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魔術師が出てくるミステリ。
とはいえトリックには魔術は使われていないので推理はできる。
ミステリと魔術という組み合わせは過去にもいくつかあったが、その中でもきちんとミステリしてる良作。
7つ目の謎はわからなかった・・・
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最近の電撃にしてはなかなか面白かった作品。 密室云々に関しては状況が地味というか密室の完成度合いが低い準密室だったためトリックが生きてなかった気がしますが、もう一つの大きなトリックは手際が良かったですな。 ただ魔術師先生の作中でのポジションは微妙だと思いますが・・。
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電撃にミステリーは珍しいというのと、帯が気になったので買いました。
トリックに多少難というか……無理やりな点はありますが、全体的な流れやストーリー。
キャラクターなどはすごく好き。
ただ、先生が「人を殺したければ殺せばいい」的な発言をしているので、そういうキャラが嫌いな人は好かないかもです(私は好きですが)
読者を裏切るテクは中々のもので、魔術との融合も面白いし、新人ですが、ミステリーにある程度なれればこれは売れる作家になると思います。
とにかく今後に期待。
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人間に限ったことではありませんが、物事には限界があります。例えばどんなに力のある人でも東京タワーを持ち上げることはできないし、どんなに足が速くとも100mを1秒では走れません。だけどその限界の枠をほんの少しだけ広げることができたら...。
この小説は学園ミステリーとファンタジーの混ざった物語。普通、ファンタジーというと、魔法やら何やらで現実的には荒唐無稽な力が跋扈してとてもじゃないけどミステリーには向かないような気がします。
しかしこの作品では「魔術」というものは数ある学問の中の一つで、その力には限界があり、できることは非常に限られています。ただ、人間や現代技術の持つ「限界の枠」を少しだけ広げられる...。そんな中で起こる不思議でありつつ、非常に合理的に進む物語です。いたる所に張り巡らされた様々なトリックにはかなり驚かされます。
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はじめて買った小説。
題名と絵を見た瞬間、ビビッ!!と来ました!!
ミステリアスで面白いです!!
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魔学に関する設定についてはよくできてると思う。なにごとも万能ではないよね。事件のトリックについては推理で解けるらしい。途中から推理とか考えてなかったけど。もう一つのトリックについては今後の展開に期待する、と言っておこうかな…。
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タイトルに惹かれて読みました。魔学では魔法が使えるわけではないと知ってちょっと残念だけど、仕方ない。名前のアナグラムとか好きなんだけど全然気づかなかった。戯言みたいな?
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現在4巻まで。
魔術師たちの狂演・・・ミステリを求めると肩透かし。基本的に犯人探しとして捉えると読めないですがこれも一つのファンタジーだと思えば何でもアリかと。一人称で語られる書き方が好きです。(だから成り立っているトリックもあったり)。なんとなくこの作者、清涼院流水さんが使われるテニクニックみたいなので描かれていたり。ともかくこれからの展開に期待です。
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好きな魔術とミステリの好物揃いなシリーズ。
主人公の性別に何となくの違和感があったが、最後にやられた。
すっきり。
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世界にたった数人の魔術師達の物語。魔術とはある才能の一種の事で日本唯一の魔学部を有する大学で起こる不可思議な事件の数々。頭を使って読みつつ個性的なキャラクターに感情移入して一喜一憂しました。先生がだいすき。
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※ネタバレ含んでます!!07/06/01
いやいや、実に面白い!! 医学部推薦を蹴って魔術部に入学する主人公。 上手く騙されたよ。 主人公が実は女の子だった、ってのが巧妙に隠されてるね。 あちこちにヒントは隠されているけどそれがまさか繋がるとは思いもしなかったよ。 母さんも生きてるし。 最初は表紙に惹かれて買ったのだけど(レビューの表紙はもやが掛かったようにほゎーんてなっているけど実際は綺麗です)ストーリーも良かった。 登場人物も個性あって楽々と覚えられた。 写楽法子をシャーロックホームズと即座に理解出来た子がいたり、魔術師が嫌いなのに魔術部に入学した子がいたりとホント個性たっぷり5人組だこと。 アレイスターが少女ってのにもびっくり。 魔術師には老いがないのか? それともアレイスターだからなのか? 7人目のトリックスターの最後の魔術を使ったシーンは中々よかった。 続編が気になる所です。
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う〜〜いい意味で見事にだまされた! 気持ちいいぐらいに!
本格ミステリではなく、最後はファンタジーだった。ちょっと真面目に推理するのが馬鹿らしいくらい。
アナグラムにミステリらしさを感じる。
解決編は最後までドキドキしながら読めた。
完璧な密室など存在しない。密室なんていうのはミステリ好きの幻想。これは密室だとそう思わされているだけ、
ということを思い知らされた一冊だった。
言い間違いネタが面白くなく、これなら一、二回に留めるべきだと思う。
主人公の語り口が戯言シリーズのいーちゃんっぽい。
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『推理小説を模った現代の魔術師の物語』。
ミステリにカテゴライズされる作品であるのでしょうが、「トリックに魔術が使われる」という点で他と異なっています。しかし、我々が一般的に持つ「魔術」のイメージとは違い、作中で語られる魔術は「現実的かつ論理的」に描かれています。
とは言え、ミステリとしては荒削りな面も目立つかもしれません。まぁ、個人的にはそこが魅力だと思うのですけど。
生粋のミステリ好きは気に入らないんじゃないかな、と勝手に考えたりしてます。あくまでも『模って』いる、ということなのかもしれませんね。
本当に好きな作品なのですが、万人に勧められないのが残念、かも。
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正直、私は表紙の絵の綺麗さで選ぶところがある。この作品もまた、表紙の絵に惹かれて購入。まぁ…世界観は悪くない。しかし、主人公の設定が少しめちゃくちゃな気もする。
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3.12読了。やられた! の一言。これは確かに面白いです。こういう推理系小説は久し振りだったので、とても楽しめました。