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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (9件)
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  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

高い評価の役に立ったレビュー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/03/31 04:02

脳は常に「予測」しながら、見て・聞いて・触れている

投稿者:Masa@宇都出 - この投稿者のレビュー一覧を見る

●「予測をたてる能力こそが、知能の本質」●

著者は従来の人工知能・ニューラルネットワーク研究を批判しつつ、ズバリ言い切っています。

この本のキーワードは「予測」です。

確かに人間は常に「予測」して行動しています。しかし、著者がいう「予測」はわれわれが思い浮かべるような行動レベルや能力レベルのことではありません。著書が本書で展開しているのは、見る・聞く・触れるといった認識レベルにおける「予測」なのです。

「人間の脳は蓄積した記憶を使って、見たり、聞いたり、触れたりするものすべてを、絶えず予測しているのだ」
「人間の認識は、感覚と、脳の記憶から引き出された予測が組み合わさったものなのだ」

著書はその理論の核心である「記憶による予測の枠組み」を用いて、人間の持つすぐれた認識力の謎を解き明かしていきます。特に脳の中の「新皮質」に焦点を当て、「階層構造」と「逆向きに流れる情報」といった要素を用いながら、わかりやすく仕組みを説明しています。

その仕組みから、無意識に行ってきた見る・聞く・触れるについて、深く考えさせられるほか、創造性開発のヒントも得ることができます。

しかし、著者も少し触れていますが、脳が自然に行っている「記憶による予測」は、言ってみれば「固定観念の判断」とほぼ同じことです。脳の固定観念・思い込みのワナにはまらないためにも、意識的に懐疑的態度を取り、無邪気な好奇心を持つことの重要性も痛感させられます。

主著者はPalmの生みの親、ジェフ・ホーキンス。そこに『脳の中の幽霊』(角川書店)の著者でもある科学ライター、サンドラ・ブレイクスリーが加わり、とても読みやすい本に仕上がっています。

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低い評価の役に立ったレビュー

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/04/14 18:51

日経コンピュータ書評

投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る

米パーム・コンピューティングの創業者であり、モバイル業界のビジョナリストである著者が、もう一つの本業である人工知能の研究についてつづった。
ノイマン型コンピュータに基づく従来の人工知能や、脳の働きを単純な神経細胞の連鎖に還元するニューラル・ネットワークの理論を否定。大脳新皮質や海馬など、実際の生体の働きを踏襲し、直感で真実をすばやく見分けるといった、真の人工知能を実現すべく自説を展開する。

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21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

脳は常に「予測」しながら、見て・聞いて・触れている

2005/03/31 04:02

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Masa@宇都出 - この投稿者のレビュー一覧を見る

●「予測をたてる能力こそが、知能の本質」●

著者は従来の人工知能・ニューラルネットワーク研究を批判しつつ、ズバリ言い切っています。

この本のキーワードは「予測」です。

確かに人間は常に「予測」して行動しています。しかし、著者がいう「予測」はわれわれが思い浮かべるような行動レベルや能力レベルのことではありません。著書が本書で展開しているのは、見る・聞く・触れるといった認識レベルにおける「予測」なのです。

「人間の脳は蓄積した記憶を使って、見たり、聞いたり、触れたりするものすべてを、絶えず予測しているのだ」
「人間の認識は、感覚と、脳の記憶から引き出された予測が組み合わさったものなのだ」

著書はその理論の核心である「記憶による予測の枠組み」を用いて、人間の持つすぐれた認識力の謎を解き明かしていきます。特に脳の中の「新皮質」に焦点を当て、「階層構造」と「逆向きに流れる情報」といった要素を用いながら、わかりやすく仕組みを説明しています。

その仕組みから、無意識に行ってきた見る・聞く・触れるについて、深く考えさせられるほか、創造性開発のヒントも得ることができます。

しかし、著者も少し触れていますが、脳が自然に行っている「記憶による予測」は、言ってみれば「固定観念の判断」とほぼ同じことです。脳の固定観念・思い込みのワナにはまらないためにも、意識的に懐疑的態度を取り、無邪気な好奇心を持つことの重要性も痛感させられます。

主著者はPalmの生みの親、ジェフ・ホーキンス。そこに『脳の中の幽霊』(角川書店)の著者でもある科学ライター、サンドラ・ブレイクスリーが加わり、とても読みやすい本に仕上がっています。

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紙の本

日経コンピュータ書評

2005/04/14 18:51

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る

米パーム・コンピューティングの創業者であり、モバイル業界のビジョナリストである著者が、もう一つの本業である人工知能の研究についてつづった。
ノイマン型コンピュータに基づく従来の人工知能や、脳の働きを単純な神経細胞の連鎖に還元するニューラル・ネットワークの理論を否定。大脳新皮質や海馬など、実際の生体の働きを踏襲し、直感で真実をすばやく見分けるといった、真の人工知能を実現すべく自説を展開する。

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2007/01/24 18:36

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2007/02/23 01:56

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2008/03/02 00:42

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2008/03/02 21:54

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2008/03/05 01:24

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2009/07/05 01:57

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2009/10/03 07:50

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2009/10/21 22:33

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2010/03/27 23:57

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2010/09/16 06:03

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2011/09/19 22:47

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2012/08/05 22:05

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2013/04/01 19:08

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