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紙の本
パターナリズムと経済学
2016/09/16 23:48
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投稿者:NAOKI - この投稿者のレビュー一覧を見る
パターナリズム研究として読んだ一冊。著者は近年の自己責任論を行き過ぎた個人主義(新自由主義)に依拠するものと考える。それは個々人にリスクを持たせて常に最適な(限界的)行動を迫るもの(確定拠出年金など)だ。現在の経済学は合理的主体をselfishness(自己中心主義)と捉え、社会的倫理・道徳を含むself interest(自己利益)を捨像している。かつての日本(バブル崩壊前)の共同体主義の中に世間の知恵・慣行というパターナリズムを見出す。その他、放任的な教育問題にも言及している。枠組み的な話が多かった。
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