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回避、向き合い、受け入れ。
喪失は生活の一部だと理解することから始める。
癒しの道を探す。読書や瞑想でもよい。
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喪失は悲哀の感情を呼び起こす。喪失感。悲しみ。空虚感。無力感。
悲哀に対処する作業には3つの段階がある。
まずは回避の段階。ここでは何が起きたのか理解できない。「どうして」と疑問ばかりがふくらんでいく。
しかしいつまでも逃走は続けられない。苦痛が喪失へ向き合えと迫ってくる。気持ちは混乱している。感情の波に翻弄される。
最後は受け入れること。毎日の生活の中で喪失を受け入れることができれば、また生きていこうという気持ちがわいてくる。
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10代の頃にこれを読んでいたら、今の自分はないだろうな。
悲哀の感情とまっすぐ向き合うことを避けるために、恋愛が終わればすぐに新しい彼氏にのりかえていた。
やけになって酒に溺れたり、学校を辞めたり、友達関係を切ってしまったり。
これを読むと、一番ダメなことをやってきたらしい。
悲しみにしっかり対処しないと、どんどん積み重なって身体と心をむしばむ。
そういえば、冬はいつも風邪をひいてたし、じんましんもよくできてた。
喪失は人生でつきもの。
前向きに効果的に対処すれば、自尊感情を損なうことなく、人生の誤った選択もせずにすむ。
その方法がここに記されてる。
息子が独立してもうすぐ家を出ていく。
母ももういい歳なので、お別れするのもそう遠くないだろう。
しっかり喪失を受け入れて、乗り越える覚悟ができてよかった。