紙の本
家族愛をお届け
2021/03/16 15:02
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
孤独な現代人のために、家族貸し出しサービスを始めてしまう清太郎が強かです。自分の子供たちや妻が、少しずつ離れていく場面が切ないですね。
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これは荻原さんにしてはスピード感がなかった・・・
ちょこちょこおもしろくて、だから逆にのんびり読める感じではあるのですが。
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前半は少し物足りないものの、後半旅回りの一座に入ってからは素晴らしかったです。寛二の初舞台とラストでは泣かされました。
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やばい!ツボだった!!
荻原作品で一番好きかもしれません。
全部好きだけど!今回は家族ものだったので特に!
家族ものに弱いです。一見仲なんてよくないけど、だけどギリギリのところで信頼してるとか、まさにツボ
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近頃どの本屋でもやたら推されてる気がする荻原浩。でも以前読んだなんとかって本当はつまんなくて。1冊で判断するのはよくないと思ってこの本にも手を伸ばしてみました。まぁ・・前よりはマシ。面白いんだけど、私はこの人の小説は幼稚だと思っていまします。本をあまり読まない人になら読みやすいし、いいのかもしれない。ずっこけ3人組のような面白さなのです。うまく説明できないけど。
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荻原さんは人間が好きなんだ、と勝手に思う。人間くささのある登場人物が多いから。特に主人公の上司とか、先輩とかに(キャラがかぶるっていう欠点は…黙っ!殺っ!《好きだから》)。
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「前回、 【 神様からひと言 】 がステキだったのでこれも読んでみました♪荻原浩さんの作品を読むと心があったかくなる気がします☆」
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かなり好き嫌いが別れる作品かもしれないが、やはりこの作家の書く小説へのチャレンジ感が個人的にとても好き。
「レンタル家族派遣業」という異色な題材。
家族のみんなそれぞれが、しっかりとした個性で描かれているので、続編を作りやすいと思う。
というか、もっとその個性を広げて欲しい かな。
特別気に入った作品 というわけでもないですが、続編を期待します。
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本屋で平積みされていたのが残り1冊だったので興味を持って買ってみた。
世間で絶賛されているほどではなかった気がする。
途中ちょっとダレた。
パンクなお姉ちゃんの章で笑い、ラストの2ページ、寛治にほろりときた。
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読みながら、登場人物を勝手に配役したくなる話、まず『姉ちゃん』は土屋アンナ、『ボク』は荒川よしよし(?)お父さんは〜〜などと考えながら読むとなお楽しい
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寛二は父、母、兄、姉、姉の子どもの6人家族。父の清太郎は酒好きで仕事が長続きしない。新しく一家ではじめることになった「レンタル家族」も、ドタバタ騒動の上失敗。姉も兄も出て行き、280万円の借金を背負った清太郎は、昔の師匠・団之助の元に出向き…。面白いのは特に後半。団員や家族がまとまっていく過程と、最後のほろ苦が良い。読む時の気分によって評価は変わってきそうだが、今回は面白かった。人情ユーモア小説。
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(内容)
レンタル家族派遣業というけったいなビジネスを営む花菱家は、元は大衆演劇の役者一家。父・清太郎に振り回される日々に、ケンカは絶えず借金もかさみ家計は火の車。やがて住む家すらも失い、かつてのよしみで旅回りの一座に復帰することになったのだが…。
人情物語、笑いあり、涙あり、☆4つ
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父親に振り回される家族。
どんどん家族がいなくなって、僕とお父さんの二人だけになっちゃったよってところが寂しかった。
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荻原浩ってこんな作品も書くんだ!?ってうのが一番大きな印象。彼のサラリーマン物(?)ばかり読んでいた私にとっては少し意外な印象。でも、悪くない。いや、むしろ良いかな。どちらかと言うと、重松清とかに近い作風かな。結構厚いけどすんなり読めてしまう。途中思わず声を出して笑ってしまったり、涙がほろりとなったり。読んでるこっちも全然飽きない。読んでる時、少し先が読める部分もあるけどそれはあんまり気にならない。レンタル家族から始まって一度はバラバラになって、演劇集団としてまとまって行く、家族やその仲間の姿がなんか良い。まぁ良いことばかりではなかったけど。寛二の語り口も何か良い。なんだか元気になれる作品。
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旅芸人一家(父、母、長男、長女、次男、長女の娘)の、物語。
三人称の語り手は次男、知恵遅れっていう設定。
最初、10才くらいの子の目線で書いてあるのかと思って読んでたら、
実は18才って設定でびっくり。
これって作家としては冒険じゃない?びっくりした。
それなりにドタバタしてて、荻原流コミカル路線で楽しめました。
ホント、会話にしても、地の文にしても、軽妙なタッチがうまいわぁ、荻原氏。
でも、なんかズドンと感情移入できるところがなかった。
多分、荻原氏の冒険に、あたしはのっかれなかったんだと思う。