姉さんたちだけじゃありません。何人かに一人は男の人だっています。この職場でいえば巨漢の南くんがいます。まじめで、やさしくて、仕事も出来ます。彼がいなかったら、草野、完全に死んでます。
でも、やっぱり職場の花、っていえば女子高生のバイトですよね。ま、女子大生だっていいんですが、我が家にもいる高校生がピッタリ。ここで云えば首コキコキと主人公に呼ばれる野尻明日香がいます。それから、彼女の同級生?で「しょうちゃん」て呼ばれる愛子がいます。高校二年生。うーん、関係ないんですけど、我が家の長女も、高校二年生なんですね、名前ですか、さやか、です。次女が中三で、はるか。どっちもひらがな。私が美奈子、はい。
閑話休題。で、これって大穴ですね。この本、タイトルもね、ダサいでしょ。如何にも越谷がある埼玉って感じだし。それに、カバー。上手なんですよ、木内達朗のね、何だかハンバーガーチェーンのお店の子っていうより、スッチーみたいな女の子も、その向うで手を上げている青年にしたってね。爽やかだし、小説の内容とあってはいるんですよ。でもね、これってファンタジーノベル、じゃあないよね、単なるヤングアダルト本ジャン、ていうスメル、プンプンでしょ。普通、手にしませんよ。
だから、読まないで来ました。損したな、って思いますね。この本は次女が先に読んだんですが、面白い?って聞いたら「いいお話だよ」ってね、言うんですよ。だから読んだ。面白いですね。手に汗、っていうのとは違います。またか?っていう感がないわけじゃあない。でも、中盤以降がいいです。
成功の原因は、恋愛を絡めなかったことがあるかもしれませんね。といって、男女がいないわけじゃあない。でも、それは限りなく薄い。老人もいませんねえ。中年すら出てこない。いや、ガキどもも出てきません。話は17歳から25歳の間の人間で展開します。珍しいですね、今の作家は、老人と子供に媚びてますからね。それがない。それが不自然じゃあない、そういう進み方をします。
ラスト、ミエミエの結末は、ちょっぴり涙ものですけれど、しつこくはない。そのアッサリ感がいいですね。

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紙の本

読みやすく適度にユーモアを織り交ぜた文章は本当に新人離れしている。

2005/04/03 20:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『しょうちゃんも明日香お嬢様も、優しい子だよな。なんちゅうか、世の中捨てたもんでもないよね。
この世には轢き逃げする外道もいるけど、その現場に花を置いてってくれる人だっているんだもんな。
いい奴ばっかりじゃないけど、悪い奴ばっかりでもない。そんな当たり前のことが、今はよくわかる。(本文より)』


爽やかな新人作家の登場に盛大なる拍手を贈りたく思う。
本作は第16回日本ファンタジー大賞優秀賞受賞作。
第15回の大賞を受賞された森見登美彦さんの『太陽の塔』の独特な文章も記憶に新しいが、本作は優秀賞ながら万人受けする点では森見氏の作品を凌ぐ傑作と言えよう。

物語は轢き逃げ事故を目撃する大手ハンバーガーショップ勤務の草野と、轢かれて死亡したはずの大学生亮太の幽霊との2人の掛け合い漫才のような展開が読んでいて読者を越谷ワールドへと招待してくれるのである。

草野と亮太、ダブル主人公と言っても過言ではないのであるが、2人とも本当に少し歯がゆさがあるが憎めないキャラである。
草野が“真面目で不器用”、亮太が“お調子者”。
自分自身の中に2人の違った要素を垣間見た読者は本作に釘付けとなるのである。
少しの年齢差(5〜6才草野が年上のはず)も巧く機能して名(迷?)コンビを結成しているのである。
年下で幽霊の亮太が仕事の忙しさで人間らしさを忘れつつある草野のコーチ役となっているところが微笑ましい。
この関係が物語全体を本当にハートウォーミングなものとしていわば“越谷ワールド”を構築していると言えそうだ。

ハンバーガーショップに頻繁に行かれる方には、裏舞台のいい勉強にもなるであろう。

途中で、南(だいちゃんのほう)が幽霊を見れることが明らかになり、具体的に幽霊を成仏させるシーンがあるのであるが、ここが読ませどころになるのであろう。
あと、南(しょうちゃんのほう)に惹かれる亮太の初々しさも楽しいかな。
何、だいちゃん、しょうちゃんがわからない(笑)
これは読んでのお楽しみと言うことで…

“真面目にやっていればいいことがきっとある!”
読者がもっとも小説に期待している点をファンタジックにサラッと描写出来る点は本当に見事のひとこと…

この作家ただものではないと断言したいです。
仕事に疲れているサラリーマンの方必読の1冊です。
きっと心に潤いを与えてくれるでしょう…

活字中毒日記

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紙の本

凄い新人作家さんが現れました!

2005/02/04 16:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

殺された人物が幽霊となり犯人を探す、今までにも似たような小説はありましたし、思いつく範囲でも有栖川有栖の「幽霊刑事」が挙げられますが、同じ様な設定なのに何故かこの小説は新鮮で、眩しさを感じた1冊でした。

幽霊になった亮太と偶然轢き逃げを目撃した草野、この二人に加わるのが元々幽霊が見える体質の南。
ただ単に犯人を追うのではなく、ここに幽霊と草野達との奇妙な友情が加わるのがすごく良い味を出しています。
他の幽霊を救おうとするエピソードもついていて本全体から読んでいて「良い気分」になるオーラが出ているのですよね。

幽霊なのに緊張感のない亮太は、何と食事もすればゲームもする、イビキをかいて寝るし、寝起きも悪い、しかも恋までしてしまうのです。
普通なら幽霊になってしまった亮太に対してやりきれなさが出るのに、彼の持ち前の底抜けの明るさで周りの空気を和ませてくれます。
幽霊になっても周りに気を使う亮太や自然に亮太を受け入れる草野のテンポよい会話に、切なくなる場面でもいつしか笑いへと持っていってくれます。
最初から笑いのセンスも光っていて、死んだ後の過ごし方を想像する場面なんてどこからこんな発想が生まれるんだろうと思うくらい笑えました。
(閻魔様が「オッオー」という顔をしたら地獄行きなんて思わず想像してしまいました。)
この方のこういう部分って誉めるしかないセンスの良さです。
また社会人になって仕事以外に余裕がなくなった草野も亮太と出会うことで学生時代の友達と過ごしたあの開放感を味わい、余暇を楽しもうとする元気を貰います。また一杯一杯だった部分も亮太のアドバイスで周りが見えるようにもなっていくのですよね。

とにかく登場する人達がすごく良い味を出していて、噛めば噛むほど旨味が出る
そんな1冊なんです。
笑いあり、切なさあり、そしてちょっとホロリとくる、この作品でデビューだな
んて、凄い作家さんが登場したものです。

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2017/02/01 18:51

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2005/03/18 18:00

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2011/05/29 10:59

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2005/05/07 16:52

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2005/12/26 22:29

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2006/03/15 20:19

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2008/01/01 12:38

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2008/05/11 23:50

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2008/05/03 20:19

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