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野鳥を呼ぶ庭。それは単に巣箱を置いたり、餌台を作ったりすることだけではありません。日本の生態系にかなった木を植え、コオロギやヤモリの暮らす場所を備え・・・「里山」をわが庭に再現することなのです。殺虫剤・消毒薬まみれで育てる外来種・園芸種の庭ではなく、害虫は野鳥がついばみ、カエルやクモが食べてくれる。多様な自然のバランスが美しく調和する庭の作り方です。鳥の巣箱のみならず、ヤモリの巣箱、コウモリの巣箱、ハチの巣箱の作り方まで書いてあって興味深いです。「里山の庭」作りにかかせない、あなたの住む地方に合った5本の木の選び方も載っています。ウチにも植えたいと思います。
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野鳥、だけではありません。チョウやトンボ、鳴く虫が訪ねてきてくれる庭づくりを判りやすく教えてくれます。
その一、その土地に合った樹木を植えること、だそうです。そうすればその土地の生き物はためらいなく集まってこられる道理。四季折々に我が家で自然が満喫できるというわけですか。来年こそ庭に鳥を。(H)
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ほっぽらかしでぼうぼうの我が家の庭と野鳥の来る庭の違いがよくわからない。野鳥が来ると雑草も生えないそうだがホント?
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野鳥を庭に呼びたくて借りたのであるが、
いやはや、目から鱗が落ちました…(○_○)!!
庭にいる小さな生き物たちには、ちゃんと食物連鎖が出来ていること!!
こないだ、サクランボの葉に、沢山の毛虫がいたので、薬を噴霧したのであるが、
カマキリやアシナガバチ、鳥などが毛虫を食べたり、団子にしたりするそうである。
そういえば、毛虫の近くに、小さいながらもカマキリが居たっけなあー。
小さいから頼りなさそうだったけど、
あの子のご馳走になる食材を
薬まみれにしてしまったことに
ショックを覚えた…!Σ( ̄□ ̄;)
葉もの野菜に涌いていた青虫が
激減して、ふしぎだったんだけど、
いつもパトロールするように
低空飛行していた
アシナガバチに、
団子にされたからだったんだ!
庭のあちこちに色んな種類の蜘蛛が蜘蛛の巣を作っているが、お互いテリトリーを住み分けて構えていて、害虫を捕まえているのだそう。
稲にはカメムシなどが来るけれど、それを蜘蛛が捕まえたり、カエルが食べたりと
薬が無くても
いい具合に害虫対策が出来ていること。
庭に植える木や草花も、
外来種ではなく、
その地域にあるものを意識して
植えると、野鳥やハチ、蝶々たちが
やってきて、蜜を吸い、実を食べ、
糞をして、自然と鳥の好む森が出来てくるのだそうだ。
地域に根差した地味な山野草は
人工的に植栽したカラフルな園芸種の花に
ミツバチや蝶々を奪われ
受粉出来ずに消滅していくことになるという。
これは知らなかった…。
カラフルな一年草を花壇や植木鉢に植えているが、里山の自然破壊の幇助をしていたことになるのか、、、、。
小さな里山の自然を我が庭に
植木鉢や盆栽、プチビオトープででも
再現して、
小さな生き物たちの
楽園にしていきたい。
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近隣の生態系と調和のとれた庭造りのノウハウや理論が紹介される。調和のある環境は、動植物の憩いの場になるし、子供にとってみれば、自然界の営みを学ぶ最適な教育の場にもなる。いつか家を構えたら、ぜひ実践したい。また公園造りに携わる機会があれば、この知恵を活かしたい。
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藤本和典さんの「野鳥を呼ぶ庭づくり」、2005.3発行です。著者は、自宅で野鳥のみならず花々や虫たち・・・、四季折々の自然を満喫されてるようです。私の庭は本当に「猫の額」のように狭いので、この本で書かれてる素晴らしい庭とはかけ離れてますが、5月から10月は「ミニ菜園」、11月から4月は「小鳥の食卓」で楽しみたいと思っています(^-^) 花水木、月桂樹、蝋梅など鳥たちが好んでるみたいで良かったです。
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ベランダガーデンでは、ちょっと無理・・・。
内容 :
「里山」を庭に作るために、その地域に合った5種類の樹の選び方から、野鳥、チョウ、鳴く虫、カエル等が暮らせる環境の作り方までを指南。
イラストや写真を使って分かりやすく、誰にもできる、無農薬のガーデン作りを教える。
著者 :
1951年東京都生まれ。日本野鳥の会を経て、現在、シェアリングアース協会代表。
日本鳥学会会員、NPO法人環境教育センター副理事長等。著書に「都会の生物」など。