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そうだったのかシリーズの第4弾です。アメリカという国の不可解な面がわかりやすくかかれています。だからアメリカはこんなことをするんだと、最近のアメリカの・・・というかブッシュの・・・行動についての一つの解答にはなります。だからといってアメリカが好きになるわけではありませんが・・・
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アメリカの軍事侵略の歴史とかアメリカは軍事裁判をかけられることに拒否してるとかかなりの宗教国だとかを知って、アメリカへの見方が少しゆがんだ。ゆがんでるけど、現実なんてそんなもんだろう
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アメリカの歴史、社会情勢を良い面・悪い面含めてさらっと解説してくれます。相変わらず池上氏の本は分かりやすい。
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今のアメリカを詳しく知るには・・・ということで
手に取った一冊!
アメリカの歴史から、思想、民族にいたるまで
噛み砕いた優しい説明でとてもよく解る。
多民族国家としてのひとつにまとまる難しさや
移民の国家に対する気持ちの変遷など・・・
世界経済を支配してきたアメリカのこれからは
前途多難!?!?
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「知っていても行動をおこさなければ知らないのと同じ」
環境問題ではよくそんな風に言われます。
(個人的には知っているだけでも違うと思うのですが…)
"歴史"は知っているだけでも役に立つ。
学生時代は『歴史=丸暗記=大嫌い=勉強しない』とアンチ歴史派でしたが、自発的に興味を持つと面白いもの。
本書はA4版と大きく写真も豊富。
何より説明が分かりやすく、単語について欄外に解説が設けられているところも◎。
あれもこれもと詰め込まずにテーマを絞って書かれているところも、焦点がブレずにスラスラ読めた理由のひとつかもしれません。
この手の本を読むといつも思うのが世の中は常々つながっているなぁ、と言う事。
バタフライ効果ではないですが、円高にも人種差別にも宗教にも国民性にも必ず理由やルーツがある。
ルーツをたどると言う事は、現在を知り、未来をある程度予想する能力に生かされるのだと思います。
最近のアメリカ(マイ)ブームを機に『マルコムX』と『大統領の陰謀』のDVDは絶対に観ないといけないな。
“X”が名前ってみなさん知ってました?!常識?
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おすすめ度:95点
池上氏は、本著冒頭、次のように書き出している。
「私はアメリカが嫌いです。
私はアメリカが大好きです。」
愛され、憎まれる国アメリカ、民主主義の帝国アメリカ、あこがれと反発の対象アメリカ。
どれもこれもあてはまる、不思議の国アメリカ。
そんなアメリカのさまざまな様相をあらゆる視点から見事に分析している、名著である。
以下、目次を記す。すべての章、すべて秀逸。
第1章 アメリカは宗教国家だ
第2章 アメリカは連合国家だ
第3章 アメリカは「帝国主義」国家だ
第4章 アメリカは「銃を持つ自由の国」だ
第5章 裁判から見えるアメリカ
第6章 アメリカは「移民の国」だ
第7章 アメリカは差別と戦ってきた
第8章 アメリカは世界経済を支配してきた
第9章 アメリカはメディアの大国だ
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池上解説ならではのテンポの良さ、わかりやすさは健在である。
アメリカという国の背景にある思想、国民性が宗教、銃社会、人種差別、訴訟社会……といった具体的事実に基づいて、わかりやすく描写されている。
池上氏がブッシュを毛嫌いし、オバマを気に入っていることがよくわかる。
個人的に、「そうだったのか! 中国」ほどの衝撃はなかったため★3つ。
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・これまでアメリカにない天然痘を持込み、原住民が絶滅
・アメリカは「新しいイスラエル」というイメージ
・大統領は国家元首であり、行政の最高責任者であり、アメリカの象徴
天皇と総理大臣を合わせたような存在
・州にも軍隊が存在する。州兵
・弁護士が多い
・新しい民族が移民としてくると、これまでの移民の階層が一つ上がる
・第二次世界大戦では日本人移民はヨーロッパ戦線で戦った。手柄はアメリカが横取り
・モントゴメリーの黒人バスボイコット
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池上彰さんが冒頭に「アメリカが好きです。アメリカが嫌いです」と相反する思いを淡々と語っていますが、たぶん誰しもそうなのではないかと。アメリカを好きな人ほど、嫌いな部分も知っている。アメリカが嫌いなひとは実はアメリカの製品をこよなく愛している。
多分それがドイツだったりイタリアだったり北朝鮮であったり。とにかくアメリカ以外の別の国であれば「全肯定」「全否定」が可能だろうと思う。アメリカだからこそ、好きといった次の瞬間に嫌いと言わざるを得ないのである。
なぜか。
それが本書のテーマであると思われるが、冒頭にそういうことをいっておきながら、基本的にはアメリカが嫌いなんじゃないかと思う池上さん。
そこは読んでいただければと思います。
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宗教が考えの根底にある。
帝国主義 USが認めることが正しい。警備保障。
キング牧師のガンジー思想とマルコムXの思想変化。
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アメリカ政治を勉強するにあたって、政治以前に、歴史・選挙・社会の仕組み・経済状況についても知っておくべきだと思い、手にした本。とても、解説がわかりやすく、理解しやすかった。
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アメリカの歴史の概要をつかむことができる。
入門としてはとっつきやすく分かりやすい。
宗教、政治、そして建国の精神がアメリカとしての決断、行動に色濃く反映されているとわかる。
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日本にいて見えていたアメリカと、実際に暮らしてみてわかるアメリカと、ものすごくギャップがあり、また同時に思っていた通りの国だったな、という私の実感を、歴史や政治、宗教など様々な視点からまとめあげ立証してくれた、そんな感じ。
平易な言葉で歴史の流れを押さえながら説明していくれているので、とにかくわかりやすい。
発刊が2005年ともう7年以上前なので古い部分は確かにあるけれど、なぜアメリカがこういう国なのかということは、非常によく理解できる。
巻末で著者がまとめているように、「アメリカという国を知れば知るほど、「不思議な国」という印象が強まりました。」まさしくその通り。
独りよがりで独善的、帝国主義、驚くほどの宗教国家、根の深い差別、でも同時に徹底的に自由と民主主義を貫こうとする、そのすべてが紛れもないアメリカの姿である。
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ドイツ在住時代(約10年前)に読んで、今アメリカに住む中で、もう一度手に取った本。やっぱりその国にいて読むと、言いようのない社会の矛盾や、資本主義の限界など、びしびし肌で感じてしまう。
とはいえ、まだ住んで半年。何がわかったわけでもない。
ただ、この本を読んで、何気なく過ごしているこの国の圧倒的な豊かさの背後にあるもの、どんな仕組みや教育で、この巨大な国が繁栄しているのか、アメリカ的な思考などを少しは理解できた様に思う。
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http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746449-8&mode=1