紙の本
影月編、感動の完結
2019/04/06 23:50
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
秀麗は準備万端で医師たちと共に奇病が流行している茶州へ向かいます。州境で燕青と落ち合い、病人のいる虎林郡へ直接駆け付けようとしますが、女州牧を生贄にしないと事態が収束しないという邪仙教のばら撒いた噂を信じる民たちは秀麗一行を受け入れるまいと立ちはだかり、一触即発。その緊張を解いたのは、助けてもらえることを信じて虎林城まで病人を連れて下山してきた石栄村出身の少女シュウランの悲痛な叫びと、役人に頭を下げられて病人救助の手伝いの準備をしていたおばちゃんたち。おばちゃんたちの正しい強さに思わず感動します。
邪仙教に捕まった影月、彼を単身探しに行った香鈴も捕まってしまい、秀麗はいよいよ直接邪仙教の「千夜」と名乗る教祖と対決。
そして、間もなく「消える」と予測されている影月の未来。
次から次へと危機を乗り越えていく秀麗は、「全てを引き受ける」覚悟を持つことで得難い副官浪燕青の心を射止めてしまいます。年が若いとか関係なく、彼女はすでに人の命を預かる官吏として、上司として大切なものを持っていて、たくさんの愛の種を蒔いていく、というところでしょうか。
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影月編クライマックス
2017/10/12 15:00
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
影月編クライマックス!陽月と堂主との関係が細やかに書かれていて良かったです!なんとか茶州の問題に片が付いたけど、途中からひょこひょこと出てきた別の問題が、次巻につながっていくんだろうね。謎の一族・縹家の姉弟と秀麗自身の謎とか。
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影月編完結。ストーリー展開がお約束やなぁ、と思うのに、いつの間にかホロリとしている私ってまだまだ甘い…。
この先の展開に繋がると思われる伏線がいろいろ張られているようで、この先楽しみな一方、あちこち張りすぎなんでないかい?と他人事ながらちと心配。本当に全部について書けるの? 作者自身が忘れてしまっているネタがあったりして…。途中で他のシリーズに逃げて未完成立ち消えにならないことを祈る。
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影月と陽月の決着の刊で、茶州編のラストです。いろいろ詰め込んでありますが、良い終わり方だったのではないかと思います。謎の一族と秀麗自身の謎と、タマネギのように、むけばむくほど秘密がでてきます。できれば一巻のように秀麗が蚊帳の外におかれませんように、と今後の展開に期待したいです。次刊からは、また振り出しに戻るようで。できれば茶州関連のような大げさな事件ではなく、日常的な事件をつなげてほしいです。何となくキャラ的に、そっちの方が面白い気がします。
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久々に読んだため登場人物が多すぎてなかなか思い出せなかったです…。
影月と陽月の決着はあれでよかったのかなという感じ。燕青はこれから出番減るのかなと思いました。人じゃない人たちの存在を早く明らかにしてほしいです。次は窓際族になった秀麗が何するのか楽しみです。
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それなりに先が読めてしまった1冊。それでも、きゅんとしてしまう1冊。この先どうなっていくのかとても楽しみです!
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ハッピーエンドは好きだ。
どんでん返しも大好きだ。
でも、都合の良い話は正直好きでは無い。
周りのサブキャラクターがとても良いだけに主人公の持ち上げ方がどうも…。今回の影月、ちょいと都合が良すぎませんか…?
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泣いたー。少女向け小説の割りには頑張って血なまぐさかったし。村の少女の頑張ってる姿は良かったです。
ただ、影月くんは大好きだったけど、んー。ちょっとご都合主義的過ぎやしないかー?行き帰りはなしだろー?と最期の最期でちょっと引きました。
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彩雲国物語第8巻。茶州編最終回。謎の病気、宗教と決着をつけるため、茶州に戻る秀麗。そこで起こっていたこととは・・・。
なんとか、茶州の問題に片が付いてます。が、途中からひょこひょこと出てきた別の問題が、次巻につながっていくのでしょうね。面白かったけれど、そっちのほうに気が向いてしまって仕方なかった巻でした。
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影月編のクライマックス。秀麗とか影月とか龍蓮とか香鈴に何度も泣かされました。最近の彩雲国は何故にこんなにも泣けるんだ…!
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女性州牧の紅秀麗は、流行をみせる奇病の解決と、姿を消した影月を探すため、急遽茶州へ戻ることに。しかし茶州には、秀麗が奇病の原因だという「邪仙教」の教えが広まっていた!「もしも自分のせいなら、私は―」密かに覚悟を決める秀麗。そんな彼女を、副官の燕青や静蘭も必死で守ろうとするけど!?迫り来る病、そして邪仙教との対決は!?影月編、全てはこの衝撃の結末へ…!!超人気・極彩色ファンタジー第8弾。
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作者の書きたいことが物凄く伝わってくる巻。ただ、ちょっと皆「良い人」過ぎる気もしないでもない。
物語もここで一区切りつきますよ。
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彩雲国物語8巻。茶州で流行る奇病についての治療法を携え茶州へ。一足早く治療にあたっていた影月が捕らえられる。そんな中、女州牧のせいで病が起こったと信じている人々が秀麗の道を次々と閉ざしていき…。
茶州編・影月編が完結です。治療編と影月奪還編と大きく2つに分かれる今回の話。どちらも感動できるお話でした。いつもは奇抜な龍蓮の普通の姿にも感動しました。意外な人物も現れたりで、盛りだくさんな1冊です。
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女性州牧の紅秀麗は流行をみせる奇病の解決と、姿を消した影月を探すため急遽茶州へ帰ることに。しかし茶州には秀麗が奇病の原因だという「邪仙教」の教えが広まっていた!「もしも自分のせいなら私は−−−」密かに覚悟を決める秀麗。そんな彼女を副官の燕青や静蘭も必死で守ろうとするけれど!?迫り来る病、そして邪仙教との対決は!?
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現在まで出ている同人気シリーズの中で、特にお気に入りの本。茶州クライマックス編だけに、登場人物の格好よさも一段と上がり、まだまだこれからという謎も引かれてドキドキします。