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世界の日本人ジョーク集 みんなのレビュー

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みんなのレビュー259件

みんなの評価3.7

評価内訳

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

愛すべき日本の実像が,世界の人々の見方から分かる

2007/03/30 13:39

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:問悶 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 少し前の本であるが,19年3月には日本テレビの『世界一受けたい授業』でも取り上げられ,話題が再燃している。

 この本の良さは,なんといっても読みやすさにある。ゴシック体で書かれた『ジョーク』だけを読んで笑うもよし,解説の部分まで読んで理解を深めるのもよし・・・とにかくあっという間に読み進める本である。
 本の構成を見ると,第1章から順に「ハイテク国家像」,「お金持ちの国」,「勤勉な人々」,「日本人的アイデンティティー」,「神秘の国日本」,「歴史・政治・外交」,「世界で活躍する日本人アスリートたち」,「新たなる日本像」となっているが,すべてのジョークが『ひと昔前のよき日本』を題材にしているジョークと言えよう。日本だけでなく,色々な国の「お国柄」が読み取れる中で,世界の人々からは,「美しい国」と思われている日本であることが分かる。

 この本を読んでみて,10年後の世界では,日本がどのようなジョークにされているか興味がわいてきた。その時はもう一冊・・・著者から執筆していただこう。

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紙の本

みんな大好き、自虐ネタ。

2006/10/16 21:10

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本人は昔から日本人論が好きである。特に海外からの日本人論には敏感だ。このジョーク集もその一つと言っていいだろう。

 確かに、ステレオタイプは誤りを含むことが多い。しかし、そのようなステレオタイプが存在すること、本国以外ではそのステレオタイプを信じている人が多いことは、認識する必要がある。また、著者は「ジョークは時代の雰囲気や空気に反応しながらそのカタチを変えていく」(p.237)と書いているが、国民性自体も変化していることを感じさせられた。

 たとえば、最初の「不良品」のジョークなどは、最近頻発するリコール騒ぎからすると寂しい方向に日本が変化していると感じさせられるし、日本の女性に関するジョークも今は昔の感が否めない。(下半身を扱ったジョークが割と多いのには少し閉口した。)ジャパニメーションに関しては、知ってはいたがここまですごいのかと思わされた。個人的に一番気に入ったのは、「軍隊比較」で、一番あり得ないと思ったのは、「空手」だった。

 アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの欧米先進国で生活経験のある日本人による日本人論が出版されてきた。そのなかには日本社会に対する批判がもともとあり、それを移住国と比べ引き合いに出すことで、私論を補強する形になっていて、どうしても欧米礼賛に感じられることが多い。その点、この作者はルーマニアを中心に東欧や中近東などいままで扱われることの少なかった地域での生活経験を基にしているので新鮮だったし、自虐ネタばかりではないので好感が持てた。

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紙の本

「紛争地域」では,ジョークなしではやってられないという状況

2008/08/18 23:49

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は愛知県(1973年)生まれ。愛知県立岡崎北高等学校,帝京大学文学部心理学科卒。ルポライター。本新書シリーズでは,『世界の紛争地ジョーク集』と『世界の反米ジョーク集』に続く第三弾。手許のは15ヶ月で27刷という驚異的な売行きを証明する数字が! なるほど三冊も出させてもらえるわけだ。


第一章 ハイテク国家像 クルマからアイボまで
第二章 お金持ちの国 バブルそして崩壊へ
第三章 勤勉な人々 会社人間・カロウシ
第四章 日本人的アイデンティティ 集団行動・笑わないなど
第五章 神秘の国ニッポン 風習・宗教・衣食住など
第六章 歴史・政治・外交 アメリカ&中国との関係
第七章 世界で活躍する日本人アスリートたち スモウからイチローまで
第八章 新たなるニッポン像 世界を席巻する日本のマンガ&アニメ


べつに「ヒトやモノのグローバリズムが急激に進展していく大きなうねりの中で,日本人は,『自分たちは世界からどう見られているのか』という問いかけを,それまで以上に強く抱くようになった」(著者あとがき,237頁)とは,僕は思わない。しかし,著者が言う「世界」とはおもに「紛争地域」(ルーマニア,ボスニア・ヘルツェゴビナ,コソヴォ自治州など)であり,ジョークなしではやってられないという状況は僕にも推察できるし,自分たちの戦争の大きな背後にはあのクソったれのアメリカ合衆国がいるという認識があることも(『世界の反米ジョーク集』),納得できる。しかも,日本人を自虐的なまでに貶めるジョークがあんまり載せられていないところに著者(と編集者?)の配慮を感じる。


知っているネタもあったが,本書の殆どは僕の人生で初出のジョークだった。ついでに買った新書だったが,楽しませていただいた。(678字)

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紙の本

日本人の特殊性を知る。

2008/12/23 22:42

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界の日本人ジョーク集 早坂隆 中公新書ラクレ

 「国家の品格」のあとに読みました。偶然以前読んだことがある「武士道」新渡戸稲造著が国家の品格とこの本の両者で紹介されています。
 笑いがほしくて読んだのですが、だんだん嫌味な部分が多くなってきて、なかなか読み進まなくなってきました。ジョークの合間に作者の解説があるのですが、これがよかったりつまらなかったりでムラがあります。とはいえ他に類のない貴重な本です。ジョークのネタになっている日本人は海外へ行けるごく一部の日本人像です。すべての日本人だとは思いませんが、私はこの本で日本人の特殊性を知りました。

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紙の本

読んで笑える本ではあります。

2006/10/27 19:12

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろみみずく - この投稿者のレビュー一覧を見る

 なかなか面白いし、読んでいて楽しいし、何より、読みやすいのがよいと思いました。
 掲載されているジョークを読むと、日本人の一面がちゃんと出ているものもあれば、かなり誤解されているものもあり、いろいろです。ですが、たとえ誤解されているジョークでも、笑えることは笑えるんです。
 どうもアメリカ人はどんな感じ、イギリス人はこういう感じと、国際的には国民性に関するイメージがある程度固定されているようですが、日本人に関してもある一定のイメージがあるようです。それが正しいかどうかは別にして、日本人もそれだけ国際社会で認知されている証拠なのであろうと感じています。
 通勤電車の中で読むには良い本だと思います。

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紙の本

健康で趣味の良い読書

2006/11/01 00:48

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

 こういう本を読むのは僕ぐらいのもんだろうと、ちょっと得意になって注文したのだが、聞けばベストセラーのトップ10に入っていると言う。それを知って些かがっかりしたのも確か(すみませんねえ、ヘソマガリで)。
 でも、基本的にこういうのは大好きである。所謂エスニック・ジョーク。差別スレスレのところで笑い飛ばすという指向性に惹かれるのである。
 ところがせっかく世界中から面白いジョークを集めてきていながら、本全体としての印象はそれほど面白くない。掲載されているたくさんのジョークと比べて、「地の文」と言うか解説の部分に面白味がないのである。いや、別に文章が下手だという訳ではない。ただ、あまりに普通、つまり別に面白くもない解説なのである。そこが物足りない。
 こういう本では、傑作なジョークを中心に、それらを上回るほど抱腹絶倒あるいは辛辣で秀逸な解説がついていてこそ値打ちが出るのであって、単に適切な文章で繋いで行けば良いというものではない。
 書物を物するということはそれほど恐ろしいことなのだと痛感した。
 もっとも、そこまでのことを求めて読む人も少ないのかもしれない。だからこそベストセラーになるのだろう。
 いずれにしても、日本人自身が、自分たちに向けられたタチの悪いジョーク集を読んで自らを笑い飛ばすというのはとても健康で趣味の良い読書である。こういう本を出そうと考えた著者の発想には素直に拍手を送りたいと思う。
by yama-a 賢い言葉のWeb

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紙の本

自分を客観的に笑える心の余裕も必要

2006/05/11 19:01

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人は真面目すぎて、ユーモアのセンスもなくジョークも理解できない、というジョークがこの本に載っていますが、そんなことはないでしょう。日本には、落語、漫才、川柳、狂歌の伝統もあり、現在も盛んなのですから。世界中のジョークに、外国人からみた日本人や日本の社会・経済のその時々の特徴がよく捉えられているようです。日本人から見てもよく観察しているな、と思うものが多くあります。バカなことを言うなとか、人を馬鹿にするな、というのではなく、ときには自分を客観的に笑える心の余裕も必要です。せっかくですから世界の人と一緒に笑って楽しみましょう。なるほどね、とけっこう面白いですよ。

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紙の本

発売後一年以上経った現在でもいまだにベストセラーであるほどの本では、無いと思うのだが。

2007/02/12 11:54

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルテミス - この投稿者のレビュー一覧を見る

同じ著者の『世界の紛争地ジョーク集』は面白かった。
 ジョークそのものも面白かったが、それ以上に興味深かったのが、そのジョークを発する国や民族の性格や、登場する国への見方や力関係などが垣間見えたことである。

 でありながら評価が五つ星でなく四つ星であったのは、日本の登場するジョークがほんのわずかしかなく、それも笑いとばす対象としてではなかったのが少し物足りなかったからだ。
 現在の日本は紛争地ではないから、「紛争地」ジョーク集に入らないのは仕方ないのだが。

 同じ著者が今度は日本ネタばかりを集めた本を出すと知って、それはそれは楽しみにして発売直後に購入して一気に読んだ。
 そして、がっかりした。

 それぞれのジョークがどこで聞いたものなのか明記されていないので、単純に言葉の面白さだけしか味わいようがない。
 ジョークはその背景となる文化や認識に対する理解があって初めて充分に楽しめるものである。
 アメリカ人と日本人が出て来るジョークがあるとして、それを言ったのがアメリカ人であるか日本人であるか、あるいは第3国の人であるかでは、味わいが全然違ってくる。

 たとえば186ページの「アメリカ人と日本人」というジョーク。これは塩崎智氏の『日露戦争 もう一つの戦い』(祥伝社新書)という本にも出てくるのだが、これは欧米への日本美術の紹介者として名を残す岡倉天心のエピソードとして紹介されている。

 真偽のほどは定かでないとの断りつきだが、これがもし日本という国が何が何でもアメリカ国民の好意を得なけらばないという国際情勢下で言い放たれたものだとしたら、何ともスリリングではないか。
 その意味では、紹介されたジョークそのものよりも、著者が実際に見聞きしたことを述べている解説文の方がよほど興味深い。

 表面的な面白さだけでもそこそこには笑えるので、最初にベストセラーリストに顔を出したときにはそれほど意外ではなかったのだが、発売後一年以上経った現在でもいまだにベストセラーであるほどの本では、無いと思うのだが。

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紙の本

「忍者はもう存在しないと言ったのに、シアトルにいたではないか。」

2007/09/28 22:58

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ざわ・・・ぶろぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る

売り上げランキングで目にしたのでつい買ってしまった1冊。
内容は、名前の通り、世界の日本人(を扱った)ジョークを集めたもの。

ジョークの紹介、その解説などがページを埋めているのだけれど、これがスラスラと読めて、ストレスが無い。本の性質上、改行や引用が多く、時にイラストも描かれているので、小説なんかと比べると、パッと見が白い。しかし、決して中身が無いわけではなく、微笑しながら、苦笑しながら、その合間合間で「へぇ~」と呟いてしまう。ルポライターである著者の経験、体験を交えながら「世界で日本人はどう見られているのか」教えてくれる本。

リラックスしながら、さらっと読めて、読後にちょっと賢くなったような気分になれる1冊。

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紙の本

YOUの見る日本人のイメージ。

2016/02/06 11:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

エスニックジョークも、世代によって各国人の描かれ方が変化してゆく。
経済発展や技術革新を中心とした社会情勢の変化がその背景にあるのは確かだろう。
次世代のエスニックジョークでは、日本人はどう描かれるのか。
日本人の怒らせ方は生まれるのか?

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