紙の本
個人情報保護かネットテロ対策か
2006/06/04 22:27
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダン・ブラウンは現代をテーマにした物も良い。そのことを改めて感じた作品です。
デビュー作ということで執筆時期は結構前の筈ですが、今読んでも違和感がなく、見劣りしません。
暗号やネットワークの闘いだからか。
お勧めです。
紙の本
エンセイ・タンカドって(笑。
2007/04/20 10:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去作品と比べて、どうも色々パワーダウンな感触。
と思ったらなんと処女作だそうで。
設定は面白いと思う。インタネットが世界を覆う中、情報を暗号化するというのが問題になっている昨今。でもあらゆる暗号はアメリカ安全保障局(NSA)によって解読が可能であり、テロリスト達の活動を抑制してたりする。ところが、そのNSAのスーパーコンピュータを持ってしても解読されない暗号が開発されたら。そして無差別に全世界に向けてそれが発信されてしまったら。世界が向かうのは壊滅と混沌でしかない。さあみなで解除キーを探し出して、世界を守るのだ!的設定。
他作に比べれば弱いとはいえ、ダン・ブラウン独特の疾走感や舞台設定のウマさ、その片鱗は伺える。ただまあ、それ以上でも以下でも無い作品。
蛇足だけど日本人大富豪の名前がヌマタカ、ってのはまだ許せるとして。暗号開発者の日本人、エンセイ・タンカドって名前はどうなのかとww。これでも「相当日本に対する誤解?を手直しした」、っていうような訳者の後書きに笑いましたww。
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未読。
ダン・ブラウン氏のデビュー作「Digital Fortness」の日本語版。
2006年4月4日リリース
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下巻は・・・多少内容がだれてきたかな??まだまだ最初の作品だから完成度はちょっと低いかも・・。でもおもしろかった!
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上巻のスピーディーさと迫力に比べて下巻は若干見劣りするかも??
でも、最後まで読んで損は無いと思いました。
ところで物語の中に出てくる暗号仕掛けたのは、元NASA局員の日本人、エンセイ・タンカドという設定なんですが。
エンセイ・タンカド・・・、どんな漢字を書くのか不思議です。
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今回は暗号の話。
NSA(国家安全保障局)の国家機密・スーパーコンピュータ<トランスレータ>は世界の全通信・暗号を傍受解読可能。そのためこれを知る一部の団体からは一般人のプライバシー保護の関係から猛烈に反発をくらっていた。
そんなある日、トランスレータの存在に反発を抱いていた元MSA局員エンセイ・タンカドが誰もが解読不可能な暗号ソフト「デジタル・フォートレス」を開発した。彼はトランスレータを世界に公開しなければこのソフトを世界中にばらまくという脅しをかけてきた。もしこのソフトが流通してしまえば、テロなどの通信を未然に傍受し、防ぐことがかなわなくなるかもしれない!
NSAの暗号読解課主任のスーザンを中心に、世界を脅かしかねないこの暗号ソフトの流出を防ぐために乗り込むが・・!
読んでいてもスピード感・スリルを感じ、すいすいと楽しく読めた。とっても迫力満点で面白い♪
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展開が早い時点で読めてしまったこと、がマイナス。
それでも最後まで一気に読めました。デセプションポイントと話しの流れが似ていたかも。次作に期待。
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日本での出版順ではこれが一番新しいですが、実はこれこそがダン・ブラウンの処女作なのです。
原題:DIGITAL FORTRESSがなんでパズルパレスなんだろ(・_・)
キーパースンとして日本人が登場する辺りも面白い・・・
この作品、1998年に書かれたと言うからほんと驚きです。
アメリカのIT事情は既にこんなことになっていたの?
1998年と言えば、私がパソコンをいじり始めた年。
それでも、私の年齢でこの年にパソコンをいじり始めたのは早い方なのではないかしらん・・・
と、私と比べてもせんないことですが^_^;
24とか見てても街のあちこちのライブカメラや追跡マシン、衛星電話などなど見慣れぬマシンがいくつも登場するけど、あれは作り物ではなく、現実のものなのでしょうか・・・
しかし、読み進めるにつれ、驚くべき事実が次々と露見されていきます。
今でこそ私たちの生活の中にしっかりと組み込まれているインターネットが本来どういう使用向きで開発されたかの件は度肝を抜かれました。
私などパソコンの素人、前半は専門用語にタジタジしましたが、読み進むにつれその物語の面白さに引き込まれる引き込まれる・・・・・
しかし、この本を読んでいっちばん、気になったこと・・それは固有名詞。
結構、本は読んでいる方だから、外国の方の名前もそれなりには違和感もないのだけど、今回は聞いたこともない名前が多かった・・・
日本人であるはずの暗号解読員がエンセイ・タンカド(延生 旦角?)とか、日本のソフトウエア会社社長の名前がトクゲン・ヌマタカ(徳源 沼高?)とか・・2人ともお坊さまみたい?とか思ってしまった^_^;
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国家機密機関NSAが極秘裏に保持する、世界に蔓延する全ての暗号を解読するために作られた解読マシン『トランスレータ』。テロ等を未然に防ぐための国家保安の一方で、プライバシーの侵害にも繋がってしまう。
しかし、その『トランスレータ』にですら解読できない暗号アルゴリズムを一人のプログラマー開発し、期日以内に『トランスレータ』の存在を公表しなければ、暗号アルゴリズムを世界にバラまく、と脅迫してきた。それは、『トランスレータ』の無力化を意味する。
果たして、彼の意図は? 『トランスレータ』は全世界に公表されてしまうのか? 暗号解読員、プログラマー、ソフト会社の経営者、様々な思惑と駆け引きが縦横無尽に駆け巡る、デジタル世界のサスペンス・スリラー下巻。
『時限爆弾系』のサスペンス小説によくあるラストです。もう数秒もないところで解決策が見つかり、あわや大惨事となる前に無事解決する、という、お決まりなパターン。
この小説も例外ではありませんが、如何せん不完全燃焼気味。あれだけ人の生死が関わるほどの、暗号アルゴリズム解除のためのキーの争奪戦は、結局なんだったんだろう、という感じが…
また、身近にいる理解者が全ての事件の首謀者だった、というのは、正に『ダ・ヴィンチ・コード』に取り入れられた要素の発端でもあるのでしょう。
そしてこの作品でも、ものの見事に引っかかったワタクシ。『ダ・ヴィンチ・コード』を既に読んでいたのだから、『身近にいる人』が実は犯人だ、というのが読めていたはずなのに…
読めなかったのは、理解力不足よりも、ダン・ブラウンの巧みな執筆術にあるからなのでしょう。身近にいる人は、とことん犯人像から遠ざからせる。いやはや、参りました。
上巻・下巻ともに300ページはあるものの、1〜2日で読めてしまうボリュームです。
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/22260186.html
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個人的にはダ・ヴィンチ・コードよりも面白かった。
スピード感があり、頭の中で映画さながらの画が描けることができた。
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サスペンスというより、アクションの印象が強い。好みとしては、もう少し捻りや蘊蓄があっても良かったなーという気がする。それにしても、日本人の名前くらいフツーにして欲しい…。スピード感もあり、どんでん返しが幾つか仕組まれていて(予想の範囲内のモノもあるけど)全体としては、悪くないかな。まあ、面白く読める娯楽作品としてはいいかも。
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最初の作品と言う事で、しかたが無いとは思いますが、他の作品を読んだ後は読まない方が良いかと思います。ステージが狭くストーリも甘い作品です。
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ダン・ブラウンらしい視点とキャラと設定。
なので、割りとすぐに全体の流れは読めてしまった。
でも、飽きさせる事無くラストまで持って行くあたりはさすが。
ただ、訳者の方のあとがきに
『日本に関する記述のうち、明らかに誤解されている部分は邦訳時に修正した』
とあったけど、それでも日本人から見た日本キャラの違和感はすごかったw
あたし達もあんな風に外国のひとを見てるのかなぁ、と思ってみたり。
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先が読めてしまう感じですが、デイヴィッドとウロオの追いかけっこやワームを食い止めるためのラストの時間との戦いなど、先を読みたいという気持ちにはなりました。