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ジェンダー論の基本的要素を網羅したン入門書。
冒頭に『中立な立場で』と書かれているが、あきらかに内容が偏っている。
読んでいてとても違和感を感じた。今までの文化をそんなに否定しなくても。
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他の方のレビューみて笑った。俺も同感です。
腑に落ちないところがいくつも。
中立な立場からジェンダーに述べてはいないと感じた。
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「図解雑学 ジェンダー」加藤秀一、石田仁、海老原暁子
図解雑学シリーズ。入門書。
棚-uu
ジェンダー(gender)とは、「社会的に作り出された男女の違い」。
言葉としては知っていても、何となくの知識で「男女平等」とばっかり唱えている部分もあって、基本的な用語や背景を知るには分かりやすくて良かった。
しかし、やはり節によっては「男性社会で抑圧されることの多い女性」という視点に偏っているきらいはあって、仕方ないのだとは思うけどちょっと読みにくい。
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以下メモ。
ジェンダーの3階層。
(1).性別そのもの。(2).性差…男らしい筋肉質、とか、女らしい高い声、とか。(3).性役割…男は会社、女は家庭。男らしく活発に、女らしくたおやかに、みたいな。
ゲイカップルとレズビアンカップルでも、経済的格差が特に出やすく、同じ同性愛とは言っても社会的な生きやすさも違う!
結局読んでも解決しなかったこと。(1).性自認はどの段階で決定するのか?(2).(国家的な/種的な)〈異性婚の権利⇔義務〉〈同性婚の権利⇔義務〉
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今の世の中の当たり前である男性-女性。
その二つの性で人を分けようとすることで、白い目で見られる人がいる。深く知ればするほど、多種多様な人がいていいと思う。
僕はそれを多くの人に伝えて行きたい!
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このレビューは、この本を読む前にアマゾンのレビューを読んだ上でのもので、その先入観が多分に入っていると思われる。
比較的知っていたり、普段から考えていることが多かったので、かなりざっくり読んだ。あくまで入門書であり、他の文献を知る手がかりの本、という印象。
記述については、3人の共著ということで、それが各分野について深く掘り下げられている点では良いのかもしれないけれども、書き手による色の濃淡がある印象。
特にジェンダーという分野だと「こうあってほしい!」という願いがあるのか「こういう考え方は間違っている!」といった指摘もあるように感じるんだけれども、入門書でそこまで言ってしまっていいのかな?そこだけがこの本を他の人に進めるうえでためらう理由になりそう。
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子どもが出来、ついつい「女らしい」「男らしい」という単語が出てきてしまう。
乗り越えなければいけないなと、頭でわかっていても
やはり今まで社会で生きてきて、染み付いた規範やジェンダーに対する態度は、すぐ変わらない。
でも、それに気づいているのと気づいていないのでは違うと信じたい。
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同性愛カップルを特集したTV番組をみて、「時代の流れだね」などと仲良く話している夫婦も、自分の娘や息子が同性愛者だと知ったら「時代の流れだね」とは言わないのではないだろうか。
「私の快適さを損なうかどうか」が、現代日本の「リベラル」な人が持つ、性的マイノリティへの寛容の基準だといえよう。P164
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かなり詳しい。LGBTの情報を求めて買ったけどそれ以外の賃金格差とか差別とかそういうところまで幅広く書いてあった でもLGBTに関しては分かってることばかりだったからもういいかな
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8年前の内容なので、今とは多少違うけれど、まだよりジェンダーによる役割分担では変わり切れてない2020年を感じました。新しいデータを見てみたいです。
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図解という形で平易な文章で解説されながらもしっかり根拠文献を引用しているあたりは学術的にも価値高い一冊だと思う。
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ジェンダー論を勉強するにあたって、最初に読んだのがこの本でよかった!ジェンダー論の内容を網羅的に扱っており、また初心者にも分かりやすい易しい言葉で書いている。
加藤秀一さんの論ずるジェンダー論は冷静でありながら的確に問題を指摘していて、とても好き。
Twitterでフェミニズムに関する議論がよく巻き起こるが、フェミニスト側もそれに反抗する側も、このような本で一度ジェンダー論の大枠を掴んで見るのはどうだろうか。