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茂木健一郎さんの本。脳科学に触れることができた。両眼視野闘争が面白い。それと、意識の問題が最大の焦点というところも。いつか解き明かして紹介して欲しい。
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困難だが興味深い問題に挑戦している。認識の一番最初の起点をニューロン発火という物理現象に据えて、そこから説明できる部分とグレーの部分と壁とを淡々と認めつつ、そこから一歩素直に書いているように思った。日常生活で周囲を見たり感じたりすることが少し楽しくなるかもしれません。
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色や感触を脳が感じることを、クオリアと言うらしい。
これがなければ、人はなににも感動しないのかもしれない。では、これを人工知能が感じることは可能なのか。興味深い1冊。
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僕の考えが変わりました。詳細はねもと研論文にて、という感じですが。アイデンティティとか個性を考える大きなファクターの一つになる考えが示されていました。クオリア…すごいおもしろいです!!
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まず、脳はクオリアっていうユニークな質感を感じて、それをポインタで指示する。このポインタを含めたクオリアの相互関係が「心」である、と言うようなことが書いてあったんだと思うんですが・・・難しくて・・・。それに著者も指摘しているように、「ポインタが指示する」ということは、「指示する何か(ホムンクルス)」が脳内に「存在する」ということなのか?という疑問もあります。そして、それこそが「心」なのではないかと。とすれば、これは心について書かれた本ではなく、心の材料について書かれた本であるようにも思うわけです。誤読の可能性、大いにあります。私が言えることは、「心についてはよくわからん」ということがわかった、ということだけです。
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こういう疑似科学は空かん。
真ん中までは良かったが、後半は自己満足にしか感じられなかった。科学と哲学の峻別くらいはつけようよ。
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科学としても哲学としても足を一歩ずつ踏み外している感じ
たぶん頭の良い人が読めばもっといいんだろうと思う
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茂木氏の脳科学についての入門書。
でも入門書だけど素人には難解でした。
学問の全ては哲学であることを実感させられた。
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従来まで主に人文科学で扱われていた表象の問題をいかに脳科学の観点から扱っているか気になって読んでみました。
【まとめ】
心で○○を見ている状態になるためには
1.外界の情報が眼によってとらえられる
↓
2.脳内のニューロンが発火→クオリア発生
↓
3.主観性がそれを見えるものとして採択
の3ステップをふむ必要性がある。
自然科学の論旨展開の緻密さが馴染まなくて、なかなかページが進まなかった。効き目があるということが主観性と深く結びついているのが面白いと思った。
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ジンセイにおける自己実現を果たしたとき
分かりやすく俗っぽい達成基準(ヨノナカで言う夢?)が二つ
1 ichiroと色んなカチカンとかについて語り合えるようになっている
2 プロフェッショナルに出演する
要するに、ボクのパフォーマンスとか カチカン・ビジョンについて
社会的に認知されて関心を持たれるほどにはなっていたい ということ
前置きが長くなりましたが
2つめの夢プロフェッショナルの司会者 茂木さんの一冊。
これ、かなりの良書です。オモシロい♪
脳について そしてココロについて
科学で解明したいんダ!という熱い議論が展開
いわゆる認知科学っぽいアプローチで
ココロ=脳でおきている現象
をベースにしてます
その脳でおきている現象とは
脳内物質ニューロンたちの発火の組み合わせ
から随伴する現象のこと
と定義
脳をひとつの小宇宙にみたてたかのように
そこに相対性理論に近い「マッハ理論」を適用
感覚器官から受けた信号から
脳内で表現された質感「クオリア」の光景
その光景をマウスのポインタみたいに選択する
「わたし」の主観性と指向性
この二段階の「わたしの見取り図」モデルがオモシロい
茂木さんも言ってるように
この主観性と指向性がナンなのか
これから探求すべきテーマなのでしょうね
ちょうどこのクールで愛読書「魍魎の匣」のアニメ版を見てたので
脳とか「わたし」に関してイロイロ情報や考えが
ボクの脳の中で組合わさったり弾け合ったり
読書のプロセス自体を楽しめた
この一冊が2008年の乱読納めとなったのは
とても素敵な出会いだったと思います
今年の乱読日記は75本
これだけ知識と出会えるのはスゴく幸せなコトだと思う
来年は一冊いっさつの読書に
既読の書で得た知識を組み合わせる
そんな思考の遊戯を楽しみたい
そんな風に考えてる大晦日。
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驚いた。
十年前の著書・再文庫化。
クオリアからポインタまで、拡張的に語られる、仮説の数々。
はじめは違和感があったのだけれど、最後まで行って落ち着くところに落ち着いた感じ。
どうも、自分の思考とダブる。気がするだけ?
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最近はタレント活動ばかりしていますが、実は茂木さんて頭いいんだなあという本。内容は難しくて専門的すぎて、半分ぐらいしか理解できてないです。マッハ理論てなんだ。
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モデル論・・・モデル作りの意義や意味合いを感じることが出来る一冊です。
内容としては、新たに実証されたことについてのものではなく、
脳と心を考察する上でのモデルついて語られているって感じですっ
因みに、純粋な実証系の自然科学の本だと思って読んじゃうと、がっかりすること間違いなし?
現状の自然科学の枠組みと限界に対する投げかけ的な産物です。
(そろそろ次の段階に進んでもいいんじゃないっ?的な~なんですけど、現状の自然科学では><)
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心について脳科学の視点でアプローチしている。心を科学的に解明されると私たちには夢が無くなるけど、脳科学者にとってはロマンの固まりなんだろうなと。目に見える表象がクオリアの発火によるものなどとイメージしながら生活していたら疲れそうだ。
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脳科学、特に心と脳の関係について書かれている。専門的で難しいところもあるが、丁寧に書かれていて何とか読破できた。人の「心」を科学が解き明かすのは途方もないほど遠く難しいことなんだと感じたけど、この瞬間の自分の心は脳のどういう動きによって生じているかなんて考えてみるのは結構面白い。