投稿元:
レビューを見る
言葉を話さない動物といたくて動物園に行く。トムは、耳は聞こえているし、理解しているが言葉を話せない。でも、動物た
ちはトムに全身で言葉を伝えてくる。大好きなゴリラの檻の前でじっと雌ゴリラのサンジを見つめていると、彼女は手話を使ってトムにある秘密を教えてくれた。
投稿元:
レビューを見る
言葉を話さない動物といたくて動物園に行く。トムは、耳は聞こえているし、理解しているが言葉を話せない。でも、動物たちはトムに全身で言葉を伝えてくる。大好きなゴリラの檻の前でじっと雌ゴリラのサンジを見つめていると、彼女は手話を使ってトムにある秘密を教えてくれた。
投稿元:
レビューを見る
主人公「ぼく」は、話せない11歳の男の子。ある日、母さんと一緒に訪れた動物園で、ぼくは、ゴリラのおりの中に隠された秘密を知ってしまう。
ぼくが、周りの人たちに傷つけられていく様は、あまりに悲しく、切ない。
言葉の魔力、言葉の恐ろしさ。
私の紡ぎだす言葉たちは、誰かを傷つけてはいないだろうか?そんなことを、深く深く考えた。
最後に起こる、ぼくとゴリラの奇跡は、最高に温かく、希望に輝いている。「良かったね。」そう言って本を閉じ、私は、また、言葉について考える。
私の紡ぎだす言葉たちは、誰かを傷つけてはいないだろうか?
投稿元:
レビューを見る
失語症の話を2冊読むことになるとは思わなかった〜失語症の僕はロンドンに住む11歳の僕は皆に同情される。家の近くにある動物園が大好きだ。言葉を話さない動物たちの声が聞こえてくるからだ。妊娠した母とゴリラ園に行くと,雌のゴリラ・ザンジは手話で僕に「わたしのお腹にも赤ん坊がいる」と教えられた。妹が産まれ,ゴリラにも赤ん坊が産まれたが,ゴリラの子は母親から切り離されてアメリカに連れて行かれると聞いて,僕は妹を連れて実力行使に出る。ゴリラ舎の鍵をくすね,妹をザンジに預け,見物人が騒いだところで,ゴリラの赤ん坊を取り戻させるのだ。咄嗟のことに僕は言葉を発し,作戦は成功した〜カリフォルニアで手話を憶えたゴリラと一緒に過ごした母ゴリラから手話を憶えたという設定。言葉を遣わない子みゅにーションもあるということを云いたいのかな。でも最後は,とっておきの手段として声を出すのね
投稿元:
レビューを見る
ぼくは手話でしか話せない。だから、言葉を話さない動物たちといたくて動物園に行く。そんなある日、ゴリラのザンジが手話ではなしかけてきた。「おなかに赤ちゃんがいる」って! ところが、生まれてきた赤ちゃんゴリラは、他の動物園に送られるためにザンジから引き離されてしまう。悲しみにくれるザンジ。なんとかしなきゃ!
投稿元:
レビューを見る
ココが実在するゴリラなので、この物語の中のゴリラの存在がフィクションかノンフィクションか微妙な印象。
言葉を出せない男の子の気持ちが、スッキリしないまま終わった印象。
投稿元:
レビューを見る
ことばを話さないものたちと
いっしょにいたくて、
ぼくは動物園に行く。
そしてある日、知ってしまった。
おりの中にかくされた秘密を……
2005年11月20日 初版発行
主人公は11歳の少年で言葉が出ないので手話で会話しているが、なかなか周りの人とは話が通じない。
近くの動物園の動物たちとは、言葉ではないことで感情が分かり合えるので、よく通っていた。
特にゴリラのサンジとは手話で会話も出来る。
主人公の男の子の一人称で話が進み、子供ながらの無茶や自分勝手さがちょっと気になるものの、いろいろと考えさせられる。
投稿元:
レビューを見る
〝ぼくは11歳。普通の小学校に通っている。ぼくは手話を使う。両親と言語療法士のルースには、手話で気持ちを伝えられるけれど、クラスの皆とはまともな会話は交わせない...言葉を話さないものたちといっしょにいたくて、ぼくは動物園に行く。 そしてある日、知ってしまった。檻の中にかくされた秘密を・・・〟イギリスの児童文学作家が、言葉にならない思いや内に秘めた感情「深い思い」を、動物園の動物との交流をとおして語られる感動の物語。