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粗筋買いで買ったら大当たり。記憶を失った親友×恋心を隠して接していた主人公。冬の軽井沢はロマンです。
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男前攻め×一途け健気受け。
大学の同級生。
親友が記憶喪失に。攻めの勘違いから、彼女になってしまった受けだが。
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泣きました。やられた…
うえだ真由さんの小説って、実は全部が全部好きなわけじゃないんですが、私にとっては全然面白くないか、ずぼっと(どんな表現よ;)のめりこむかの二択しかない、とんでもない鬼門であったり。
というわけで、これは後者だったみたいです。
あさとえいりさんの表紙絵につられて、「真由さんか…」とちょっと賭けのような気持ちで手に取ったのですが、裏表紙のあらすじで既に心がぐぐっと傾いて、そのままお買い上げしました。
以下、すごい主観入ってますが感想文。
事故に遭い、記憶喪失になった親友。
密かに想いを寄せていた相手は、事故のあと親身に面倒を見た自分を、恋人だと勘違いしてしまう。
叶わぬ恋だと諦めていたのに。だけど、一時でも本当の恋人になってみたい。
その気持ちに抗うことが出来ず、親友と身体を重ねてしまい…
一途な想い故の衝動、というシチュエーションに弱いです…。
好きだから、叶わなくても自分の思いをぶつけたい。そういう一方的な想いじゃなくて、どちらかと言えば消極的すぎる感じもするけど、偶然生まれた「隙」に、想いを押さえきれなくなる。
理屈や理由をつけて動くより、ずっと素直な感情だなぁと思いました。
勘違いだとしても自分を見てくれる「好きな人」を前に、全部忘れて身勝手に喜ぶばかりでもなく、ずっと不安と後ろめたさとつきあって。
最後に、全てがばれてしまったときの、台詞がすごく好きでした。
一年半の片想い。あそこで飛び込まなかったら、一生続いたはずの片想い。
分岐点で、自分はあえて行き止まりの道を選んだ。
本当に偶然に生まれた分岐点を、消極的なままでずっと続く道を選んでいたら、いつまでも「親友」として傍にいられたかも知れない。
それでも、行き止まりとわかっている道で、自分の想いを叶えたいと思った里央が、すごく健気で。だけど「受」らしい?なよなよしさのようなものが見えたわけでもなくて、ただまっすぐな気持ちがいいなぁと思いました。
最終的に親友が選んだのは「これまで」の恋人じゃなくて「これから」の恋人。そういう話だから、ハッピーエンドになるのは当たり前なのかも知れないけど、本当の衝動だけで気持ちを押し付けるだけじゃなくて、本当に献身的に支えてきたからこそ、受け入れられた想い、に…うっかり、ほろり、と。
ベタな展開でも気にせず読めると思います。
というか寧ろ、ベタな展開だからこそじぃんと、いいなぁと思える話なんじゃないかと。
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里央は親友の陽史に密かな想いを寄せていた。だが、陽史の恋人が半年間の留学に出発した日、見送りに行った2人は事故に遭い、陽史が記憶喪失になってしまう。彼女の存在も忘れた陽史は、親身に面倒を見てくれる里央を自分の恋人だったと思い込む。ずっと叶わぬ恋だと諦めていた。でも、ひとときでも陽史の恋人になってみたい・・・。その気持ちに抗えず、里央は陽史のキスを受けてしまい・・・・・。罪と愛の幻想曲。
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事故で記憶喪失となった親友に、秘めた恋をつかの間だけでも成就させたいと、恋人のふりをしてしまう主人公。作者いわくの「ベタな展開が好きです♪」な話。ベタではありますが、それぞれの内面の葛藤とか、恋愛だけでなく記憶を失って不安になる精神状態とか、丁寧に描写されているので、決して軽い話ではないです。…強いて言うなら元カノの『箱入りお嬢様』な設定がちょっと浮いた感じなので、「付き合っていることを公にできない理由」はもう少し別の設定だと良かったかな…と。
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里央は親友の陽史に密かに想いを寄せていた。
だが陽史の恋人が半年間の留学に出発した日、見送りに行ったふたりは事故に遭い、陽史が記憶喪失になってしまう。
彼女の存在も忘れた陽史は、親身に面倒を見てくれる里央を自分の恋人だったと思い込む。
ずっと叶わぬ恋だと諦めていた。
でも、ひとときでも陽史の恋人になってみたい―。
その気持ちに抗えず、里央は陽史のキスを受けてしまい…。
罪と愛の幻想曲。
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B-0010/2005.10
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題名だけだと(私にとっては)インパクトが薄くてスルーしてしまいがちなんですが、丁寧な佳品だと思います。
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【あらすじ】
里央は親友の陽史に密かに想いを寄せていた。だが陽史の恋人が半年間の留学に出発した日、見送りに行ったふたりは事故に遭い、陽史が記憶喪失になってしまう。彼女の存在も忘れた陽史は、親身に面倒を見てくれる里央を自分の恋人だったと思い込む。ずっと叶わぬ恋だと諦めていた。でも、ひとときでも陽史の恋人になってみたい―。その気持ちに抗えず、里央は陽史のキスを受けてしまい…。罪と愛の幻想曲。
【感想】
作家買い
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苦い甘さのバランスが良かったし泣いた。片思いの相手が記憶喪失で恋人を忘れてしまい、嘘をついたわけでもないけど言えなかった真実の残酷さに苛まれる葛藤がいい。
本当に辛い時に、少しだけいつもとは違うルールを許してくれる、っていう基準に凄く納得。
ちょっと簡単に男同士飛び越えた感はあったけどw
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里央は親友の陽史に密かに想いを寄せていた。だが陽史の恋人が半年間の留学に出発した日、見送りに行ったふたりは事故に遭い、陽史が記憶喪失になってしまう。彼女の存在も忘れた陽史は、親身に面倒を見てくれる里央を自分の恋人だったと思い込む。ずっと叶わぬ恋だと諦めていた。でも、ひとときでも陽史の恋人になってみたい―。その気持ちに抗えず、里央は陽史のキスを受けてしまい…。罪と愛の幻想曲。