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世界を正しい形にするために、恋をしよう。
聴いていて恥ずかしくなる副見出しなのだが、主人公のスレ具合が程よく皮肉交じりで描かれているため、普通に読む事が出来たと思う。
思い通りに行かない世界に対する慟哭は誰に投げかけられたものか。
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世界の終わりまでのカウントダウンが始まる。
う〜ん、妹に欲情したのはどうかと思うけどな。
でもほんとにわずかだが、密とサクヤの関係が進んでいるのでよかったかと。
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僕は”世界”を滅ぼしている。
僕のせいで天使が滅茶苦茶に壊す、僕の住む街。僕のせいで死んでいく人達。
椎堂密という存在は、罪悪でしかない。
それでも僕は生きることを選ぶ。
騙して、偽って、何を犠牲にしてでも、”あの人”と再び巡り逢うと決めたから。
なのにきみが、僕の中にノイズを起す。契約で僕と恋をするサクヤ。僕の望みを叶える道具でしかない、対天使兵器の少女。
迷いのない彼女の瞳が、僕のココロに、不協和音をかき鳴らす……。
でも。サクヤに世界は救えない。―僕を殺すのはきみじゃないから。
壊れかけた世界の片隅で。世界を滅ぼしながら死ねない僕と、僕を殺して世界を救いたいサクヤの恋は続く。
これは二律背反にして、唯一無二の、世界を揺るがす恋物語。