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本屋で新刊として購入。新井素子さんのコバルト文庫初登場作が新装版となって帰ってきました。イラストを描いたのは四位広猫氏です。
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中学の頃に読んだからなぁ・・・詳しくは覚えてないんだけど、
「嘘のつけない宇宙人」って表現に「私たちには尻尾がない。尻尾がないから尻尾を振る方法をしらないでしょ」みたいな台詞があって、今もなんとな〜〜〜く心にそのことが残ってます。
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日向ぼっこしている猫にあこがれる。でも私はけして抜けられない獣道を選んだ。
「一人は統率を司どる者。一人は情報。一人は技術。一人は生命。一人は攻撃。そして、今一人は切り札」
不思議な運命に導かれた六人の若者が、地球を守るためそして宇宙人たちの戦争を終結させるため、ハチャメチャな戦いを挑む。その戦いに圧勝した六人は、さらにとてつもなく強大な戦うべき相手がいることに気がつく…。
この小説に登場する森本あさみという娘はテレパスなんだけど、私的に結構気に入っている。大人びていて、お嬢様っぽくて、かっこいい。人の心を覗く前に必ず断わり、そして左眼を細めるのだ。この娘とお知り合いになりたいね。
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この本も初版本で。
今読むと笑ってしまうぐらい、アレですけれど…こういうくすぐったさも好いものですね。
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UFOの墜落現場に出くわした主人公たち──。UFOを乗っ取った彼女ら6人の冒険!う〜ん…何だか展開が早すぎてついていけないというか、登場人物に共感できなくて作品の世界に入り込めませんでした。現実と同じ世界観(?)に突然UFOが現れたのに、すんなり受け入れたうえにあっさり乗っ取り計画立てちゃうし…。そして最後のあれ。結局そういうオチか〜と残念な気持ちになりました。SFだったら(違うかな?)もっとワクワクできる話が良かったです(*u_u)
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私のは昔のだから表紙が違うけど。
私はこの本で
「憧れてるものは、自分には相応しくない、
あるいは必要でない、向いてないものである」
ということを学んだかも。
女王さまになりたいなぁと努力するよりも、庶民であることに努力する方が有益っていうか、自分の為っていうか。
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久しぶりに彼女の作品を読んでみたら、まだ10代の頃の作品だという。初めて読む本だが、何か懐かしいような気がした。この物語の舞台になっているこの物語の舞台になっている場所が、まさに10代の頃の僕自身が歩き回った場所であるからかもしれない。また男女の差があるにしても、主人公の持つ感性に、惹かれるものがあったからかもしれない。
SFとしてみれば、困ってしまうようなところはたくさんある。お願いだから、宇宙空間で花火を使わないで、みたいなこと。もちろん、書いた当時はともかくとして、今出版している本について、作者が無知で書いているはずはないのだから、確信犯だ。その確信がどこからくるのかわかるような気がする。これは、月面で爆竹がなり、宇宙空間で相手の宇宙船にペンキをかけることができる世界の物語なのである。
もっとも、物語の大枠の世界観は、おもしろい発想だと思う。でもそんなことより、一見(というより確実に)幼い筆で書かれた、どうしようもなく漫画的な登場人物たちの素敵さに、読んでいくうちに参ってしまう。そういう懐かしさが嬉しかった。
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子供の頃に読んで、再読なのだけれど、意外とさくさく読めるなぁ。
あと、四位広猫さんってこんなにアクの少ない絵だったっけ?
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初めて新井素子さんの小説を読んだ。お世話になった先生が新井素子さんの小説が…なんて仰らなかったら、たぶん読むきっかけはなかった。宇宙人の設定は面白かった。別の人の感想でも書いてあるけど、黒くしていけば「ぼくらの」みたいになりそう。私の想像力が悪いのか、戦闘とかはもっとわかりやすくしてほしかった。でも19歳の頃の作品だから仕方ないかな。携帯電話がない時代はいいな。恋愛面では10代向けならこれくらいのゆるさで良いと思う。姫が「生命」なのはわかるけれど、医療器具を持ち歩く女の子って…。