紙の本
作家の皆さんって、どんな本を読んできたのだろう?。
2006/05/24 19:43
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本好きの人にとっては、光り輝く作家のみなさん。
その作家のみなさんが、どんな本をどんな風に読んできたのか探る
インタビュー集です。
作家の方がどんな本を読んできたのか、大変気になります。
これは、元々、本の雑誌のサイトで連載されていたものを、
再編集して一冊にしたもので、現在もサイトでは連載継続中です。
又、過去ログも結構あるので、みなさんどうぞ、、。
本書では作家の方々って、物凄いたくさん読んでいるか、読んでいないか、どっちかだと、書かれていましたが、
やはり、総じてみると、みなさん、本好きでその延長線上で、職業が
書くことになったみたいです。
その代表が、横山秀夫さん、小学生の時は、”図書館王”って呼ばれていた
そうです。で、勝手に、もうきっちり終わってしまっている、児童書なんかの続編を勝手に書いては、友人に無理やり読ませていたそうです。
で、肝心の読んできた本ですが、この作家が、この本をえーっ意外!!
というのも、ありますが、大体は、納得、ですね、、。
読んでて、爆笑してしまったのは、岩井志麻子さん、
ちょっと前は、ココリコの番組でカメラ目線で語る変わった人として
テレビによく出演していましたが、今回も、一番ユニークでした。
皆さん、まじめに読んだ本なんか、と語るなか、
兎に角、犯罪の実録物なんかが、大好きで、コンビニやキオスク売っている
小さな文庫の実録物が、唯一の資料だと。
だから、資料費は、500円で、いつでも手に入ると、語っていました。
新聞も小さな記事が、大好きで、
兎に角、みみっちくて、間抜けだけど、本当に起きた事件が大好きだとか、、
語っていました。
併し、本書でも上記の岩井志麻子さんは、例外なのでみなさんご注意を!。
又、『文学賞メッタ斬り』の時と同じで、面白そうな本を作家の皆さんから、
御紹介いただいた感じです。
最後に、掲載されている主な作家さんのリスト
恩田陸 伊坂幸太郎 本多孝好 大崎善生 角田光代 歌野晶午
貫井徳郎 綿矢りさ 北方謙三 北村薫 みうらじゅん 戸梶圭太
金原ひとみ 藤田宣永 村山由佳 長嶋有 吉田修一 森絵都
逢坂剛 椎名誠 金城一紀 垣根涼介 岩井志麻子 奥田英朗
東野圭吾 あさのあつこ 唯川恵 横山秀夫 石田衣良 小川洋子
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当代きっての人気作家たちの読書遍歴、お気に入りがわかる。意外に読書に興味なかったり、作風・ジャンルとはかけ離れた愛読書だったりと、ある意味マニアックな読書論が面白かった。
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「WEB本の雑誌」連載の「作家の読書道」が、ついに単行本となりました!
全く本を読んでこなかったんだよーあっはっは、と豪快に笑う作家もいれば、
子供の頃から本に夢中で、夢中なあまりそのまま夢見てるみたいに大き
くなっちゃったという作家も。
十人十色ならぬ三十人三十色の読書遍歴が、ちょっといい話満載で一冊
の本になって登場です。
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いろんな作家の読書体験談。
頭に中身が入らないという作家さんもいて、あー自分もそうだな。でもそれでも良いんだなと一安心。
読書に対するいろんな思いの中には共感できる部分が多く、面白かった。
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「WEB本の雑誌」連載の「作家の読書道」が、ついに単行本となりました!
全く本を読んでこなかったんだよーあっはっは、と豪快に笑う作家もいれば、子供の頃から本に夢中で、夢中なあまりそのまま夢見てるみたいに大きくなっちゃったという作家も。十人十色ならぬ三十人三十色の読書遍歴が、ちょっといい話満載で一冊の本になって登場です。
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他人の本棚って興味津々なんです。
特に私の好きな金原ひとみさん東野圭吾さんなどなどが出ていたので読みました。
このお二人は小説の話よりも舞台やマンガなどから刺激を受けたという話が載っていて新鮮でした。
あと、まだまだ知らない世界が多いなぁと。
死ぬまでに全部読みたい
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好きな作家さんのオススメの本が知れたり、
それぞれの作家さんが本を紹介しているので、
読みたい本が沢山できました。
何人もの作家さんが共通して紹介している本もあって、
いろいろ読んでみたくなりました。
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最近の作家さんなので、現代の文壇にどういう作品が影響を与えていたかがよくわかる。
ざっと見た限り比較的多いのが、W村上、大江健三郎、アーヴィング、ブローディーガン、開高健、山田詠美あたりかと。
自分が書く人達だけに読み方も巧みですなー。いい本ですね。
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恩田陸をはじめ、様々な作家に読書歴を聞いたインタビュー。
意外と読んでないなぁって思ってしまったよ(汗)
まぁ、しっかり語るにはページ数が短すぎたか。短いがゆえに、作中に出てきた本、これが読みたいと強く思うほどにも至らず。
雑誌で連載されていたというものだから、どうしようもないのかもしれないが、もっと中味の深いものにして欲しかった。
とはいえ、たいてい読書案内というと「おすすめの1冊」だけの紹介になるが、こういうのを読んできたという切り口は新鮮だった。
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題名の通り、作家の読書歴がつづられた本。
紹介されている本をチェックしながら、今後の読書に活かそうと思う。
先日よんだ児玉清さんがインタビューアーの本と同じような作者が並んでいるが、こちらの方がページ数も多いので、紹介されている本も多い。
2も近日中に読んでみたい。
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全く本を読んでこなかったんだよーあっはっは、と豪快に笑う作家もいれば、子供の頃から本に夢中で、夢中なあまりそのまま夢見てるみたいに大きくなっちゃったという作家も。
十人十色ならぬ三十人三十色の読書遍歴が、ちょっといい話満載で一冊の本になって登場です。
将来作家になりたい人も、本を読むのが好きな人も、ぜひ、この本をみちしるべとして、読書の秋を楽しんでください。
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本ってどんなふうに読んでもいい
「本はきちんと読むもの」なんて思うと、読書がとたんに窮屈になります。
でも、意外に私たちはその気持ちに縛られています。
そして、なかなか読めない・・・。
読書は本選びからではなくて、実はそんな気持ちから自由になることから
はじまるのかもしれません。
この本を読むと、人気作家がこれまで本とどうつきあってきたかがわかります。
自分に合うスタイルが見つかったら、それをお手本に本の世界へ。
迷っても、きっと助け舟を出してくれる。
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面白い。ほんとこういう本だいすきです。なんでここまで読書の本がすきか考えたんだけど。おすすめとか思い入れがあるものを聞くのがすごい好きで、映画や音楽は疎いけど読書だとそれを自分にも取り入れたり理解できたりするから好きなんだろうなーと。これの続編、どんどん他の読書本も読みたい。
(掲載の作家さんめも/敬称略)
恩田陸、伊坂幸太郎、本多孝好、大崎善生、角田光代、歌野晶午、貫井徳郎、綿矢りさ、北方謙三、北村薫、みうらじゅん、戸梶圭太、金原ひとみ、藤田宜永、村山由佳、長嶋有、吉田修一、森絵都、逢坂剛、椎名誠、金城一紀、垣根涼介、岩井志麻子、奥田英朗、東野圭吾、あさのあつこ、唯川恵、横山秀夫、石田衣良、小川洋子
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装幀が可愛い。興味深い「読書道」もあるけれど、「書く立場になって純粋に読めなくなった」といった言葉を聞くと、純粋に(っていうか勝手に)読める立場のほうがいいな、などと思ってしまったり。とにかくたたずまいが可愛らしいから、ブックガイドなんかの棚に収まってもらってます。
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図書館で題名を見た瞬間、よし!借りよう、と思いました。
やっぱり作家さんだけあって、本当にたくさん本を読んでますよね。
私も自分ではいっぱい読んでいるつもりだったけど、まだまだこの人達には敵わないなぁ。