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二度目の成人の日を迎えるにあたり買い求めました。
人生の折り返し点で読む本を増やしていくことでとまらない後半戦を進もうと思える本になるかな。
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四十にして迷わずは、それまでに様々な経験をしておくことが重要で、
四十になれば必ず迷いが生じる。
それを乗り越えるのが四十だと。
まだまだ34歳では成長過程であって、完成されていない。
これから積極的にチャレンジし、経験を積上げることが重要だと再認識させられた。
俺はどういう大人になるんだろう。
まだまだ先は長い。
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川北義則著「40歳から伸びる人、40歳で止まる人」PHP文庫(2005)
*本物の大人とは何か?無理も無駄もせず、いい経験をつんだ等身大の生き方をする人だと思う。
*仮に「30にして立つ」を1人前の人間として社会に参加する時期と考えれば、それから10年ほどは、自分の可能性を求めて思考錯誤して良いことになる。そして40歳になったら迷うことなく自分の道を選択してまっしぐらに進む。
*調査の結果、、、男の場合は「生きがいの欠如」と「ストレスの多さ」、女性は「人に頼りにされないこと」が循環器疾患で志望する危険性を2倍に高めている。
*人生では何の目標ももたないよりは「たとえ邪悪な目標でも、ないよりあるほうがまし」(イギリスの歴史学者トマス・カーライルの言葉)
*中古車とクラシックカーの違いを人間に当てはめると、世の中の流行を追いかけていくような人間はきっと中古車と同じ。世の流行を注視しつつも、ときどき立ち止まって、「これでよいのか」「本筋を外れていないか」を自問自答し、眼光に本物を目指すような無骨さを失わなければ、味のある人間になれると思う。
*男は仕事さえしっかりやっていれば、それで責任を果たしたつもりになっているが、仕事は家庭を経済面から支える1要因でしかない。「自分−仕事=0」。そうなったら仕事感覚の横滑りで生きていくしかないだろう。
*「いまここで楽しめない人生は、永久に楽しめない。いまここで賢明な生活を送らなければ、永久に賢明な生活はできない。」(アメリカのジャーナリスト デーヴィット・グレーソン)
*20歳を過ぎたからといって、心身ともに成人といえる人間は少ない。その時期から10年とか20年をかけて、やっと成熟した大人になっていくのが人間本来の姿だ。
*お金は大事にすれば、味方になってくれる。しかし、大事にしないと中々やってきてくれない。そのためには、健全な金銭感覚を見につけることが必要である。
*年を取ることをを楽しむには、自分が理想とするモデルを見つけてきて、その人に近づくべく努力をすることだ。
*「遊びを遊び、仕事を遊び、生活を遊び、いきることを遊び、いつでも遊んでいられる人間になりたい」(建築家 浜野安宏)
*「いかにして死ぬか」を考えることは、様々ある人間の営みの中でも結構重要な位置を占めていると思う。
*どうしたら別れに強くなれるかだが、これは「別れ際をよくする」こと以外にいないと思う。そうするとその別れは良い記憶として残り、その人の心を豊かに成長させる。
*中高年になると何かと別れや喪失の機会が増える。この時期に別れや喪失の経験をうまくつめば、成熟へと向かうに違いない。
*物事には裏表があって、表面に現れたことだけで理非曲直は決められない
*終身雇用、年功序列が終わった時代に、頼まれもしないのに、会社に立派な忠誠を尽くしてもどうにもなるものでもない。
*有給休暇をどうしてもとる、、、こうしたわがままは決して利己主義ではない。自分を��フレッシュするために必要なことで、それは結果的に自分の属する組織のためにもなる。そう主張できるくらいの自身と押しの強さが求められる。
*アメリカのFA(フリーエージェント)の定義として「組織の庇護をうけることなく、個人の知恵と才能だけを頼りに自分のビジネスを築き上げること」
*「男が家庭を持つのは思い切りくつろげる場所がほしいからである」
*実際に家族は他人の始まりである。しかし、人間が社会で暮らす最初の単位は家族である。この家族を上手くやれないで、社会でうまくやっていけるはずはない。
*男と女の関係は、年とともに変化する。最初は恋人、結婚すれば配偶者だが、中年以後は夫婦生活も疎遠になっていくのは自然の流れだ。妻という存在の扱いが難しくなるのはこのあたりからである。
*愛妻家を知っているが、彼らが妻こそ命と忠誠を尽くしているかというとそんなことはない。むしろ事業は逆で、適当に遊んでいる人間の方に愛妻家は多い。
*上手くいく結婚生活の大半は、お互いの理解ではなく、実は「共通の目標実現」のための協力でなりたっている。人間は自分が理解されているということにかなりこだわる存在だが、夫婦関係の場合は「理解よりも協力」と割り切って考えたほうが良い。
*「結婚以前は両目を大きく開いて相手をよく見よ。結婚してからは固めを閉じよ」という名言。片目を閉じるとは相手の少しくらいの手抜きも認めよということである。
*「良い結婚は友情の才能に基づく」 20年ほどの結婚暦がありながら、離婚でもめる夫婦は結婚当初の意識から脱し切れていない。お互いに相手をごく親しい異性の友の視点から見れるようになれば、おのずとトラブルは少なくなっていく。
*「男は1人でいることになれる必要がある」 実際男がいくら努力をしても「亭主は元気で留守がいい」と思うのは女性の持って生まれた性質である。
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記述を見る限り、40代を読者層として見ているようです。ほんで50代からどう生きるか?的なね。でも20代とかが読んでも何かしら得るものはあると思いますよん。
あ、男性向けに書かれていることも注記しときます。坂東眞理子さんの『女性の品格』(PHP新書)なんかは男が読んでも使えましたが、本書はどうなんですかね? 『女性の品格』よりは読者性別を固定している気もしますが、女性としての見方ができません><。悔しいけど、僕は男なんだな・・・。
そーいえば、川北さんは『男の品格』という本も出しているようですね。読んでみようかしら?
さてさて、本書は川北さんの論が展開されているというよりは、著名人や学者の意見や逸話を紹介している側面が強い気がします。引用が多い。川北さん自身の意見を知るために・・・よりも、いろんな人の考えに広く目を通したいいなあ・・・くらいの気持ちで読み始めるとよろしいかと存じますですよー。もちろん、川北さんの論もたくさん載ってはいますがね。
視点としては若干の偏りも見られますが、いろいろな意見や説を目にする機会を持つためには使える書籍です。本書をきっかけとして、興味を持った意見の方の著作に目を通してみてはいかがでしょうか。
逆に言うと、すでにさまざま勉強されている方が読んでも、すべて知っていることだったり、今更感が漂うことばかりだったりするのかもしれねえです。
あとあと、マスコミなどを通じて言われるような意見に異を唱えている感じも印象に残りますかね。川北さんはマスコミが嫌いなんですかね。それに関連してか、若者嫌いな面もありそうです。「まったく、近頃の若いもんは・・・」的な説教くささも感じます。
ともあれ「みんなが言っていること」に弱い人も一度読んでみると、なにか思うところも出てくるはずです。
おそらく40代の方が読むと、本書はそのまま具体例として受け取れるのだと思います。「よし、今すぐ実践してみよう!」みたいな。若い人が読むと抽象論っぽく感じられるかなあ? 「生き方」に対する一つの意見って感じ? どちらが本書にとって望ましいことなのかはわかりませんが、とりあえず何か考えるきっかけを作りたい人は読んでみてもいいかも。
【目次】
第1章 「本当の人生」は四十歳からはじまる
第2章 あなたは「本当の大人」になりきれたか?
第3章 「自分」と「仕事」の関係を見直すとき
第4章 「家庭」での男の責任とは
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可もなく不可もなく。私の感覚では、著者の主張は60歳向けのように感じた。40代になりたての私からして、著者とは世代の差を感じました。
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古本屋で題名に魅かれて買った本。
「自分の人生は自分で作り出すもの」と
背中を押されているような内容。
どこから読み始めてもいいし、繰り返し読んでもいい。
40歳を過ぎたら「役に立つ」より、「好きな道」で行け
というのは、とにかく何か資格を取らなきゃとあせっている人にとっては、一度立ち止まって考えてみる材料ではないだろうか。
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人生最大の分岐点は40代である。なぜなら40代の過ごし方次第で、そこから人間としてグンと伸びて「本物の大人」になれる人と、そのまま成長が止まってしまう人に分かれてしまうからだ。本書は、生きる楽しみを与える人気エッセイストの筆者が、「人生・大人・仕事・家庭」の4つの面から、人生を愉しく有意義なものにする考え方を紹介。50代からの人生を輝かしいものにしたい人に読んで欲しい本。(PHP文庫)
夫がなにげなく持っていたので、なにげなく読んでしまった・・。厚さもないし、読みやすいなぁ程度で。でも!う~んと唸りますよ~。なるほどなるほど。そうなんだぁと感心しきり。なんとなくわかっていてもこうやって言葉にして指針をさしてくれるとじわじわとやる気がわいてきます。実際、男性向きに書かれている本ですが、女性が読んでも唸ると思います。
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「今できないことは、いくつになってもできない」
「今ここで楽しめない人生は、永久に楽しめない。今ここで楽しめないここで賢明な生活を送らなければ、永久に賢明な生活はできない」
「人生を楽しむべき時は今現在だ」
40代の今からでも遅くはない。好奇心をもって、いろいろなソフトを自分の中に持ち込んでみよう
「愚か者は金をもって死んでいくために貧乏で暮らす」
使ってはじめて生きる価値もある
金で買える幸せは買った方がいい
40歳を過ぎる頃になると、急速に成長が止まる人と、まだ伸びる人とに分れる。その差は、伸びる人は嫌いなことをやっていない。好きなことをしているからまだまだ伸びられるのだ。
山本常朝 江戸時代
「人間一生誠にわずかなことなり、好いたことをして暮らすべきなり」
時代がいくら変わっても読書に勝る自己啓発法はない
「人間が学んできたことは、全てどこかに書きとめられている。だから、私たちは先人の知恵を手にすることができるのだ。それを手にいれるには読書が一番だ」
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男の人生、最大の分岐点は40代である。なぜなら40代の過ごし方次第で、そこから人間としてグンと伸びて「本物の大人」になれる人と、そのまま成長が止まってしまう人に分かれてしまうからだ。
本書は、生きる楽しさを与える人気エッセイストである著者が、「人生・大人・仕事・家庭」といった4つの面から、人生を愉しく有意義なものにする考え方を紹介する。
「人は会った人間の数だけ賢くなる」「失うことは新しい何かを得ることだ」「金で買える幸せは買ったほうがいい」「『いい人』と呼ばれないようにしたい」「好奇心にも有効期限がある」「できるだけ一人で過ごす時間を持ちなさい」など、自分のこれまでの生き方を見つめ直し、人生の第2ラウンドに向けて、新しい何かにチャレンジするヒントが満ち溢れている。
40代は「人生仕上げ」の助走期間。50代からの人生を輝かしい最高の舞台に仕上げるために、今すべきことを教えてくれる一冊である。
やはり考え方次第でもありますよね。
いい人生を送って生きたいものですねぇ♪
日々、楽しもう!!!
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(2010年7月30日より読書開始)
出張や夏休みなどがあり、読み終わるのに時間がかかってしまった。(1/3くらいで一旦頓挫してしまったため再度初めから読み直した。)
40才から「伸びる」というよりも「40才からの人生を充実」したものにする」ため、どのように行動すればよいかということについて述べられている。
…とはいうものの自分を高めるという話題は出てくるものの具体的な事例がそれほど出てこない。なぜかと思っていたら、amazonのレビューを書かれている方が指摘されているとおり著者の年代が結構上の世代だったからようだ。
本の内容はさておき、自分なりの確たるプリンシプルを持っていく必要性を感じさせられた。
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・9/30 読了.衝動的に買って一気に一日で読みきってしまった.確かに言われればそうなだけど...なかなか思い通りにも行かないのも人生なんだと思う.
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●弱い者ほど早く結論を出したがる
強い人は自分でなかなか結論を出さない。形勢が不利でも「まだ、まだ」と思える。弱い者は良し悪し問わずすぐに結論を出してしまう。待てないことが敗因になる。
●40代になっても「もう年だ」などと考えず、10歳差し引いた年齢のつもりで生きてみる
●失うことは新しい何かを得ること。失うことに焦燥感を感じるとき、その代わりに何を得ているか?を考えること。「失う一方」ということはこの世にはない
●悪しき偶然はなるべく早期に処理して脱却し、よき偶然は必然へともっていくことができる能力を持った人間が歴史に名を残す
●40代のうちに色々な分野に首を突っ込んで、人間としての幅を広げておく必要がある。40代でやれなかったことは50代ではもっとやれない
●ラテン系で生きる。有給休暇は毎年目一杯とる。とってもとらなくてもリストラされる人間はされる。ビクビクするより開き直ったほうがかえって結果はよい
●人生の極意は「何でも遊びにして、楽しんでしまうこと」
●「リストラされるのではないか」「給料が下がるのではないか」「定年までいられるだろうか」・・・不安や心配はすればするほどその事柄に近づいてしまう
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40歳の迎え方、過ごし方は人それぞれだけれど明確なビジョンがない人にはぜひ読んでもらいたい本です。読書という方い切り口で読もうとせず「今日の格言」的な意味で1節ごとに読むだけでも意識改革には大きく貢献できると思います。自己啓発本には度々登場する事例が掲載されているので同種の本を読んだ人には重複する部分が出てしまうかもしれませんが、まぁ反復咀嚼のつもりで。
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★印象的な言葉★
人は会った人間の数だけ賢くなる。
IT時代、人と直接会う機会は益々減っている。
みんな人間音痴になっていくのではないか。
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Kodama's review
40代の生き方がその後の50代、60代に大きな影響を及ぼすと。
仕事が最も多忙になるこの時期だからこそ、賢い生き方をすべきなのでしょう。ただ、もちろん、自分である程度の判断が出来るようになる20代も30代も、いつの時もその生き方の蓄積が将来を決めているようにも思えますが…。大切なことは今、この瞬間どのように生きていくかだと。
(10.5.16)
お勧め度
★★★☆☆