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文庫 第38回文藝賞 受賞作品

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みんなのレビュー408件

みんなの評価3.5

評価内訳

399 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

いまいち良さが解らなかった。

2005/10/10 21:06

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ロングボーダー - この投稿者のレビュー一覧を見る

数年前に社会現象?に近い
話題を提供した本作が、文庫になった。
新聞の広告欄に
文庫の新作が紹介されていたので、
早速、本屋に行ってみた。
文庫のコーナーに行けば、
当然、平積みになっているんだろうなと
勝手に想像していたが、全く見当たらない。
しばらく、文庫コーナーを徘徊したが、
全く見つからず、諦めかけたとき、
新刊の棚の上のほうに、
一冊だけ立てかけられていた。
ラッキーという思いと、
あれほど話題になった本の文庫化なのに
ぜいぶんな扱いだなと思ったりもした。
本作は2001年に、著者が最年少17歳で
第38回文藝賞を受賞し、
48万部のベストセラーとなった。
ベストセラーの基準が解らないけれど、
48万部ってすごいのかな。
まぁ、当時は現役高校生だったのだから
話題にもなりますよね。
さてさて、早速読んでみたのですが、
あれれ?いまいちピンと来ない。
受賞した作品ということで、
期待しすぎたのかも。
ページ数も文字数も少なく、
短編小説ですね。
そのぶん、さらっと読めましたが、
何か盛り上がりに欠けるストーリーかも。
巻末の解説では、べた褒めしていますね。
著者は「完璧な日本語」を操っているらしい。
そういう、表現や文書力で受賞したのかな。
ストーリーも目新しさを感じないのは、
4年という歳月が、風化させてしまったのかな。
やはり、話題作は旬な時に
読まないといけないのかなぁ。
いい作品は、いつ読んでも良いものだとも思うが、
そうでないものもあるのかも知れない。
主人公の朝子とかずよしの言葉(せりふ)は、
自然で読みやすかったし、
コミカルな表現も良かったと思う。
著者の繊細さ(見当違いかも知れないけど)が、
伝わってくるような文面もあったと思う。
文庫には、書き下ろしの「You can keep it.」
という短編も収録されている。
大学生の城島は、自分の物をあげることで
対人関係を保とうとする。
わからなくも無い感情だと思うが、
それが、小説の題材になっていることに、
著者の感性の特異さを感じた。

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紙の本

非常に読みやすい小説

2006/07/20 00:52

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七夕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

17歳で文藝賞受賞とのことで、遅ればせながら読んでみました。
小学生の男の子とインターネットを通じ、チャット風俗になりきるという非常に独創的なものですが、
冒頭から数ページは文章が荒く、あまり推敲されていないような、言うなれば文章力の無さを感じました。
ただ読みやすい文体ではあるので、スラスラと読んでいる内に物語の中に引きずり込まれていくことでしょう。
特に中盤からは、先の展開にワクワクさせられます。
読ませる力は十分にあるので、文藝賞という先入観さえ取り払えば、なかなか面白い作品ではあると思います。
書き下ろしで You can keep it という短編も収録されていますが、インストールが目当てであれば、あまり期待はしないほうがいいと思います。

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紙の本

女子高生のヴァーチャル風俗体験

2006/01/16 17:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 文学界のアイドルみたいになっている綿矢さんの作品を、今ごろになって読んでみました。
 主人公は、現状は、本来満足すべきものなのに、
なにか、認めれられず、周囲と何より自分が嫌になって
登校拒否になっている女子高生。
 その女子高生が、ふとしたことから、近所の小学生と
風俗関係のチャットのバイトをはじめる話しです。
 悩んでいた、青年(女子高生ですが、)が、成長の通過儀礼として、
自分が属する、世界より、一歩踏み出し(家出とかの形を取ります)
異世界での冒険をして(その世界で居場所を見つける場合もあります)
少し成長して帰ってくると
いう、主題です。
 本来、登校拒否や、風俗取り分け、今回は、詐欺も含まれるので
もっと、嫌悪感があっても良いのですが、
著者の力量か、特性なのか、不思議と爽快な爽やかさが感じられます。
 この読後の爽やかさは、瀬尾まいこさんや、吉本ばななさんとも
違いました。
(この二人と比較することに問題があるかもしれませんが)
これは、風俗とは、言え、基本的に汚れ仕事でなく、ネット内での
ヴァーチャルな体験なので、そう感じられるのかもしれません。
先ず、読んでいる読者の読書という行為自体が、ヴァーチャルな体験なので、
そこにシンクロしているのかも、しれません。
 併し、さわやかと書きましたが、主人公が、ネットでの出来事とは、
言え、精神的に追い詰められたりすることは、
大変よく描かれています。
 ネットでの繋がりは、精神面でのつながりとして、
ある意味、あって、話す以上に、気を使って繋がっていることも
あります、ブログをやっていても、時々そう思います。
今回は、本書を読んでこんなことを、思いました。

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2010/01/04 23:46

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2005/10/10 22:05

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2005/10/20 01:45

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2005/10/20 06:53

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2005/10/27 16:03

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2005/11/02 11:15

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2005/11/05 09:09

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2005/11/25 01:12

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2005/12/02 20:53

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2005/12/08 20:14

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2007/08/25 22:30

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2005/12/23 16:07

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