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2020/12/15 20:19
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投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
常に掴み所のなかった晴明でしたが、未来への焦燥感に苛まれながらも、妻子への晴明なりの想いが見えた巻でした。晴明の親バカな寝物語と博雅のおとぼけ発言には久々にクスッとしましたが、シリアス路線は変わらず、随所で不穏な空気を感じます。また、他国の話の描写が今まで以上に多く入るので、以前から横文字が多々使われているのにも違和感を感じていたのですが、ガッツリとした描写に???となりました。原作の小説は未読なので、忠実に描かれているのかオリジナルなのかはわかりませんが、個人的には内容がリンクしているにしても違和感の方が大きかったです。ただ、陰陽師の漫画である事を切り離して考えると、その描写自体は美しかったと思います。
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初期の「消え去りしもの」に描かれた形而上の世界観を感じる。多分その世界の形にグノーシス的な思想や象徴物を書き込むことによって、絢爛とした精神世界というか、目に見える世界の裏側というか、見事に描き出されていると思う。
でも、そのへんの知識のストックがないと読みこなすのはたいへんだ。碁盤と星宿に関してのあたりまではついていけるけどね。
それで、八百比丘尼が芦屋道満だったという事ですね。最終巻が楽しみ。
平安セブンとか、赤子の仕草とか、程良い笑いもGOOD。
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陰陽師、安倍晴明を素敵に可笑しく?描く作品。
晴明の不思議な世界を美しく描く。
(原作:夢枕獏)
もうじき13巻が出るらしい。楽しみ♪
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有名な夢枕獏さんの小説を下にこれまた有名な岡野玲子さんが絵を描いている漫画史実を元に書いてるところはいいのですが、史実から離れると、陰陽道を理解していないと読み辛いですね。それまでは安倍清明の逸話みたいな感じで読んでいく事が出来てわかり易く、楽しいです。
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清明に子どもが出来、人間臭いストーリー展開になっている。
それはそれで、おとぼけ感があり楽しいが、意外な展開だ。
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「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。
10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。
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原作ファンが高じてコミックも追いかけてます。
がんばって古本屋でばかりゲットして、12巻までキタ!
原作よりSF的だし、む、難しい……と思う( ・ノェ・)コッソリ
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図書館の本
清明と真葛の子がうまれ、英才教育開始!なのね。それにしても「名」を与えない?教えない?のは清明らしいなぁ。
なぜエジプトとギリシャと重ねるんだろう?
ま、真理は1つでどちらかからアプローチがあったって同じ深遠に行き着くものね。
あたらしく京を作っていく過程、かけている場所が見えてきて恐ろしい。
比丘尼。。。。
なんでいまさら。。。。
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晴明親バカの図。
兼家誘拐。
道満法師登場、なんとあの人。
道満とあてもの比べをすることになった晴明は危機一髪。
(2006年10月10日読了)
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今まで、岡野玲子の「陰陽師」のレビューって、書いたことなかったんですねぇ。
なんか、意外だ。
でも、いろんな解釈があるから、下手なことを書くと、バカにされそうだという緊張感がただよいますねぇ(笑)
まあ、わたしは、いつも、「自分勝手解釈読み」ですから……。
えーと、昔、まだ実家にすんでいた頃、夜中にマンガを読んでいて、隣の部屋にいる妹にまでクスクス笑いが聞こえたそうな。
「何読んでたの?」
と聞かれて、その時読んでたのが、岡野「陰陽師」と「ガラスの仮面」だったという。
「ガラスの仮面」は、単純に、月影先生が笑うと、自然にわたしも笑いたくなってくるという……。みなさんは、そんなことないですか?
岡野「陰陽師」は、多分、1巻、2巻あたりを読んでたんです。あれって、クスッで笑うところありますよねぇ?
妹は、
「ない!」
とキッパリと申しておりましたが……。
で、そんな笑いを誘う岡野「陰陽師」だったのですが、それが、8巻の水場を踏んでいく話あたりから、メチャクチャ張りつめたものになっていたんです。
ストーリー自体も、内裏炎上とか、けっこうきつい話が続きましたし。
晴明自身がやっていることも、どんどん、博雅にも力を貸してもらえないような、タイトロープをわたるような話ばかりでした。
でも、12巻になって、ちょっと笑いが戻ってきたのかなと思います。それがまあ、けっこう私的には、うれしかったりします。
まあ、張りつめたものは、残っているんですけどね。
でも、10巻、11巻みたいに、どんどん真綿で首を絞められるような感じはなくなりました。
確か、13巻で完結。完結に向けて、確かにお話が動いているなぁと感じます。
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晴明さんが何をしたいのか、何に基づいて進んでいるのか完全に説明不足で作者の自己満足っぽいお話になっちゃった。
古代エジプトのしかもツタンカーメンはいらないでしょ?
奥さんの真葛ちゃんの行動も意味深だけど、古事記から来てるのか日本書紀から来てるのかわかんないし…。
この展開は小説ファンとしてショックだなぁ…。
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12巻まで読了。
ワガママ小悪魔だった真葛ちゃんもついに母親に。キリッとした女性に育ってきました。
陰陽師は昔の言葉も多いし、正直話しの流れを全部理解することは出来なくて、絵を見て雰囲気で捉えることが多いのだけれど、ここ数巻の安倍晴明がジワジワと追い詰められていく様は読んでいてしんどい…。
ハッピーエンドに向かっている気がしないんだよなぁ。。
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読めば読むほど分からなくて、とにかく読むのに手こずる。でも知識がインターナショナルなもので、時代を超えて有機的に結びついていく考えと、作者が自分の描きたい世界を躊躇なく表現していく姿勢はすごく好き。
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2016.2.13市立図書館(長女)
天空の巻
・安倍晴明 天の珠を得ること
・帝 新造内裏へ遷御す
・藤原兼家 新嘗祭に於て 自ら神饌をつとむ
・安倍晴明 火珠と方諸を手に入れること
・三國相傳陰陽管轄 簠簋内傳金烏玉兎緑玉碑文
晴明と眞葛のもとにいつくしむべき小さいひと誕生の一方でボッティチェリの描くヴィーナスの誕生のごとく道満/白比丘尼再生。源高明と藤原兼家の主導権争い、道満と晴明の射覆(せきふ)対決。追い込まれていく晴明、案じる博雅。えっ、ここで以下次号とは。
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2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1027.html
陰陽師 (12) (Jets comics)
真葛、十二の星の冠を戴く。
真夏の午後、久しぶりに「陰陽師」に帰ってきました。
この巻は、比較的明るく読み進められます。
時々よぎる古代エジプトの幻影の意味は・・・。 世界は繋がっているってこと?
藤原兼家がいい味出している!
そこへ現れる知徳と道満! 妖しい波乱が予感されます。
・・・そういえば、新造された内裏は、神から祝福されていたかしら?
ついに姿を現すエジプトの若きファラオと王妃。
アレキサンドリアの美貌の女性数学者・天文学者・哲学者 ヒュパティア。
話が広がっていく中、いよいよ 法師道満と安倍晴明の射覆(せきふ)が始まります。
ますます美しくなる絵が物語に引き込んで、真夏の暑さも忘れさせてくれます。
これほど一気に読んだ巻は久しぶり。 続きが早く読みたい!
2015/12/18 友人から借りる。2016/08/25 読み始め、一気に読み終わる。