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ピョートルがエカテリーナから離れて行き、エカテリーナは運命が自分に向いてくるのを待っていた。女王陛下崩御の後に、エカテリーナを玉座へと望む勢力も現れ、クーデターを起こすことを持ちかけられるが…。
授業でエカテリーナ二世が啓蒙専制君主だったと習ったのですが、これを読めばその理由が解ります。
(2008.1.27)
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雌伏のときを経てついに支配者への道に踏み出す。
ここまで来るのにかなり苦労しはったんやなあ、と。
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最後の勝利者になりたければ時が自分を選んでくれるのをじっと待つことよ。運命が自分に向かって微笑みかけるのを注意深く目をこらして辛抱強く待つ以外ないわ。
幸福も不幸も結局はそれぞれの心と魂の中にあるものだ。もしも不幸の近づくのを感じたら、毅然としてその不幸より高いところにわが身を置くがいい。
そうやって心をたかくところへ置くことができるように鍛錬したのだ。
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ドイツ出身の貧乏貴族のお姉さんが、一滴もロシアの血をひかないのにロシアの女帝になるお話。
旦那さんがビジュアルも内容もお粗末ってこともあるけど、よほど自分は選ばれた人間だって意識があったんだろうね。
しかし、愛人を持つのは当たり前。
それどころか愛人の子供産んで、その子を堂々と後継者にしようって考えはスゴイ。
相手も彼女自身を好きなのか女帝という立場の女性が好きなのか、こうなるとよくわかんないな~。
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大黒屋光太夫が命がけで会いに行った人。ドイツからお嫁に来てロシアを大きく発展させた賢帝。「ベルサイユのバラ」の池田理代子先生が流石の腕前で読ませてくれます。おすすめです。
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2015年7月14日読了。ロシア王朝に嫁いだエカテリーナが政敵や自らを疎んじる夫ピョートルの妨害を退けて生き延び、女帝として即位するまで。エカテリーナという人は、何事も外的要因のせいにしてあきらめることを良しとせず、「自分でこれを成し遂げる」と決断したことを実行し続けた人だったのだなあ…と思う。実物は漫画に描かれているような絶世の美女でも悲劇のヒロインでもなかったのかもしれないが、このような人が現実に存在して、世界に大きな影響を与えたということはそれだけですごいことだと思う。ヒロインの男装シーンは、この著者のお約束か。
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この巻で今更、ベルサイユのばらより少し前の時代が舞台なことに気づいた。
ラストで出てきたイヴァン6世の置かれてた状態が、あまりに非人道的でショッキングだったので、読了後に気になってイヴァン6世について調べてみたら、彼は殺されるまであの状態に置かれていたそうだ…
ついでにエカテリーナ二世についてもちょっと調べてみたけど、この漫画の面白さのピークはこの巻で終わりかもしれない。
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ロシアの血はないけれど、気の遠くなるほどの努力で、ロシアを理解しロシア人の支持を得たのが勝因でしょうか。