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紙の本
テレビで見るイメージまんまですね。とにかく真っ直ぐです。
2005/05/03 18:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真琴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章の粗さなど「読みにくい」という理由で、芸能人本は基本的に好きではないが、読み終わった感想は生意気にも「なかなかいいじゃん」だった。
冒頭に美輪明宏さんとの出会いが書かれており、その文章だけで「うわゎ、すごい話だなぁ。」と感じた。
巨大暴走族総長であったことは有名だが、その話ばかりでもなく、「俺は立派に更生したぞ!」という自慢話でもなく、傷つきやすい少年時代の弱さ、出会った人の素晴らしさがたっぷり書かれている。
子供の頃の話では「他人のせいであって、俺のせいじゃない。」と幼稚な自己弁護とも受け取れる内容が多いが、時間の経過と共に、自分の姿を見つめ直しているのがよくわかる。
今の自分から見た過去の姿ではなく、過去の自分に戻って、格好悪い姿もそのまま素直に書かれているからだろう。
宇梶さんと言えば「友情」「出会い」を大切にし、「ちょっと説教くさい」というイメージはあったが、その理由が理解出来た。彼にとって人との出会いは1番大切なものなのだ。そして昔から説教魔だったのだ(笑)。
この本は正直、作家が書くような面白い本でもなく、人生を変えるほど心を動かされもしなかった。「ふ〜ん」と言ってしまえばそれで済ますことも出来るかもしれない。でも何か引っ掛かって残っているのだ。それが何かは自分でもわからない。
「嘘や強がりは、自分の弱さを隠す為の物。本当に強い人間は素直である。」
「人を認めない人間は、人に認められない。」
親から言われ、とっくに忘れてしまっていた言葉を何故か思い出した。
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