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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖いお話が集まっています。
幽霊とかそういう系ではなく。
人をランク付けする世界とか姥捨て山とか。
私はこういう話は好きなので面白かったです。
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職場での読書談義で「おとうさんがいっぱい」(三田村信行著)について、「子どもが読んだらトラウマになると思う」との意見があり、どんなものかしら?と興味を読み、手にした1冊。
児童文学評論家の編集になる本作は、ちょっと前の子ども(小中学生か?)向けに書かれた、ちょっと空恐ろしい内容のSF短編が5作(1作は漫画。それも曽根まさこ先生!)。
現実にありそうでない内容ではあるけれど、あってもおかしくないような話ばかりで、不気味。
ただ、これはシリーズ物みたいで、中でも本作のタイトルが『地球最後の日』、これは冒頭の1作目が『The End of the World 』だからつけられたと思うが、全体的に救いのない、明るい未来はない話ばかりということもあってか、私の趣味ではなかった1冊。
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破滅的テーマをどう扱うのか?
最初の「The end of the world(那須正幹)」は、かなり辛い。ただただ暗い。
戦争がテーマになる「悪夢の果て(赤川次郎)」は現代のメリットは感じるが、暗さは先頭作品と変わらない。力ある作品だが、暗すぎる。
「おとうさんがいっぱい(三田村信行)」はユーモア・ファンタジーかなぁ。読めるオチが子ども向きかな。
「電話がなっている(川島誠)」は少しばかりアダルト。
傑作はマンガの「おむかえがくるよ(曽祢まさこ)」。なかなか長い作品で、サイドストーリーの意味がないように思うのだが、切ないおばぁちゃんとの別れが印象的。暗い未来と戦う子どもたちに贈りたい。
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たしか、島本理生さんの本の中に the end of the worldが出てきて、読みたいと思っていた。
SFとか、ミステリー、ファンタジーは子どもが読者にはまる入り口だと思う。
この本も全部おもしろかった。
子どもが自分や、まわりの人の深層心理に気づき、!ってなるのでは。
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ふゆさんが読んでいたので予約してみた。
全部が怖い話ということだったが、別に怖くはなかった。
ただ全部が胸糞だった。後味悪っ!
赤木かん子さんという人に興味を持った。
ズッコケ三人組を書いた人にも興味を持った。
少し那須正幹を読んでみようか。
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児童向けSFアンソロジー。
川島誠の「電話がなっている」目当てで読んだが、こういうシリーズが出ていると初めて知った。
地球で起こり得るかもしれないディストピア短編を集めていて、どれもじっとりした恐ろしさ。
特に赤川次郎「悪夢の果て」はギクっとした。
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●The end of the world / 那須正幹 著
●悪夢の果て / 赤川次郎 著
●おとうさんがいっぱい / 三田村信行 著
●電話がなっている / 川島誠 著
●おむかえがくるよ / 曽祢まさこ 著
●解説 / 赤木かん子 著
赤木かん子 編
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曽祢まさこ先生の「おむかえがくるよ」
もう発想が地獄すぎてディストピア世界観ここに極まれりって感じだ……。
そんな恐ろしい世界を70年代少女漫画でございというキラキラ作画で描き上げられているから余計に…余計に…すげえ……。