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200507 内容はblogというより、テキスト系サイトについての考察。ちょっと人文系のアプローチで期待とはちょっと違った。
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ブログの参考文献が少ない中で光る一冊。とても参考になった。というか自分がやろうと思っていたことはこの本で大抵答えが出ていた(´д`)
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卒研でテーマにしようと思っていた分野の先生がそのテーマについて書いてあった書籍。ウェブログが広まる前に書かれてあるもので、社会性にフォーカスを充てるのではなく、あくまで心理的な要素を中心に記述してある。
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05-04-21
ウェブログ(Weblog)とは、日記的なWebサイトの総称で、ブログ(Blog)と縮めて呼ばれています。ウェブ日記との違いは、日付ごとの日記に対して、コメントができたり、トラックバック(わたしももう一つ分かっていません)が行われることです。
ウェブログの心理学
作者: 山下清美, 川上善郎, 川浦康至, 三浦麻子
出版社/メーカー: NTT出版
メディア: 単行本
「ウェブログの心理学」という本があります。この本は、ウェブログとは何か。どのように誕生し発展してきたか。社会心理学から、なぜウェブログは書かれ、読まれるのか、といった内容です。目次は以下の通り。
第1章 インターネット時代のコミュニケーション
第2章 コミュニティに見るウェブログの歴史
第3章 ウェブログの社会心理学
第4章 ウェブログの現在と未来
終 章 ウェブログの・個人・社会
付 録 ウェブログの歩き方、年表、論文・記事リスト
とくに面白かったのは、第3章でした。「なぜ人はウェブログを書き続けるのか」、この「はてなダイヤリー」の利用者にウェブログ作成に関する質問紙調査を行った結果、「欲求→効用→満足→継続意向」というような流れがあることが分かりました。以下は、その流れの詳細です。
?ウェブログを書きたいという欲求
・自分を見つめたい。
・人からよく見られたい。
・人とつながっていたい。
・自分のもっている情報を提供したい。
・有益な情報を得たい。
?ウェブログを書くことによる心理的な効用
・自分の問題や感情などを、整理し明確にすることができる。
・不満や葛藤などを発散し、すっきりとすることができる。
・自分に共感してくれる他者との出会い、親しくなれる。
?心理的な満足感
?ウェブログの継続意向
コメントやトラックバックなど、読者からのフィードバックは、ポジティブなもの(共感、励まし、賛辞、感謝など)とネガティブなもの(抗議、いやがらせ、不適切な引用や悪用など)が、心理的な効用や満足感に大きな影響を及ぼします。ポジティブな場合は、ウェブログの継続意向を高め、ネガティブな場合は、ウェブログの継続意向を減衰させることが分かりました。
ということで、皆さんのポジティブな反応をお待ちしています。
わたしの場合の「書きたいという欲求」「心理的な効用」って、何だと思われますか。それは秘密にしておきましょう (^_^) 。
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僕らはなんで日記を公開するのか?
この疑問に答えてる本。いろんなところにああ、わかるわかるというところがあった
僕は現実の自分を忘れて本当の自分を取り戻すためというより備忘録として、またコミュニケーションのきっかけとして書いてるかな
心理系の話だけではなく、インターネットの歴史とか書いてて面白い
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現代のウェブログという流行を心理学的・学術的視点から捉えた興味深げな一冊。
著者の一人である山下清美さんの『ウェブログの心理学』や『ウェブログの歩き方』という論文はpdfで読めるのだが、さすが書籍ということで。
ウェブログの歴史や3章・4章の心理学的考察に感心した。
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ウェブ日記を書く理由として
?日々の生活の記録を自分のために覚書として残す(備忘録)
?日々得た情報を他人に提供できる(日誌)
?他人に自分という人間を知ってもらえる(公開日記)
?自分で自分を理解することができる(狭義の日記)
?特に理由なし
…とあってなるほどな、と思いました。
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2005年の本なので、ネットの急速な発展を見るともう古いのかもしれない。
だが自分語り、自分探しといったテーマに興味があれば読んでみるのも良いと思う。
一応心理学と書いてあるように、人はなぜネット上に自分の事を書くのかということを考察している。
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ブログを研究していたのでとても助けられた本。ブログ登場の前からあったWeb日記をふまえて研究されており、非常に勉強になった。
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ウェブログがなぜこんなに広く受け入れられているのか、これからどんな展望があるのかを
心理学的に分析してみようという本だった。
だけど、心理学というよりも社会学的アプローチが主だったように感じる。
5つつの章立てで冒頭に上げた疑問を解消する前に
ウェブログというものが発生してから今のブログが流行するまでのことを
振り返ってあったので、より理解が深まった。
ウェブ上に書くものではないいわゆる「普通」の日記とウェブログを書くそれぞれの目的に
大きな差がないこと、主にコミュニケーションが求められていることも考えさせられるものがあった。
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ブログを書く人々が何を考えているのか知りたったが、
どうもそういう本でもなかったらしい。
心理学とのタイトルだが、その要素は薄いと思う。
大半はウェブログの周辺や歴史、使い方など。
自分が読み取れたのは、
ブログで自己を表現できる高揚感と、
そこから発生するコミュニケーションの楽しみが、
多くの人がブログを書く理由になっているであろうという事。
2005年の本なので、今読むのも遅いのかも知れない。
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ウェブログの変遷については、大変詳細で想像するにtwitterなども、歴史の繰り返しなのだな、と思えるのだが、心理学的な調査や切り込みが弱いと感じた。
気になった記述
・インターネットは公共空間なのに、その中に私的空間が何の違和感もなくまざりあっている。
・発信主体を優先したコミュニケーション(WEB)と記事(トピック)を優先したコミュニケーション(メーリングリスト)の混在。
・自己開示の働き
*感情の表出(カタルシス)
*自己の明確化 ※この2点は相手を必要とせず、日記でよい。
*社会的妥当性の確認
*二者関係(親密度)の発展
*社会的コントロール(印象操作の一つ)
・SNSは社会強者にとってより有力。リアルな強さがネット上でも発揮される。
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ウェブ上のブログの歴史や
ウェブログの目的の分類から、人はなぜウェブログがはやるのかを分かりやすく説明している。
自分がなぜ、ブログやTwitterやfacebookをやるのかを改めて考えるよいきっかけになりました。
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あなたたちはどうしてブログをしてるの?何を伝えたいの?それは自分の主張や経験談を知ってほしいの?僕もブログを書いてたけど、飽きちゃった。誰も見てくれないもの。共感してくれないもの。逆に腹立たしいことが多かった。そもそもブログの執筆量が多ければ、その分ストレスが溜るという研究があるんだよ。現実――仮想空間。その二つの区別ができない人がブログを書かない方がいいんだよ。――まあ、そういうものさ。別にブログを書いてもいいけど、その危険性を熟知しなければならない。
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ウェブ日記やブログを書いている人の心理的側面をとらえたものは最近多いが、比較的よくまとまっている方だと思う。 参考文献が多くあげられており、文字通り参考になる。
心理学は専門ではないので、著者の主張の真偽はよく分からないが。最近学生はこの種のテーマに結構関心を持つが、ブログについて心理学ではなく情報学としてアプローチする方法はなかなか見当たらない。