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神経心理学的検査をバッテリーとして用いる際に役立つ。
すなわち、多種多様な神経心理検査の成績間の高低が、どのような障害を示しているのかを、たくさんの可能性として提示している。
可能性が多すぎて、マニュアルとして簡単に使うことは出来ないが、臨床の現実には合ってると思う。
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WAISやWMS、ベントンやWCST、Reyの図など、
あらゆる神経心理学的な検査結果を脳機能と照らし合わせて
解釈の説明をしてくれる使える一冊です。
ひとつひとつの下位検査を取り上げて、
これが低かったら脳のこういう機能が低下している、という説明のみならず
これとこれの組み合わせで一方が高く、一方が低かった、という
バッテリーとしての見方や視点も提供してくれるので
心理検査の所見を書く際にとても重宝しています。
★4つなのは、内容がいささか専門的すぎて (笑)
自分にはまだまだ使いこなせていないからという点と
おそらく米国の本を和訳しているのでWMSがRではなくてⅢという点。
引き続き参考にしながら、勉強を深めていきたいと思います。
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STのかたや主治医の話を少しでも理解するため、最初は買った本。高次脳機能障害が疑われるけど、よく状況がわからないってときにも、試しにやってみると傾向がつかめることが多いのでおすすめ。当たり前だけど、試したことをSTや医師にフィードバックは支援者としては必要なこと。