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衝撃的!!現代の社会が生々しく描写されています。小説なんだけど、すごく現実っぽい。現実から目を覆いたくなりますが、とても面白い!
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主人公は高校1年の帰国子女の女の子。
ドラッグだとか売春だとかが蔓延る世の中を生きていく話なんだけど、友人との付き合いの上で自分がいま何をしなきゃいけないのか、何をしたいのかとかを見つめ直していく感じ。
狂った男の子、サイコーにイカしてます。
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高校生の「真実」「成長」「信じる心」など帰国子女というレッテルと戦いながら成長していく少女。そして家族への想い
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帰国子女の菜々はイジメにあわないように、クラスメイトがみんなしている売春・ブルセラにも手をそめ、毎日を過ごしていた。家に帰ればアルコール依存症の母親とその愛人・滝田が出入りし、自分には雅也という同級生がつきまとってくる。そんな日々に嫌気もさしていた菜々は、友達の桃子に連れて行かれた男の部屋で、初めてクスリを体験する。
売春、ブルセラ、クスリ、イジメ、家庭内暴力・・・今の世の中、乱れてるな〜というのはよくわかったけれど、それ以上に感じるものがなかったというか。表紙裏に書かれていた「親子の絆」というのも、うーん??と。
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帰国子女の女子高生の、サカキバラセイト事件の前後の生活。
考えてみたら僕と同い年でした。(高校1年生)
あの事件はそれなりに衝撃的だったなぁ。年下だったし。
めちゃくちゃな時代だったのでしょうか。
今も大して変わってないのでしょうか。
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これまでの恋愛がベースの作品とはやや趣の違う作品。イジメ、売春、家庭内暴力にひきこもり、と昨今話題となることが、高校生の主人公、菜々を中心として盛り込まれているのですが、酒鬼薔薇聖斗事件の前後一週間、現実の事件をそのままに内包していて、単なる問題作を越えた雰囲気があります。
リアリティというか、その社会問題であるテーマも勿論印象的なんですが、何よりも高校生の置かれている不安定な立場というものを感じました。
何も、自分がこうだったとか、書かれているようなことがいけないとか思ったわけじゃないんです。中学、高校
というのはどこも閉鎖的だと思うんです。友人関係、恋愛、イジメと驚くほど狭い社会の中で、考えるし悩む。
苦しくもなるし、嬉しいこともあるのだけれど、出入りが決して自由ではない輪の中に居ると思います。
だから、その中で起きていることは当事者にしかわからない。私にとってはたかだか三年前の出来事ですが
もう、わからないんですよね。制服を脱いで、あの社会から出てきてしまった以上は。今思えばどうしてあんな
些細なことで悩んだりしていたのかと思うけれど、それは大人の意見でしか無いのだと思います。
それに反して、学校の外の社会にも触れ始めると、実社会の広さに違和感さえ感じます。その時一番リアルな
社会(=学校)と、ホンモノの社会のアンバランスさというものをこの作品から強く感じ取りました。
(2005年4月26日)
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金原ひとみさんの作品然り、こういうストレートなの好きだ!
酒鬼薔薇が逮捕された日が懐かしい。家の改築にあたって、祖父の家に住んでいたとき、テレビで『ザッツ・カンニング』を見ていると、ニュース速報で【少年A逮捕】と流れた。
懐かしい。ザッツ・カンニング、懐かしい。
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性と暴力とか嫌いな設定ではないのだが…
なんか普通だった。
普通の文字数なのに読むのに時間かかったし。
要するにあんましリセットできなかった。
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酒鬼薔薇聖斗が逮捕された6月28日の前後二週間を描く。帰国子女の菜々は女子高生。パーティ券を売りさばけないために下着をブルセラで売ることになる。菜々と中学時代の同級生、雅也は家に引きこもり、母親に暴力をふるうようになる。思春期を生きる少年少女たちの性の逸脱や当時の性風俗もリアリズム鮮やかに描かれている
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「自分を出そうとすると、なにかが引っこんで出せなくなって…友だちが自然にやっていることの意味がわからないの。というか、うまく言えないけど、それってほんとにちょっとしたことで、でも、それがないと生きていけないようなこと。友だちと比べて、自分がなんかほんのちょっとだけ違ってるみたいな気がして、でもそのちょっとの違いが、ものすごく大きいの」
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【薄ら寒い飯事と常時な情事】
リセットって言葉はおきなおす、ふたたびおく、って意味つまり、消すって意味じゃない。なくなるって意味じゃない。
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帰国子女の奈々はまわりから浮かない為、いじめられない為に、下着を売りパーティーチケット代を工面している。奈々の中学時代の同級生、雅也は金持ちで成績はいいが見た目の弱さからいじめにあい、いつしか母親に暴力を振るうようになる。
重松清さんが解説との事で期待して読んだが、タイトルのリセットにはなっていない感がありいまいち入り込めなかった。