紙の本
少年少女のための人生読本
2016/06/14 16:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sun35510 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1937年初版、少年少女のための人生読本。
中学入学後、コペル君のネーミングが面白くて岩波文庫で初めて読んだが、
人間関係や社会の仕組み、人は如何に生きるかについて知的に語られ、
眼から鱗が落ちる感動を覚えた。
丸山真男の解説も貴重だ。
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何か心を打たれたことがあったら、よくそれを思い返して、その意味を考えることが大事。
ニュートンもリンゴが落ちたところから、それをなぜ月は落ちてこないのかというところまで考えを広げて惑星の引力と葉っぱが落ちる重力は同じ性質である万有引力の法則を考え、それを証明したことが評価されている。
つまり、なんでもない日常のことを当たり前と思わずに考えてみることが大事である。
ナポレオンは確かに偉大な英雄である。しかし、それはナポレオン法典など、フランス革命以降の新しい時代をつくるための制度に尽力したことであり、イギリスに対する通商妨害など、権力を権力として使うようになってからは尊敬できるところはない。つまり、人類の進歩の中に何か足跡を残したものが真に尊敬すべき英雄である。
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初版は1937年。
人から人へと読み継がれきた、少年少女のための人生指南本です。
自分に子どもができたら出会って欲しい一冊です。
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アメーバブログに書評を書きました
http://ameblo.jp/happysmile2you/entry-10855226510.html
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『本の本(斎藤美奈子)』で紹介されていたのを読んで、中学生でも高校生でもない私が読んでみた。中学生か高校生のときに読んでいたかった。いや、小生意気だったあのころの私には、コペル君の叔父さんが諭してくれることの意味をきちんと受け止められなかったかな。人はどうして学ぶのか、どう生きていくべきなのか、こんな歳になってしまった私に語ってくれる人はいないから、この本読んでよかった。
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素晴らしい!の一言。
丸山眞男の解説も、丸山さんらしく、深い。
子供版も早く我が子に読ませたい。
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小学生の頃から本棚に入っていたけど、読んだのはこれが初めて。
もっと早くに読んでいたら、少し学問に対する考え方が変わっていたかも。
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「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)
今日参加した輪読会の課題図書。
戦前、中高生向けに書かれたにもかかわらず、不思議と古臭さを感じない
今を生きる私たちにも、いくつかの普遍的で大切な道理を示唆してくれる良書でし
た。
宮本さん、次回も楽しみにしてます!
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昔の本だからか、表現が少しわかりにくいところもあったが、少年向けに作られた作品からか読みやすかった。ただ、内容としては薄く思う。中盤からはほとんど流し読み、後半はほとんどよまなかったが、ぱらぱらみたかんじ、あまりおもしろくなさそう。評判が高い理由がよくわからん
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http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/4/0072680.html , http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/2/3315810.html
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とても読みやすい本だった
しかしただ読みやすいだけでなく
その章ごとの深いテーマや
コペル君と叔父さんの本気の対話
なんかがありしつこくなく
しかも引き込まれるものがあった
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以前から知っていた本でしたが、タイトルに怖気づいて鄭とらなかった本です。
もっと早い時に読んでいたらと後悔しましたが、大人になった今でも心に深く残る本でした。
人間の普遍的な在り方が書いてあって、読めて良かったです。
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恥ずかしながら、20歳の今、進路に迷って友達に進められて読みました。
読んでよかったです。人間が生きていくうえで忘れてはならないことを思い出させてくれる本です。
とっても読みやすいので、小学生でも読めます。
子供にも大人にも、心の教科書としておすすめできる本だと思います。
人生にちょっと焦ったり迷ったりしたら、私はまた必ずこの本を開くと思います。
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昭和初期に書かれた少年向けの倫理本は今の時代においても普遍的な価値を持っている。仲間を大切に、生まれてきた環境で相手を蔑むことなく、育ていく主人公は、父親が望む立派な人に成長している。
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上からではなく、同じ視線に立って生きる上で大切な倫理観を伝えてくれる。時代背景と合わせて考えるとより感じるものがある。思春期に出会いたかった1冊。