サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

ロアルド・ダールコレクション 2 チョコレート工場の秘密 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー205件

みんなの評価4.1

評価内訳

196 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ダールの大人向けの短編を読んだ後に!

2020/03/30 20:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る

読書会で、ダールの「あなたに似た人」が取り上げられる事になり、初めてダールを知り、読みました!その後、読書会で、講師の大学教授の方より、映画のタイトルとして、聞き覚えのあるこのタイトルが、ダールの作品と遅まきながら知りました!図書館の児童書コーナーで目にして手に取りました!主人公の少年とご家族の心の美しさが報われるラストシーンに心が暖かくなりました!続編という「ガラスの大エレベーター」も読みます!以前、翻訳された方での本も探して読みたいと思います!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大人の目には疑問の残る作品でも、子供の喜ぶ要素がてんこ盛りの途方もないホラ話

2013/12/29 12:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロアルド・ダールといえば、
ひねりの効いたアッと驚く結末の短編で人気を博したイギリスの作家である。
そちらから入った読者にとっては、
この作家がそもそも児童文学を書いていること自体、驚きではないか。
短編の結末には、しばしば情け容赦のないクールな視線、
人間の運命やら愚かさ、弱さをほとんど突き放すような、
一種悪意といってもいいようなものすら感じられるからである。
根の部分に何か、人間不信のようなものがあるのだろうか、と私などは思っていた。

ところが児童文学を見るとまた話はまるで別で、
今やイギリスを代表する児童文学作家の一人だろうから、
逆に児童文学から入って大人向けの短編に進んだ読者も驚くような気がする。
そのへん、なかなか奥が深いのだ。

さてこのチャーリーの話。
ジョニー・デップ主演で映画(『チャーリーとチョコレート工場』)
にもなった人気作である。

正直大人の目で読むと、欠点というか首をかしげるものがないわけではない。
一番大きいのは、事実上の主人公とも見えるウィリー・ウォンカの人物像だろうか。
変人であるのは明らかにしても、
その人間性はあまり掘り下げられず、よくわからないままで、
したがって彼のとる行動の根拠も弱いと思う。
映画では原作にはない彼のトラウマのようなものが追加されていたが、
これもおそらくはそのせいで、原作のままでは頼りないと思ったのだろう。

しかし対象年齢が低く設定されていることもあって、
作者はあまりこだわらなかったのだと思う。

それよりもいかに子供を喜ばせるかに腐心したように見える。
とにかく子供にとって魅力的な要素を注ぎ込んで、途方もないホラ話を書いたのだ。
ありえない菓子、ありえない工場、ありえない労働者だが、これが楽しい。
TVの電波で人間を運んだり、エレベーターが空を飛んだりと、
SFかファンタジーかという展開もワクワクするだろう。
挿絵も魅力的だし、大人も楽しめるユーモアもいっぱいだ。

チャーリー一家の貧しい暮らしに耐える健気さや家族の絆はとてもいい。
チャーリーは善人すぎる気もするものの
(同じ作者のマチルダはハチャメチャのすごい娘だ)、
老人たちの個性などはとてもいい。

後半は一種のサバイバルレースになり、
冒険小説的なスリルも加わって、楽しさもアップするのだが、
「馬鹿な子供」や大人の扱いには、
もちろん児童向けの加減もあるし楽しくしてはあるとはいえ、
ちょっと短編を思わせる容赦のなさも現れていて興味深い。

それにしてもこの物語における菓子へのこだわりは半端ではない。
特に前半は、チョコレートその他菓子の魅力があふれている。
菓子好きの子供にはたまらないだろう。
チャーリーがチョコレートに夢を託すのは、
日常のひもじさもあってのことだが、
ここまで物語の描写に菓子への愛情を込めるのは、
イギリスの子供を意識してのことで、
誇張があるにしても、
日本の子供だとここまで菓子好きではないだろうという気がする。
その点、文化的にも興味深い。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/05/25 00:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/05/31 03:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/06/29 15:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/09 19:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/05 00:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/12 01:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/23 01:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/02 01:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/05 09:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/05 22:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/10 02:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/22 00:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/19 18:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

196 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。