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前巻の続き。
成田氏は、登場人物と場面切り替えの多さで勢いよく読ませる作風だと思っていて、今回も思いました。
安心して読めるがマンネリ?
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成田良悟さんが描くかなり変わった吸血鬼たちの物語で前作のヴぁんぷ! 2の続きです。相変わらず主人公不在のどたばた劇ですが、今回は登場人物が多くなりすぎて少しゴチャゴチャになった感じがあります。
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スイカ吸血鬼くんとルーディの復讐劇の結末編。なんかキャラいっぱい出てきてたので、ちょいごちゃごちゃしちゃいましたね・・・。でもテオの罪が許されるわけではないと思うのですが・・・。スイカとセリムの話はちょっと感動的。でも1巻が一番おもしろかったな・・・。
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ヴぁんぷ!の第3弾です。
もうこの巻は新キャラが出てきすぎてパニクりましたw
もうミヒャエルが切なすぎて…フェレットが今後どう変わっていくのかが楽しみです♪
最後の最後に色々どんでん返しがあってすごかったです。
そして幻橙機のお姉さまがツボすぎました…。
「組織」についてもきっと今後描かれていくのだろうなぁと思い、ますます楽しみ♪
色々と追わなければならない要素が多くて大変ですが、それが成田作品の楽しみだとも思います。
4弾にも期待!!
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図書館で借りました
1~3まとめてレビュー。
吸血鬼物。コメディ&シリアス。
主人公の子爵。(っていうか語り部?)吸血鬼なのに、太陽浴びないと死にそうになります。
舞台はとある島。時系列はおそらく、現代。テレビレポーターがこんな島の祭りにまで登場し、インターネットのオンラインゲームが普及して、子爵の趣味はネットサーフィン(なんだかな)。
特殊な島で、老人たちは吸血鬼の存在を受け入れて、夜の支配者である子爵に敬意を持ってます。子爵を慕って吸血鬼たち(以外の化け物も多々棲んでるようだが)もこの島に多い。
ここで繰り広げられる、復讐、逆恨み、恋愛、策謀等々のはちゃめちゃ劇。
島の昼の支配者はダンピール(人間と吸血鬼のハーフ)。彼の両親は仲が良すぎて、子供をほったらかして二人の世界~を繰り広げ、結果息子が捻じ曲がったらしい。(子爵談)。小物と評され、当人も理解している割に、非常に上手く立ち回り、かなりの策略家。彼は軍師・策略家として、ぴか一。
最強の吸血鬼、レリック。(子爵の養子)。
レリックを愛する人間のヒルダ。
吸血鬼の常識を完全に無視した子爵。
でも、この島の中で、最強なのは、多分。
ヒルダの兄ミヒャエル。人間なのに、打たれ強い。精神的に、肉体的に、およそ最強。きわめつけが、お日様の笑顔。瑣末を気にしない、大らかさ。
レリックの妹、フェレットを熱愛し、むげにされてもめげず、化け物たちからもその大らかさから「大事な友達」認定され。島の中でたぶん、一番愛されている子。
どたばた劇です。
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前後巻の後編。
もしかしたら成田作品の中で一番僕の好みに合うシリーズかもしれません。
痛快な悲喜劇こもごも。読んでてすごくワクワクします。
デュラララが人間から離れた存在、人格を描いた著作だとすると、この吸血鬼モノはすごく人間くさい。人外というテーマが共通しているのに作品の空気が結構違います。
余裕があるなら他の成田作品も数冊読んで、雰囲気の違いを発見するのも一興かと。