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有栖川有栖がさまざまなミステリーの舞台となった土地を歩いた本。私が赴いた場所は江戸川乱歩邸のみ。本には補修工事前の蔵の写真が載っているが、白黒なのが残念。しかし獄門島(のモデル)とひょっこりひょうたん島(のモデル)が隣り合っているとは…!(笑)
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ミステリーツアーと銘打って、著者がミステリ小説の舞台となった場所などを訪れての紀行エッセイ。雑誌に連載されていたものの文庫化らしい。短編小説もあり。
自分が読むミステリはかなり偏ってるので知らないものの方が多く、でも建物関係は全て持ってる本でした♪ 各地みんな行ってみたいと思うのだけど無理なので、せめて紹介されてる小説を読んでみたいと思う。
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作家の有栖川有栖がいろんな推理小説の舞台になった場所を巡る。横溝正史とか松本清張なんかの本の中の舞台がわかったりしてよかった。
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ミステリの舞台をこれだけ提示されてしまうと、行かねばなりますまい。余談ですが、自宅から、作中の某所が臨めます。幸せ〜。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。
2010/1/28~2010/1/29
久しぶりの有栖川作品は、ミステリの舞台となった各地へ実際に出かけていく紀行エッセイ。なるほどこんな旅もあるんだなぁ、と気づかされた。訪れた中で実際に行ったことがあるのはひょっとすると那須のトリックアートミュージアムと鳥取砂丘だけかもしれない。近くまで行ったことがあるところは何箇所かあったが。
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うーん、ミステリ指南書としてはいいかも。
作者好みのテーマにあったミステリを紹介しているのにぐっと来た。
っていうか絶対このミステリツアーの裏側(実体験)を面白おかしくエッセイとして書いたほうが売れるし面白いのにな。中途半端なレポートみたい。
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ミステリーの舞台となる「現場」は偶然に選ばれたのではない。廃墟と化した島、迷路のごとき鍾乳洞、湖底に沈む村、趣向を凝らした館…。そこには作家を刺激する特殊なオーラがあって、「創作という犯行」を行わせるのだ―。古今のミステリーに精通する作家・有栖川有栖が全国を巡り、22ヵ所の「現場」が今なお放つ戦慄のオーラを五感でとらえる。写真多数収載。異色の紀行エッセイ。
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有栖川有栖が、推理小説の舞台になった場所にいくという、旅行記。
ノンフィクションのカテゴリーするべきかと思ったけど、中に短編もはいっているのでミステリーにいれました。
で、最初が、軍艦島なのよ。
相変わらず、軍艦島だけで買ってしまう私なのであった。
後は、灯台とか洞窟とか、いろいろ。こうやってみると、日本もミステリーの舞台にことかかないなぁと思ったり。
でもって、作家の視点っていうのは、普通の旅行記と違ってた。面白かった。
うむ、私はやっぱり文字で書かれた大阪弁つーのが苦手なのかもしれない。
ただいま「絶叫城殺人事件」なるものが読みたいと(建物フェチなので/笑)思ってるんだけど、あれは大阪弁でてきますかねぇ?
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エッセイとしても面白いし、ミステリー案内としてもボリューム充分。
マニア、というほどではないけど、廃墟、とか森林の廃線鉄度とかに凄く魅かれる時があります。
かつて喧騒に包まれていたエネルギーが拡散して今はただ静かに朽ちるのを待っているみたいな、寂しさと懐かしさがすごく、、、(理解者少数?)
日本最大の廃墟無人島、軍艦島をめぐる掌編&エッセイはそんな廃墟とかの魅力(妖力)が存分に詰まっています。
他の話も、視点が面白くて、ミステリーを抱えて旅に出たい気分になります。
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ミステリーの舞台となる「現場」は偶然に選ばれたのではない。廃墟と化した島、迷路のごとき鍾乳洞、湖底に沈む村、趣向を凝らした館……。そこには作家を刺激する特殊なオーラがあって、「創作という犯行」を行わせるのだーー。古今のミステリーに精通する作家・有栖川有栖が全国を巡り、22ヶ所の「現場」が今なお放つ戦慄のオーラを五感でとらえる。写真多数収載。異色の紀行エッセイ。
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推理小説の中で人が死んでいる。というのは、作家の人が本の中で犯罪を犯しているからということで「作家の犯行現場」。
まず、この題名に感心しました。
そうですよねぇ。現実に犯罪を犯していないんだけど、本の中で人が死んじゃってるんですもんねぇ。
頭の中で「犯人はあなただ!」とか、作家さんにコナン君(←ご存知だと思いますが少年漫画の「名探偵コナン」の主人公です)が指さしたりなんかしてるのを想像しちゃいました。くはー。
日本の地図と共に、「現場」の「犯行」の小説を紹介するという小話とエッセイ。
気に入った作家の本だけを読んでいる、といった、そう大して本読みでないワタクシには、あれも読んでみたい、コレも読んでみたいとワクワクの詰め合わせでした。
その中でも、「ミステリー列車で行こう」という章がお気に入り。
もう、この章は、ミステリーなしでもイイ!
だよねーだよねー蕎麦食べたいよねースイッチバックがあったらワクワクするよねー。
と思ってしまうくらい、作者さんのテツドウスキーさ加減が見え隠れ、ではなく見えみえで、にんまりしてしまいます。
って、ただ単にワタクシもテツドウスキーなだけなんですけどね!
さて、どの本から探して読もうかな♪
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紀行エッセイの中に短編が入ってる知ってる土地は旅行者に目から見るとそうなんだと面白いし知らない土地は行ってみたいと思う。
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『作家小説』のように作家が関わるミステリ短編集なのかと思いきや、小説のアイデアの源泉を訪ねるエッセイだった。
横溝正史や江戸川乱歩、松本清張など著名作家の縁の地を訪ねたり、燈台や砂丘に行ってみたり、まさに『作家の犯行現場』。
エッセイのあとに、その場所にまつわる作品紹介もあっておもしろかった。
また欲しい本が増えた。
「那須とりっくあーとぴあ」はいつか是非行きたい。
あんなにおもしろそうなところがあるだなんて。心躍る。
ずんと来たのが青木ヶ原樹海の所。
道から2、30メートル離れたくらいで自殺する人が多いんだそうで、それを聞いた著者が
人間は2、30メートルくらいずれたら死を選ぶ、みたいなことを書いてて胸に来た。
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雰囲気あるミステリ題材舞台探訪記
作者解説や表題の通りミステリ舞台として起ち上がるミステリーな味わいを眺める視点が広がりあって楽しい
とはいえこちらがあんまりミステリファンでもないので雰囲気楽しむに留まる