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紙の本
筆者が語る“ここだけ”のホンネ
2006/02/14 03:56
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投稿者:この本の筆者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「教育関連の本」って、たいてい小難しい本ばかりですよね? この本はそうした小難しさとはかけ離れ、図表やキャラクターを用いて「読みやすさ」と「わかりやすさ」が徹底的に追求されています。まさに“すらすら読める教育書”なのです。
ゆとり教育になって「円周率が3になった??」と思われていますが、さすがにそれは「誤解」なのです。しかし、今の学校の通知表のオール5は、実は「昔のオール4程度でしかない」というのは事実なのです。
このような学校の通知表はおかしくなっている!から、学力低下はこうして起こる!まで、教育心理学の理論と学習塾での実践経験を生かした、斬新でしかもわかりやすい切り口で語られた一冊。
行き過ぎた個性を重視した教育は、今問題となっている「ニート」や「フリーター」の問題ともつながっているとも述べられています。本書の最後には、“学校がすべきこと”と“家庭がすべきこと”について書かれています。まさに、教師も親も子も必見の一冊。
▼目次▼
Chapter1.ゆとり教育になって学校はどうなったの?
Chapter2.学力が低下してるってホント?
Chapter3.算数の教科書が薄くなってどうなったの?
Chapter4.通知表がおかしくなったってホント?
Chapter5.『円周率=3』ってのは大ウソってホント?
Chapter6.スクールカウンセラーっていったいなに?
Chapter7.学校の先生のレベルが落ちてるってホント?
Chapter8.学校評議員制度ってなに?
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