投稿元:
レビューを見る
近年「タオ思想」を一気に広めた感のある著者が、老子やタオのことはもちろん、転居した長野・伊那谷でのシンプルライフから自らの来し方までコンパクトに綴った一冊。フォークナーの翻訳でも知られる著者。そんな著者の訳語だからだろうか、老子の言葉にジョン・レノンと共通するようなところがあるように思えてならないのは、僕だけか。
投稿元:
レビューを見る
詩人にして英文学者。老年期を前にして、伊那谷に移住した著者。老子をベースにした詩や文章は人気が高いそうですね。初めて著者の世界に触れてみました。
老子といえば無為自然ということなんでしょうが、著者が本書で繰り返すのは、自分の内面に向き合える環境に自分を置くことで見えてくるものについてです。わかる気がするな。まったくレベルの違う話だけど、以前、入院した際に、たっぷりと本を読んだり、ぼーっとする時間があって、すごくいい感じになったのを思い出します。
投稿元:
レビューを見る
今の自分の境遇からとても共感できる内容。
登山に一人で行ったりしているので著者の山小屋暮らしをうれしく思う気持ちは理解できる。今の自分の生き方を肯定してくれて、新たな発見は無い感じだった。