紙の本
本屋さん漫画
2016/09/14 11:19
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで働く漫画家の本屋さん漫画。
本屋さんのことがいろいろとわかりますね。
この人の漫画は全部読んだわけではないけど、エッセイのほうが好きだなー。
紙の本
わかりたい、あなたのための、出版業界入門
2005/12/15 23:12
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:拾得 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前、『誰が本を殺すのか?』が話題となった。出版業界の内情に多少とも関心のある者にとっては、さほど目新しいことが書かれていたわけではない。それにもかかわらずに、売れて話題になったのは、業界の内情を知る格好の入門になったからではないだろうか。ポストモダンなど、高尚な書籍しか読んでこなかった人にとっては、出版業界の前近代的な内情は衝撃だろう。
そんな「業界もの」の一角に、ボーイズラブ作家にして、現役の書店員でもある著者が「漫画」によって参入したのが本書である。陳列の仕組みから、配本状況、返本の手続き、さらには流通の仕組みまで、書店員の日常の目を通して出版業界を解説してくれる。加えて、「大手取次2社様」をたったひとつの絵で説明できる漫画という武器をもっている。
もちろん、出版業紹介が眼目ではなく、書店員としての日常の出来事が軸である。書名を覚えないで店員に問い合わせたり、マナーのわるい客なども次々と俎上に載せられる。「万引き」場面の描写等はミステリータッチのドキドキ感である。もちろん、時折挟み込まれる、(本業の)ボーイズラブネタも忘れない。ツボを押さえた配置は、知らない者にとっても笑いの涙を誘う。
本や読書についての議論は、えてして説教臭くなりがちだ。気持ちはわかるがつまらない。その点、本書は、多少の悪ふざけが過ぎても清々しい気分になる。本への無差別で純粋な愛を忘れていないからである。
紙の本
ここから確変
2020/05/04 13:45
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品から番子さんが化け始めた印象があります。
書店員の立場から、オタクの目線から本屋を、出版社を、作品と作家を切る良作です。
電子書籍
面白い
2017/10/19 15:33
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
本屋さんの裏側がよくわかります。
万引きって老人が結構ひどいことやるんですねー。
万引き捕まえて金一封出るのもすごい。
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これ、書店員なら一度は「あるある!」ってなる本です。
まさか現役の漫画家さんが本屋で働いてるなんてビックリです。書店員さんじゃなくても「あ〜、本屋さんってこんな事考えながら仕事してるんだー」って笑えます。
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漫画化をしながら本屋をやってる作者のマジ話を漫画化。
本屋さんの裏話が満載です。笑えるので本好きな方は是非。
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10/2付の朝日新聞の書評欄で紹介されていましたが、それ以前から、気になっていた一冊。
だって、本屋さんなんだもの!
あぁ・・・すげぇこの気持ちわかるよ〜ってところが多く、同業者にはたまらない。(笑)
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昔、本屋さんでバイトしていたコトがあるので、身につまされる。読んだことのない本のコメント書くの、得意でした(苦笑)。
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自分も本屋バイトと図書館バイトしてたので面白く読めました。私も腰痛になったなあ。タイトル間違える人のくだり笑った。
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久々に笑える本です。ってか、大笑いしました。ハイ。
朝日新聞の書評に載っていて「こりゃ読まねばっ!」と速攻注文。
今日家に届いたので、家族を尻目に読みました。
(これは普通のコミックスだから、隠れる必要ないもんね〜)
とにかく面白い。
本当にこんな事があるの〜?と思ったんですが
少々の脚色はあったとしても、現役の書店店員さんですから
すべてあったことなんでしょうね。
本が好きで本屋で働きたいなぁ〜と思ったこともありましたが
これを読んで、本屋さんの大変さを知りました。
でも、もっと本屋さんが好きになりました。
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今月は、近頃話題の漫画を、買ってしまった。二冊。『働きマン』とこれ。
電車で読みつつ笑いがちに。やっぱ本屋さんで働きたいねぇ。
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連載中からちょくちょく読んでたけど、面白い。本屋さん好きな方は是非。ただ、作者さんがBL畑の方なので、そこらへんの話題に過剰反応する方は避けた方が無難かと。
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書店員バイトとしてはもう、「あるあるあるある!」とうなずきっぱなし。N販やT販の取次ぎに関する裏話が表に出てきたのはうれしいですね〜。こういう本が売れてランク配本の制度がさっさとなくなればいいと切に願います。客注本がゼロ冊入荷のとき、ほかの本屋に探しに行くのはもういやです。。
書店員バイトをしている友人たちの間でも話題沸騰中。書店員と本屋好きは読むべし読むべし。
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少しは私達本屋の大変さをわかってください…
得に某県某市民!!
私らアンタラの召使じゃねぇ!!
ちょっと愚痴ってみた(笑)そんな本。
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以下、お知り合いに送ったメールを引用します。
今、書店員のバイトをしているのですが(少しだけ割引してもらえるし欲しい本は自分で版元営業部に注文できるしですごくいい)昨日、フェアの案内がFAXでやってきました。
期日までに必要事項を書いてFAX返信すると、POPやら何やらがどかんとやってくるという、所謂注文書です。
本屋さんで○○フェアと銘打たれて一等地で展開されてる本は、大抵こうやって入荷します(店員の趣味で勝手にフェアをやるときもあります)
で。このフェア案内FAX。ほぼ毎週次から次へとやってくるので、大体はゴミ箱に即突っ込まれるのですが、今回気になった本が。
その名も『暴れん坊本屋さん』
有体にいってしまえば本屋さんエッセイ漫画です。
作者さんが書店員兼漫画家、というだけあってちょっと他にはない妙な熱気に溢れた本です。
内容をざっと見た瞬間、バイト仲間たちは購入即決。売場検索をした結果、二冊しかなかったので(しかも一冊は売れてしまっていたので)即、版元営業部に発注をかけました。
何がいいたいかというと、是非表紙と裏表紙だけでも見てみてくださいということです。
よろしければ是非。本屋の内情と本音が見れます。
うちのブックスタッフはかなりの確率で持ってる本です。