紙の本
職業訓練校?
2016/11/15 22:20
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投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソープ科はやりすぎのような気がするが、面白かったのは事実。ご都合主義であることは否めないが、『教育』をテーマとする作風にははまってしまう。
紙の本
高校生活って
2016/05/15 12:04
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投稿者:おおきに - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな人生があっていいんだ、って思います。
こんな楽しい高校生活をしたかったです。
紙の本
都立高校で水商売の専門高校を始めちゃうっていう奇抜な話
2008/03/27 13:06
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サガ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京都が都立高校で実験的に水商売の専門高校を始めちゃうっていう奇抜なお話。
漫画版が週刊ヤングサンデーで連載されていますが、それの原作に当たる小説です。
物語の組み立て方が違うので、同じ題材ですが漫画版とは結構印象が異なります。
さて結論。面白かったです。
作者が元が映画・テレビ俳優を経て劇作家をやっている人なせいか、
ちょっと台詞にクサすぎな所はありますがまず言い回しが上手い。ピンポイントでジンとくる。
人間関係の見せ方も落ち着いてて、これは演劇畑の演出なのかな、と思ったり。
水商の社会的な地位向上を狙ったせいか、ちょっと後半の野球のウエイトが多過ぎたり、展開に都合が良い点がチラホラ見えて荒が無いわけではないですが……、そんな粗探しして物語を読んでもつまらないだけなのでこの際放置プレイ。
率直に面白いです。舞台作劇ってのは勉強になりますね。
高校生という子どもを相手にしている教師の物語でもあるわけですが、ところどころに大人社会の抱える矛盾を指摘している結構野心的な作品でもあります。
まあ題材が水商売というだけあって、学科はホステス科、マネージャー科、ソープ科、ヘルス科、バーテン科、ホスト科、ゲイバー科……と一見するとギョッとするのが難点で、ネタがネタだけに万人向けでは無いのも確かですが……、いい作品です。興味ある方は一見の価値ありかと。
いい作品はいい、自分がそう断言できるかどうか、自らの度量を測るいい機会だと思います。
僕はちょっと苦戦しました。
みなさんはいかがでしょうか。
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とても良かったです!水商売の勉強をしたいとは思わないけど、こんな先生たち今時いません。学校がどういう場所だったかを考え直すにはとても良い内容です。中盤からはずっと野球部の話題ばかりでそこがちょっとな・・・とは思います。
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前半部分と後半部分が別の物語のようで残念だったので、★は3個。前半部分が、やりすぎ感溢れてるけれど好き。なぜか行間で泣けてしまった一作です。
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水商売を学ぶ商業高校の話。創立に関わった主人公が家業を継ぐため、学校を離れる日から始まる。過去の10年を回想する形で物語りは進む。途中泣けました。ドラマ化とかされたけど別物と言う感じかな。
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大嘘とはわかっているものの、実際こんな高校があれば面白いと思っている時点で、かなりこの本を面白いと思っている自分がいる。
面白い。
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水商売を教える学校があってもいいじゃんという発想。ドラマ化されたらしい。設定に無理がある(笑)けどまぁいいんじゃないかな、こんな小説もたまには。
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水商売のプロを養成する商業高校。というアイデア勝ち。おもしろい。上手くことが進みすぎの感は否めないが、おもしろさでそんなのは蹴散らされます。号泣しました。(野球部のところとか特に)
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「俺、野球の本かスケベな本しか読まねえもん」と言い放った野球部のO木に読ませた本。
ただ、それだけでは終わらない。ラストはちょっと肩すかしだった。
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「農業、工業、水産業があるのに、なぜに"水商売"を教える学校がない?」という、とある役人の鶴の一声で設置された「都立水商業高校」、通称「水商」。
その設立から5,6年先のところまでを描いている話です。ヤングサンデーで連載しているマンガの原作本。マンガよりもずっと先を書いてますが。
私、マンガから先に入ったのですが、正直、この本だと途中でダレてしまって。すごく惜しかった。もっとたくさんのエピソードを混ぜてくれると良かったのですが。
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日本初の水商売専門教育を行うために設立された「東京都立水商業高等学校」
個性が強く普通の学校現場からはじかれた教師生徒たちの物語。
開校以来10年間教師を務め、家業を継ぐため田舎に帰ることになった教師田辺が、
校内を散歩しながらいままであった出来事を回想するという形で話は進んでいく
設定は奇抜だが中身はさわやか。
教師も生徒も基本的にみんないいやつで読んでくうちにみんな好きになっていき、
あっというまに読み終えてしまった。
ほのぼのする話が多いがメインエピソードである水商野球部が甲子園に出場する話では
今の高校野球に対する批判がこめられていて「そうだそうだ」と読みながらうなずいていた。
スポーツ選手をスポーツ以外のことで計るってバカバカしいよね。
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新宿歌舞伎町にある水商。田辺圭介は、十年通い慣れた道を歩いていた。彼は水商の歴史の先生だったが、別れを惜しむため学校に訪れてた。創立するための準備から合わせると12年この学校と関わってきた。今、彼の頭にはこの学校での思い出が思い出されてた・・・。
都立水商・・文部省の役人が役人がお酒の席で「世の中には、水商売と言う職業もある。『水商業学校』があってもおかしくないだろう?」と発言したのがきっかけで出来た。水商売のプロを作る高校だった。
初めての始業式は、ごく一部の志願した生徒を除いては、半ば不貞腐れた生徒だらけ。中学で落ちこぼれの烙印を押されたり、援助交際をしてた少女などの生徒だった。講師は、志願して来た高校の先生や校長や教頭と折り合いが悪く飛ばされてきた先生。民間からその道のプロが集まった人々だった。
専門科目は、「ホステス科」「マネージャー科」「バーテン科」「ソープ科」「ヘルス科」「ホスト科」「ゲイバー科」が初めに設立された。
水商売のための高校。先生と生徒は、互いに協力しあい学校を発展させていく。笑いあり感動ありの青春小説です。
これは、とっても面白かったです発想がまず凄い。ありえない!それと、官能小説のようなエッチなシーンが無いのが特徴です。女性でも読めるかな?とも思います。ま〜漫画になれば・・これは、小説としてとっても面白いのですが、お薦めしてもいいのでしょうか?ん〜悩むな〜
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頭を使わずにさらっと読んで。
そうしてちょっとだけ、笑って。
小説というよりはフラグメントのような、エピソードを積み上げまくった小気味よい、読みもの。
ちょっと野球のくだりが長くて中だるみしたけど、それは作者の思いなの?ま、いいでしょう。
ありえない設定とうまく行き過ぎのストーリーに、もうここは、素直に大口開けて笑いたい。
いいじゃん、胸張って。自信持って。
寝る前に読んでもおっけーの、さくさく読みもの。うん、よくできてる。
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都立高校で水商売のスペシャリストを作るっていうあり得ない話。
けど、あり得ないと思っていながらも、実在する場所や人物の名前がちょいちょい登場するため、「え?本当にあるわけないよね?笑」と思ってしまうほど若干リアル。サクセスストーリー過ぎるけど、その分読みやすい。
難しい本とかを読んだ後に、頭使わずサクッと軽く読みたいときにオススメ。